これは、VMware ESXi、Workstation、および Fusion に影響する既知の問題です。
この問題を解決するには、ベンダーに問い合わせて、使用しているハードウェアの更新済み BIOS を請求し、関連する Intel の正誤表のリファレンスを提供してください。
注:前述のリンクは 2014 年 7 月 11 日時点のものです。リンクが切れているのに気づいた場合はご連絡ください。VMware の担当者がリンクを更新します。
プラットフォームで使用可能な BIOS の更新がない場合は、次のいずれかのオプションを使用してください。
アップグレード:
この問題は、次のリリースで解決されています。
注:ハードウェア MMU モードのメンテナンスはホストの処理パワーの低下を防ぐのに役立つため、前述の解決策が優先されます。
ソフトウェア MMU:
BIOS の更新が使用可能でない場合にこの問題を回避するには、該当するホスト上の仮想マシンの MMU モードをソフトウェアに変更します。
注:ソフトウェア MMU モードを使用すると、パフォーマンスに悪影響を与える可能性があります。できる限り、BIOS のソリューションを使用してください。
該当するホスト上の仮想マシンの MMU モードをソフトウェアに変更するには:
- Tech Support モードを使用して ESXi ホストにログインします。詳細については、「ESXi 4.1、ESXi 5.x および ESXi 6.0 での Tech Support モードの使用 (2053295)」を参照してください。
- テキスト エディタを使用して /etc/vmware/config ファイルを開き、次の行を追加します。
monitor.virtual_mmu = "software"
- 仮想マシンを再起動するか、別のホストに移行します。
仮想マシンのいずれかの .vmx
ファイルで monitor.virtual_mmu
が設定されている場合は、次の追加のアクションも実行します。
monitor.virtual_mmu
の値がある場合はすべて、仮想マシンの .vmx
ファイルから削除します。
あるいは、次の PowerCLI スクリプトを使用して、すべての仮想マシンを変更します。
Get-VM | Get-View | foreach {
$spec = New-Object VMware.Vim.VirtualMachineConfigSpec
$spec.flags = New-Object VMware.Vim.VirtualMachineFlagInfo
$spec.flags.virtualMMuUsage = "off"
$spec.flags.virtualExecUsage = "hvOn"
$taskMoRef = $_.ReconfigVM_Task($spec)
}
- すべての仮想マシンの電源を入れ直すか、
/etc/vmware/config
ファイルに monitor.virtual_mmu = software
設定が追加されているホストへの vMotion 移行を実行します。