vCenter Server パフォーマンス ロールアップ ジョブのステータスの確認
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vCenter Server パフォーマンス ロールアップ ジョブのステータスの確認

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Article ID: 344364

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VMware vCenter Server

Issue/Introduction

この記事には、vCenter Server パフォーマンス ロールアップ ジョブのステータスを確認するための手順が記載されています。

:vPostgresおよびSQL Expressデータベースを使用する環境では、ロールアップジョブは使用されません。 ストアドプロシージャは、vpxdプロセスから直接呼び出されます。

vCenter Server パフォーマンス ロールアップ ジョブのステータスを確認する必要があるのは、次の場合です。
  • メンテナンス、アップグレードなどの特定のタスクの後に、vCenter Server パフォーマンス ロールアップ ジョブが動作していることを確認する必要がある。
  • [vCenter サービス ステータス] 画面に、ジョブが実行されていないことを示す警告/アラートが vCenter Server データベースについて表示される。

:vCenter Server 5.1および5.5については、「vCenter Server 5.1および5.5にインストールされているジョブとストアドプロシージャの検証(2033096)」を参照してください。

Symptoms:

免責事項: これは英文の記事 「Checking the status of vCenter Server performance rollup jobs (2012226)」の日本語訳です。記事はベストエフォートで翻訳を進めているため、ローカライズ化コンテンツは最新情報ではない可能性があります。最新情報は英語版の記事で参照してください。


Environment

VMware vCenter Server 4.1.x
VMware vCenter Server Appliance 5.0.x
VMware VirtualCenter 2.5.x
VMware vCenter Server 4.0.x
VMware vCenter Server 5.0.x

Resolution

MS SQL Server の場合

MS SQL Server 2005/2008/2008 R2 完全版の場合、ジョブは SQL Server Agent に存在します。
 

ステータスを確認するには:
 

注: SQL Agent サービスが実行中であることを確認します。SQL Agent サービスが実行中でなければ、パフォーマンス ロールアップ ジョブは実行されません。
  1. SQL Management Studio を起動します。
  2. vCenter Server データベースが存在する SQL インスタンスに接続します。
  3. ジョブが存在する SQL Server Agent を展開します。
  4. 過去 1 日の統計ロールアップ ジョブを探します。
  5. ジョブを右クリックして、履歴の表示 をクリックします。ジョブのステータスと、スケジュールに関するその他の詳細が表示されます。
  6. 過去 1 週間ロールアップと過去 1 か月のロールアップについて手順を繰り返します。
MS SQL Server 2005/2008/2008 R2 Express Edition には、ジョブを実行する SQL Agent はありません。代わりに、VMware VirtualCenter Server サービスによって、ロールアップを直接実行するためのストアド プロシージャが呼び出されます。vpxd が実行中の場合、ストアド プロシージャを実行するための呼び出しは自動的に実行されます。

Oracle 10g および 11g の場合

SQLPLUS などのクエリ ツールがある場合、Oracle データベースに接続して次の SQL 文を実行し、ジョブの次の lastdate と nextdate を確認します:

SELECT job, to_char(last_date, 'mm/dd/yyyy hh:mi pm') lastdate,to_char(next_date, 'mm/dd/yyyy hh:mi pm') nextdate, failures, broken, what
FROM user_jobs
ORDER BY next_date;


出力は次のようになります:

JOB LASTDATE NEXTDATE FAILURES B WHAT

2 <Date> <time> 0 N begin stats_rollup1_proc; Purge_Stat1_proc; end;

3 <Date> <time> 0 N begin stats_rollup2_proc; Purge_Stat2_proc; end;

4 <Date> <time> 0 N begin stats_rollup3_proc; Purge_Stat3_proc; end;
</time></time></time>

出力にはジョブが実行された最終時刻と、そのジョブが失敗したかどうかが表示されます。Oracle では複数の失敗の後、次の実行日付がずっと将来の日付に設定されます。出力の列 B は、失敗したジョブを示します。この例では、 N (なし) の失敗したジョブが返されました。
 

DB2 v9.5 および v9.7 の場合

パフォーマンス ロールアップ ジョブが DB2 で実行されている vCenter Server データベースに存在するかどうかを確認するには:
 
  1. DB2 データベースをホストしているマシンに接続します。
  2. DB2 コントロール センターを起動します。
  3. vCenter Server データベースにデータベース ユーザーとして接続します。
  4. DB2 のコマンド エディタをコントロール センターから起動し、次の SQL 文を実行します:

    SELECT * from SYSTOOLS.ADMIN_TASK_LIST
     
  5. 次の 3 つの STATS ロールアップ ジョブが表示されることを確認します:

    * STATS_ROLLUP_JOB1_VCX
    * STATS_ROLLUP_JOB2_VCX
    * STATS_ROLLUP_JOB2_VCX


    注: これらはパフォーマンス ロールアップ ジョブです。追加のジョブが表示されることもあります。
     
  6. ジョブのステータスを確認するには、次の SQL 文を実行します:

    SELECT name, begin_time, end_time, status FROM systools.admin_task_status ORDER BY begin_time DESC;

    出力は次のように表示されます:

    NAME BEGIN_TIME END_TIME STATUS
    STATS_ROLLUP_JOB1_VCX YYYY-MM-DD-01.55.00.843000 YYYY-10-05-01.57.40.296000 COMPLETE
    STATS_ROLLUP_JOB2_VCX YYYY-10-05-01.55.00.855000 YYYY-10-05-01.56.37.407000 COMPLETE
    STATS_ROLLUP_JOB3_VCX YYYY-10-05-01.55.00.859000 YYYY-10-05-01.55.37.406000 COMPLETE


    このサンプル出力では、ジョブは正常に COMPLETE とマーク付けされました。問題が発生した場合、ステータスは FAILED と表示されます。

vCenter Server Appliance

パフォーマンス ロールアップ ジョブが DB2 で実行されている vCenter Server Appliance に存在するかどうかを確認するには:

注: このプロセスは、vCenter Server Appliance 5.0 GA 以前に適用されます。以降のバージョンの vCenter Server Appliance では PostGreSQL が使用されます。
 
  1. vCenter Server Appliance または、DB2 で実行されている vCenter Server DB をホストするその他の Linux システムへの SSH セッションを開始します。ログインを求められたら、ユーザー root とそのパスワードを使用します。vCenter Server Appliance のデフォルトのユーザー/パスワードを使用する場合:

    User: root
    Password: vmware (default)

     
  2. DB2 マネージャの現在のインスタンスに接続するには:

    VCSA-50:~ # su - db2inst1
    db2inst1@VCSA-50:~> db2

     
  3. 現在設定されている DB2 プロファイル レジストリ変数を表示するには、次のコマンドを実行します:

    db2inst1@VCSA-50:~> db2set -all
     
  4. データベースの前提条件は次のとおりです:

    db2set DB2_ATS_ENABLE_YES
    db2set DB2_SKIPINSERTED=ON
    db2set DB2_EVALUNCOMMITTED=ON
    db2set DB2_SKIPDELETED=ON

     
  5. スケジューラが有効なことを確認するには、DB2SET DB2_ATS_ENABLE が有効かどうかを確認します。
  6. スケジューラを有効にするには、次のコマンドを DB2 コマンド ウィンドウで実行します:

    db2set DB2_ATS_ENABLE=YES
     
  7. ジョブが存在することを確認するには、DB に対しクエリを実行する必要があります。次のコマンドでユーザーを db2inst1 に切り替えます:

    VCSA-50:~ # su - db2inst1
    db2inst1@VCSA-50:~> db2


    vCenter Server データベースに接続するには、次のコマンドを実行します:

    db2 => connect to VCDB

    スキーマを vCenter Server に設定するには、次のコマンドを実行します

    db2 => set schema vc
    SELECT name from SYSTOOLS.ADMIN_TASK_LIST


    次の 3 つの STATS ロールアップ ジョブが表示されることを確認します:

    * STATS_ROLLUP_JOB1_VCX
    * STATS_ROLLUP_JOB2_VCX
    * STATS_ROLLUP_JOB2_VCX


    注: これらはパフォーマンス ロールアップ ジョブです。その他の追加ジョブが表示されることもあります。
     
  8. ジョブのステータスを確認するには、次の SQL 文を実行します:

    SELECT name, begin_time, end_time, status FROM systools.admin_task_status ORDER BY begin_time DESC ;

    出力は次のように表示されます:

    NAME BEGIN_TIME END_TIME STATUS
    STATS_ROLLUP_JOB1_VCX YYYY-10-05-01.55.00.843000 YYYY-10-05-01.57.40.296000 COMPLETE
    STATS_ROLLUP_JOB2_VCX YYYY-10-05-01.55.00.855000 YYYY-10-05-01.56.37.407000 COMPLETE
    STATS_ROLLUP_JOB3_VCX YYYY-10-05-01.55.00.859000 YYYY-10-05-01.55.37.406000 COMPLETE


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