2 つの仮想マシンの間でネットワーク経由のシリアル ポート通信を構成するには、vCenter Server を起動して次の手順を実行します。
注:ESXi ホストには Enterprise 以上のライセンスが必要です。
- 仮想マシンをパワー オフします。
- 仮想マシンを右クリックし、設定の編集 を選択します。
- [ハードウェア] タブで、追加 をクリックします。
- シリアル ポート を選択し、次へ をクリックします。
- ネットワーク経由で接続 をクリックします。
- サーバ をクリックします。
- ポート URI フィールドに、次の形式で URI (Uniform Resource Identifier) を入力します。
protocol://host:port
例:
tcp://xxx.xxx.xxx.xxx:5480
ここで
host は、ESX/ESXi のホスト名または IP アドレスです。
port は、ESX/ESXi ホストの任意の未使用ポートです。
protocol は、接続で使用されるプロトコルです。次のいずれかを設定できます。
- tcp - 暗号化されない TCP 接続 (IPv4 または IPv6)
- tcp4 - 暗号化されない TCP 接続 (IPv4 のみ)
- tcp6 - 暗号化されない TCP 接続 (IPv6 のみ)
- ssl - tcp+ssl と同等
- tcp+ssl - 暗号化される、TCP を介した SSL
- tcp4+ssl - IPv4 の TCP を介した SSL
- tcp6+ssl - IPv6 の TCP を介した SSL
- telnet - TCP を介した telnet。仮想マシンとリモート システムでは、リモート システムが telnet 認証オプションをサポートする場合、ネゴシエートして SSL を使用できます。そのオプションがサポートされない場合、接続では暗号化されないテキスト(プレーン テキスト)を使用します。
- telnet - TCP を介した SSL 上の telnet。この場合は、SSL ネゴシエーションが直ちに開始され、telnet 認証オプションを使用できません。
- 2 番目の仮想マシンで上の手順を繰り返します。ネットワーク経由で接続 画面が表示されたら、仮想マシンの クライアント を選択します。
注: ESXi/ESX ホストの直接 URI に対して仮想シリアル ポートが構成されている場合、この仮想マシンの vMotion が失敗します。