proxy.xml で構成されたポートを変更するには:
ESX
- サービス コンソールへログインし、root 権限を取得します。
- /etc/vmware/hostd/ ディレクトリに変更します。
- proxy.xml ファイルをテキスト エディタで編集し、次のタグを <ConfigRoot> タグの下に追加します:
<httpPort>xx</httpPort>
<httpsPort>xxx</httpsPort>
ここでは、xx は HTTP トラフィックで使用するポート、xxx は HTTPS トラフィックで使用するポートとなります。
例: ポート 8080 を HTTP 接続用のポート、8081 を HTTPS 接続用のポートとして構成する場合は、次の 2 行を追加します:
<httpPort>8080</httpPort>
<httpsPort>8081</httpsPort>
- 次のコマンドを入力し、vmware-hostd プロセスを再起動します:
service mgmt-vmware restart
ESXi
- vifs コマンドを実行し、編集する proxy.xml ファイルのコピーを取得します:
- Linux システムの場合は、次のコマンドを使用します:
vifs --server <hostname<I>> --username <username<I>> --get /host/proxy.xml <local_directory_path<I>>/proxy.xml
- Windows システムの場合は、次のコマンドを使用します:
vifs --server <hostname<I>> --username <username<I>> --get /host/proxy.xml <local_directory_path<I>>\proxy.xml
- proxy.xml ファイルをテキスト エディタで編集し、次のタグを <ConfigRoot> タグの下に追加します:
<httpPort>xx</httpPort>
<httpsPort>xxx</httpsPort>
ここでは、xx は HTTP トラフィックで使用するポート、xxx は HTTPS トラフィックで使用するポートとなります。
例: ポート 8080 を http 接続用のポート、8081 を https 接続用のポートとして構成する場合は、次の 2 行を追加します:
<httpPort>8080</httpPort>
<httpsPort>8081</httpsPort>
- vifs コマンドを実行し、proxy.xml ファイルを ESXi ホストに戻します:
- Linux システムの場合は、次のコマンドを使用します:
vifs --server <hostname> --username <username> --put <local_directory_path>/proxy.xml /host/proxy.xml
- Windows システムの場合は、次のコマンドを使用します:
vifs --server <hostname> --username <username> --put <local_directory_path>\proxy.xml /host/proxy.xml
注:
- vifs コマンドを使用するには、CLI がインストールされている Workstation に、リモート CLI アプリケーションをインストールしておく必要があります。VMware ダウンロード センターから vSphere Management Assistant (vMA)をダウンロードできます。
- vSphere 5.0 の場合、プロキシ ポートを変更すると、新しいポートが ESXi ファイアウォールを通過できません。ファイアウォール ポートの変更方法の詳細については、『vSphere セキュリティ ガイド』 を参照してください。
- ESXi 5.0 ファイアウォールに変更を加えても、現在は再起動後に維持されません。
- 直接コンソールを通じた 管理エージェントの再起動 操作を使用し、hostd を再起動します。
クライアント構成ファイルで vSphere Client に構成されたポートを変更するには:
- vSphere Client がインストールされているシステム上で、VpxClient.exe.config クライアント構成ファイルをテキスト エディタで編集します。デフォルトで、このファイルは C:\Program Files\VMware\Infrastructure\Virtual Infrastructure Client\Launcher\ にあります。
- ファイル内の次の行を編集し、HTTP および HTTPS ポートを変更します:
<add key = "protocolports" value = "https:443;http:80:" />
例: HTTP ポートを 8080 に、HTTPS ポートを 8081 に変更するには、行を次のように変更します:
<add key = "protocolports" value = "https:8081;http:8080" />
vSphere Client 構成ファイルを編集するのではなく、IP アドレス / 名前 テキスト ボックスで <servername>:<https_port_number> と入力することで、vSphere Client のログイン画面で HTTPS ポートを指定することもできます。
注: TCP/UDP ポートについての詳細は、vCenter Server、ESX ホストおよびその他のネットワーク コンポーネントへのアクセスに必要な TCP および UDP(1012382)(TCP and UDP Ports required to access vCenter Server, ESX hosts, and other network components (1012382))を参照してください。