Broadcomより以下の内容のメールをいただきました。
どのような対応を実施すればよいでしょうか?
『Notification to use the latest Broadcom SCRT Product Catalog XML file』
Starting October 2024, the Broadcom SCRT Report Management submission process will
require a minimum version of the Broadcom SCRT Product Catalog XML file.
This file uniquely identifies the Broadcom products when you use the IBM Sub-Capacity
Reporting Tool (SCRT) to generate a Broadcom ISV SCRT report.
The required minimum catalog level is version 14. If you submit a report that was
generated with an earlier version, you will receive a warning.
Starting as early as November 2024, the warning will be changed to an error and
the reports will be rejected unless they are generated with the minimum catalog level of 14.
The catalog file is shipped as part of the Common Components and Services for z/OS.
You can find this file in the CAS9SCRT member of the CAW0OPTV data set.
You can obtain the latest version of this member by applying solution LU13705.
If you cannot apply the required maintenance, you can get the latest version of the
CAS9SCRT file here.
If you have any questions please contact Common Services Support.
If you need assistance, please contact Broadcom Support.
OS : z/OS
対応方法としては、以下の3つの手法となります。
方法1: CCS V15.0の出荷以降に発行されたPTFを現時点までのPTFを適用します。
最新のメンテナンスまで適用いただいた場合には、PTF:LU14236にてLU13705が吸収されております。
方法2: LU13705とその前提PTFのみを適用します。
方法3: SCRTのアナウンスメール(※)にあるCAS9SCRTをダウンロードして対応します。
z/OS上でISV-SCRTレポートを出力されている場合:
==> レポート作成用JCLのCAISCRTで指定しているprefix.CAW0OPTV(CAS9SCRT)を置換。
Windows版のSCRTツールを使用してISV-SCRTレポートを出力されている場合:
==> ダウンロードしたファイルの拡張子をxmlに変更し、レポート作成時に当該xmlファイルを指定します。
この対応を行った場合には、メインフレーム側のprefix.CAW0OPTV(CAS9SCRT)も同様にアップロードして
必ず同期を取っていただくようにしてください。
PTF:LU13705を適用すれば上書きされて更新されますが、それまで非同期を予防するためです。
(※)アナウンスメールに添付されているCAS9SCRTがダウンロードできない場合には、弊社テクニカルサポートまで
お知らせください。
反映の確認方法について:
z/OS版、Windows版のいずれかでツールでSCRTレポートのCSVファイルを作成された際に
当該ファイルの『B5セクション』に『Broadcom Product Catalog Version 15 』が表示されて
いることをご確認ください。
これで、今回の最新のCAS9SCRTのファイルが利用されていることが確認できます。