Privileged Identity Manager ( 以下、 PIM) でルールの同期方法の一つの Policy Model Database ( 以下、 PMD) 環境で監査ログ (pmd_audit) をバックアップする方法について解説します。
Privileged Identity Manager: 全てのバージョン
Privileged Access Manager Server Control: 全てのバージョン
sepmdd デーモンは、初期状態で各ポリシーモデルごとの pmd.ini で下記のトークンが設定されていないため、seos.ini 内のトークンを利用しています。
これは、pmd_audit ファイルのバックアップには seos.audit ファイルと同じ方法がとられることを意味しています。
seos.ini file:
[logmgr]
audit_size
BackUp_Date
pmd_audit ファイルのみに有効な設定を行いたい場合は、 pmd.ini ファイルに以下のトークンを追加してください。
反映させるために、追加した後には sepmdd デーモンの再起動が必要です。
pmd.ini file:
[logmgr]
audit_size
BackUp_Date
これで、 sepmdd デーモンは pmd.ini のトークンに従って pmd_audit ファイルのバックアップを行います。
本KBは以下の英文 KB を翻訳し補足しました。
Article ID: 14329: How sepmdd daemon determine to take backup of pmd audit log (pmd_audit) file.