この記事には、VMware Fusion の仮想マシンで使用できるネットワーク オプションの詳細が記載されています。
注: この記事には、ネットワーク タイプへの参照のみが記載され、トラブルシューティングまたは構成手順については記載されていません。
免責事項: これは英文の記事 「Understanding networking types in VMware Fusion (1022264)」の日本語訳です。記事はベストエフォートで翻訳を進めているため、ローカライズ化コンテンツは最新情報ではない可能性があります。最新情報は英語版の記事で参照してください。
仮想マシンで使用可能なネットワークのタイプは 3 つあります。 各タイプで使用法、動作、機能が異なります。
警告: 誤ったネットワーク タイプまたは構成設定を使用すると、予期しない動作が起こる場合があります。
Mac がイーサネット、無線、または FireWire ネットワーク上にある場合、仮想マシンからこれらのネットワークにアクセスできるようにするには、通常、ブリッジ ネットワークが最も簡単な方法です。 ブリッジ ネットワークを使用すると、仮想マシンは、Mac と同じ物理イーサネット ネットワーク上に追加のコンピュータとして表示されます。
ブリッジ ネットワークを使用する仮想マシンは、ブリッジ先のネットワークで使用できるすべてのサービス(ファイル サーバ、プリンタ、ゲートウェイを含む)を使用できます。 同様に、ブリッジ ネットワークを使用して構成されたすべての物理ホストまたは他の仮想マシンも、その仮想マシンが同じネットワーク上の物理コンピュータであるかのように、その仮想マシンのリソースを使用できます。
ブリッジ ネットワーク アダプタは vmnet0
と呼ばれます。 Fusion 3.x 以降では、このネットワーク アダプタは vmnet-bridge
および vmnet-netifup
サービスを使用します。
このタイプのネットワーク接続を使用する場合、仮想マシンは仮想プライベート ネットワーク上の Mac に接続されます。通常、この Mac の外側にこの仮想マシンは表示されません。 同じ Mac 上でホスト オンリー ネットワークを使用して構成された複数の仮想マシンは、同じネットワーク上にあり、互いの仮想マシンを表示できます。
ホスト オンリー ネットワーク アダプタは vmnet1
と呼ばれます。 Fusion 3.x 以降では、このネットワーク アダプタは vmnet-dhcpd
サービスを使用します。
Mac のダイヤルアップ ネットワーク接続を使用して仮想マシンをインターネットまたは他の TCP/IP ネットワークに接続する場合や、仮想マシンに Mac のネットワーク上の IP アドレスを付与できない場合、これが、仮想マシンからこれらのネットワークにアクセスできるようにする、最も簡単な方法になる場合があります。 また、これによって、仮想マシンは Mac が接続された VPN にアクセスすることもできます。
仮想マシンには、外部ネットワーク上の独自の IP アドレスがありません。 代わりに、Mac 上に独立したプライベート ネットワークがセットアップされています。 仮想マシンはそのネットワーク上のアドレスを VMware の仮想 DHCP サーバから取得します。 仮想マシンが接続を開始しない限り、Mac 以外のどのコンピュータまたは Web サイトもこの仮想マシンに直接アクセスすることはできません。
NAT ネットワーク アダプタは vmnet8
と呼ばれます。 Fusion 3.x 以降では、このネットワーク アダプタは vmnet-natd
、vmnet-dhcpd
および vmnet-netifup
サービスを使用します。
ネットワーク タイプを変更または構成するには、『VMware Fusion Help Guide』の「Connect and Set Up the Network Adapter 」を参照してください。
関連する情報については、次の項目を参照してください。
Understanding networking types in VMware Fusion