SEP マネージャ(以下 SEPM)をフェールオーバーまたは負荷分散構成とすることができる。(下記資料参照)
フェールオーバーまたは負荷分散に使う管理サーバーのインストール
資料中の「既存のサイトに追加の管理サーバーをインストールする」から、既存 SEPM のデータベース接続用の Windows 認証情報を指定するが、以下のエラーにより失敗する。
エラー11501:データベースに接続できません。正しいデータベースパラメータを入力したことと
ファイアウォールが接続を遮断していないことを確認してから再び試してください。
SEP 14.3 RU1 以降
管理サーバー設定ウィザードで「既存のサイトに追加の管理サーバーをインストール」する際、指定するデータベースサーバーへの接続情報には次のものがあります。接続先のデータベースサーバーが起動していないか、または指定している情報が接続先の状況と一致していない場合に、エラー 11501 が発生します。
SQL Server 認証の画面例:
Windows 認証の画面例:
認証の種類は、最初の SEPM をインストールした際の設定を確認し、同一のものを選択します。
データベースサーバーは接続するコンピュータ名もしくは IP アドレスですが、デフォルトでインストールされた SEPM の場合には SQLEXPRESSSYMC というインスタンス名で構成されています。接続先コンピュータ名の後に \SQLEXPRESSSYMC とつけます。接続先が SQL Server でデフォルトインスタンスの場合にはコンピュータ名(または IP アドレス)だけの指定となりますが、名前付きインスタンスをご利用の際はその後に \インスタンス名 を付けます。
SQL Server ポート番号は、デフォルトの SEPM の場合にはSymantec Endpoint Protection の通信ポートの中に「自動的にインストールされたデータベースと SEPM の間の通信」として記載されています。(デフォルトでは 2638)実際のポート番号を確認する方法は、管理サーバーのデータベースとの接続の検証にて「Microsoft SQL Server Express データベースとの通信を検証する方法」で紹介していますが、この方法は SQL Server の場合も同様です。
指定する認証情報(SQL Server や Windows のログインとパスワード)には制限もあります。Windows 認証の場合には双方の SEPM を同じ管理者アカウントにてインストールします。それ以外の詳細につきましては、SQL Server データベースの認証モードについてをご覧ください。