VMware High Availability (HA) の問題をトラブルシューティングする場合は、ログ レベルを上げると役立ちます。この記事では、Fault Domain Manager (FDM) という、vSphere 5 HA エージェントでログに記録する情報量を増やす手順を説明します。
前のバージョンの Virtual Center および vCenter Server でのログ レベルの変更については、「Enabling verbose logging for the VMware High Availability agent on ESX/ESXi hosts (1031247)」を参照してください。
注:この記事では、VMware サポートと協力して HA の問題をトラブルシューティングすることの支援を目的としています。VMware では、VMware サポートによる明確なリクエストがあった場合にのみログ レベルを変更することをお勧めしています。
ログ レベルは、クラスタ レベルまたはホスト レベルのいずれかで設定することができます。
クラスタ レベルで FDM ログのログ レベルを変更するには、vCenter Server の HA 詳細オプションを使用します。
クラスタ レベルで FDM ログを変更するには:
das.config.log.level
trivia
verbose
です。
das.config.log.maxFileNum
15 10
です。使用すべき具体的な値は、状況に応じて異なります。詳細については、『vSphere Installation and Setup guide』の「システム ログ用の十分な空き領域の提供」セクションを参照してください。 fdm.cfg
構成ファイルを編集します。デフォルトで、fdm.cfg
ファイルは /etc/opt/vmware/fdm/
にあります。 ホスト レベルで FDM ログを変更するには:
fdm.cfg
ファイルのバックアップを作成します。 fdm.cfg
ファイルを開きます。 <log>
タグを見つけます。
<log>
...
<level>verbose</level>
...
</log>
<log>
...
<level>trivia</level>
...
</log>
<log>
タグを見つけます。
<log>
...
<maxFileNum>15</maxFileNum>
...
</log>