ESXi の管理エージェントの再起動
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ESXi の管理エージェントの再起動

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Article ID: 343948

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VMware vSphere ESXi

Issue/Introduction

ESXi の接続の問題をトラブルシューティングするため、ESXi ホスト上の管理エージェントを再起動します。

警告:LACP が vSAN ネットワークで構成されている場合は、管理エージェントを vSAN を実行している ESXi ホストで再起動しないでください。
  • 管理エージェントを再起動すると、再起動時に ESXi ホストで実行されているタスクが影響を受ける場合があります。
  • ホスト デーモン hostd サービスまたは services.sh を再起動する前に、ストレージの問題がないかどうかを確認します。



Symptoms:
免責事項:これは英文の記事「Restarting the Management agents in ESXi (1003490)」の日本語訳です。記事はベストエフォートで翻訳を進めているため、ローカライズ化コンテンツは最新情報ではない可能性があります。最新情報は英語版の記事で参照してください。

  • ESXi ホストに直接接続できないか、vCenter Server で管理できない。
  • vCenter Server に次のエラーが表示される:

    エージェントがホストから仮想マシン作成オプションを取得できないため、仮想マシン作成に失敗することがあります(Virtual machine creation may fail because agent is unable to retrieve VM creation options from the host)



Environment

VMware vSphere ESXi 6.0
VMware vSphere ESXi 5.0
VMware ESXi 4.1.x Installable
VMware vSphere ESXi 5.1
VMware ESXi 4.1.x Embedded
VMware vSphere ESXi 6.5
VMware vSphere ESXi 5.5

Resolution

ダイレクト コンソール ユーザー インターフェイス (DCUI) から ESXi の管理エージェントを再起動する:

  1. ESXi ホストのコンソールに接続します。
  2. F2 キーを押してシステムをカスタマイズします。
  3. root としてログインします。
  4. 上/下矢印を使用して、[トラブルシューティング オプション] > [管理エージェントの再起動] に移動します。
  5. Enter キーを押します。
  6. F11 キーを押してサービスを再起動します。
  7. サービスが再起動したら、Enter キーを押します。
  8. Esc キーを押してログアウトします。

ESXi Shell または Secure Shell (SSH) から ESXi の管理エージェントを再起動する:
  1. ESXi Shell または SSH に root としてログインします。

    ESXi Shell または SSH を有効にする方法については、Using ESXi Shell in ESXi 5.x and 6.x (2004746)を参照してください。

  2. 次のコマンドを使用して、ESXi ホスト デーモンと vCenter Agent サービスを再起動します。

    /etc/init.d/hostd restart

    /etc/init.d/vpxa restart
:ESXi 4.x で、次のコマンドを実行して vpxa エージェントを再起動します。

service vmware-vpxa restart

または:
  • 特定の VMkernel インターフェイス(デフォルトで vmk0)で管理ネットワークをリセットするには、次のコマンドを実行します。

    esxcli network ip interface set -e false -i vmk0; esxcli network ip interface set -e true -i vmk0

    :2 つのコマンドの間にセミコロン (;) を使用すると、VMkernel インターフェイスが無効になり、続いて再度有効になります。管理インターフェイスが vmk0 で実行されていない場合は、使用する VMkernel インターフェイスに応じて上記のコマンドを変更します。

  • ホスト上のすべての管理エージェントを再起動するには、次のコマンドを実行します。

    services.sh restart
注意
  • LACP が構成済みで有効になっている場合は、services.sh コマンドを使用して管理サービスを再起動しないでください。その代わりに、/etc/init.d/module restart 再起動コマンドを使用して、独立したサービスを再起動します。
  • 問題が解決されず、services.sh スクリプトの一部であるすべてのサービスを再起動している場合は、スクリプトを実行する前にダウンタイムを取ります。
  • 環境内に NSX が構成されている場合は、ESXi ホスト上のすべてのサービスが再起動されてしまうので、/sbin/services.sh restart コマンドを実行しないでください。ESXi ホストで管理エージェントを再起動する必要がある場合は、vpxa、host.d、および fdm を個別に再起動します。また、管理エージェントごとの再起動が機能しないために /sbin/services.sh restart コマンドを実行する必要がある場合も、すべての仮想マシンを ESXi ホストから移行し、可能であればホストをメンテナンス モードにします。

    NSX for vSphere が ESXi ホストにインストールされているかどうか不明な場合は、次のコマンドを実行して確認します。

    esxcli software vib list --rebooting-image | grep esx-*

    NSX が ESX ホストにインストールされているかどうかを確認するには、次の VIB を探します。

    esx-vsip
    esx-vxlan




Additional Information

この記事の翻訳バージョンについては、次を参照してください。
Determining whether virtual machines are configured to autostart
Troubleshooting vmware-hostd service if it fails or stops responding on an ESX/ESXi host
Restarting hostd (mgmt-vmware) on ESX hosts restarts hosted virtual machines where virtual machine Startup/Shutdown is enabled
Restarting the Management agents in ESXi
Service mgmt-vmware restart may not restart hostd in ESX/ESXi
Troubleshooting the vCenter Server Agent when it does not start
Collecting information about tasks in VMware ESXi/ESX
Collecting diagnostic information for VMware ESX/ESXi