vSphere Client が使用するポートを変更し、ESX/ESXi ホストへ直接接続する
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vSphere Client が使用するポートを変更し、ESX/ESXi ホストへ直接接続する

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Article ID: 344187

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VMware vSphere ESXi

Issue/Introduction

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免責事項: これは英文の記事Changing the port used by the vSphere Client to connect directly to the ESX/ESXi host (1021199)の日本語訳です。

記事はベストエフォートで翻訳を進めているため、ローカライズ化コンテンツは最新情報ではない可能性があります。

最新情報は英語版の記事で参照してください。


デフォルトでは、vSphere Client は HTTP ポート 80 および HTTPS ポート 443 を使用して ESX/ESXi ホストと通信しています。これらのポートを次の方法で変更することができます。

  • ホスト上の proxy.xml で構成されたポートを変更します。
  • vSphere Client に構成されたポートを変更します。


Environment

VMware vSphere ESXi 5.0
VMware ESX 4.0.x
VMware ESXi 4.0.x Installable
VMware ESX 4.1.x
VMware ESXi 4.1.x Installable
VMware ESXi 4.0.x Embedded
VMware ESXi 4.1.x Embedded

Resolution

proxy.xml で構成されたポートを変更するには:

ESX

  1. サービス コンソールへログインし、root 権限を取得します。
  2. /etc/vmware/hostd/ ディレクトリに変更します。
  3. proxy.xml ファイルをテキスト エディタで編集し、次のタグを <ConfigRoot> タグの下に追加します:

<httpPort>xx</httpPort>
<httpsPort>xxx</httpsPort>

ここでは、xx は HTTP トラフィックで使用するポート、xxx は HTTPS トラフィックで使用するポートとなります。

: ポート 8080 を HTTP 接続用のポート、8081 を HTTPS 接続用のポートとして構成する場合は、次の 2 行を追加します:

<httpPort>8080</httpPort>
<httpsPort>8081</httpsPort>

  1. 次のコマンドを入力し、vmware-hostd プロセスを再起動します:

service mgmt-vmware restart

ESXi

  1. vifs コマンドを実行し、編集する proxy.xml ファイルのコピーを取得します:

    • Linux システムの場合は、次のコマンドを使用します:

      vifs --server <hostname<I>> --username <username<I>> --get /host/proxy.xml <local_directory_path<I>>/proxy.xml

    • Windows システムの場合は、次のコマンドを使用します:

      vifs --server <hostname<I>> --username <username<I>> --get /host/proxy.xml <local_directory_path<I>>\proxy.xml
  2. proxy.xml ファイルをテキスト エディタで編集し、次のタグを <ConfigRoot> タグの下に追加します:

    <httpPort>xx</httpPort>
    <httpsPort>xxx</httpsPort>

    ここでは、xx は HTTP トラフィックで使用するポート、xxx は HTTPS トラフィックで使用するポートとなります。

    : ポート 8080 を http 接続用のポート、8081 を https 接続用のポートとして構成する場合は、次の 2 行を追加します:

    <httpPort>8080</httpPort>
    <httpsPort>8081</httpsPort>

  3. vifs コマンドを実行し、proxy.xml ファイルを ESXi ホストに戻します:

    • Linux システムの場合は、次のコマンドを使用します:

      vifs --server <hostname> --username <username> --put <local_directory_path>/proxy.xml /host/proxy.xml

    • Windows システムの場合は、次のコマンドを使用します:

      vifs --server <hostname> --username <username> --put <local_directory_path>\proxy.xml /host/proxy.xml

    • vifs コマンドを使用するには、CLI がインストールされている Workstation に、リモート CLI アプリケーションをインストールしておく必要があります。VMware ダウンロード センターから vSphere Management Assistant (vMA)をダウンロードできます。
    • vSphere 5.0 の場合、プロキシ ポートを変更すると、新しいポートが ESXi ファイアウォールを通過できません。ファイアウォール ポートの変更方法の詳細については、『vSphere セキュリティ ガイド』 を参照してください。
    • ESXi 5.0 ファイアウォールに変更を加えても、現在は再起動後に維持されません。

  1. 直接コンソールを通じた 管理エージェントの再起動 操作を使用し、hostd を再起動します。

クライアント構成ファイルで vSphere Client に構成されたポートを変更するには:

  1. vSphere Client がインストールされているシステム上で、VpxClient.exe.config クライアント構成ファイルをテキスト エディタで編集します。デフォルトで、このファイルは C:\Program Files\VMware\Infrastructure\Virtual Infrastructure Client\Launcher\ にあります。
  2. ファイル内の次の行を編集し、HTTP および HTTPS ポートを変更します:

    <add key = "protocolports" value = "https:443;http:80:" />

: HTTP ポートを 8080 に、HTTPS ポートを 8081 に変更するには、行を次のように変更します:

<add key = "protocolports" value = "https:8081;http:8080" />

vSphere Client 構成ファイルを編集するのではなく、IP アドレス / 名前 テキスト ボックスで <servername>:<https_port_number> と入力することで、vSphere Client のログイン画面で HTTPS ポートを指定することもできます。

: TCP/UDP ポートについての詳細は、vCenter Server、ESX ホストおよびその他のネットワーク コンポーネントへのアクセスに必要な TCP および UDP(1012382)(TCP and UDP Ports required to access vCenter Server, ESX hosts, and other network components (1012382))を参照してください。


Additional Information

Changing the port used by the vSphere Client to connect directly to the ESX/ESXi host