この問題は、次の 3 つの異なる問題のうち、いずれかが原因となって発生する可能性があります。
問題 1
仮想マシンに関連付けられている .vmx
ファイルが破損しています。
新しい .vmx
ファイルを作成するには:
- 新規のカスタム仮想マシンを作成します。
- ウィザードでは、新規の仮想ディスクを作成せずに [既存のディスクを使用] を選択します。
- 仮想マシンの仮想ディスクの場所を参照します。
- ウィザードを終了します。
- 可能な場合、元の MAC アドレスのエントリをコピーするには、元の
.vmx
ファイルを確認しながら新しいファイルを編集します。これは、仮想マシンのオペレーティング システムのライセンス スキーマが MAC アドレスの変更によって影響を受ける場合に必要な場合があります。次のような行を探します。
ethernetN.address = "xx:xx:xx:xx:xx:xx"
問題 2
この問題には、ESXi/ESX ホストで応答を停止した
hostd
プロセスと同じように対応します。詳細については、「
ESX および ESXi ホストでの管理エージェントの再起動 (1037058)」を参照してください。
この問題は、ESXi/ESX ホストに仮想マシン構成を再ロードすることによって解決することもできます。仮想マシン構成を再ロードするには、ホストの SSH セッションで以下のコマンドを実行します。
vmware-vim-cmd vmsvc/getallvms
(仮想マシンの
vmid
を書き留めます)
vmware-vim-cmd vmsvc/reload vmid
ESXi では、
vim-cmd
を
vmware-vim-cmd
に置き換えます。
注:この記事の手順を試みても問題が解決しない場合は、次の操作を実行してください。
問題 3
ESXi/ESX ホストのメモリ使用量は、仮想マシンによって消費されるメモリの合計と、リソース プールに割り当てられているメモリで構成されます。
vCenter Server で仮想マシンをハイライト表示し、[リソース割り当て] タブに移動し、[ホスト メモリ] の [消費済み] の値を見ると、メモリ予約が考慮されていないことがわかります。
仮想マシンをパワーオンするには、関連付けられているリソース プールでメモリ予約を減らします。
- リソース プールを右クリックし、[設定の編集] をクリックします。
- [メモリ リソース] 表示枠ペインで、メモリ予約を減らします。
- 仮想マシンをパワーオンします。
これでも仮想マシンがパワーオンしない場合は、以下の手順で仮想マシン自体のメモリ予約を確認します。
- 仮想マシンを右クリックして、[設定の編集] をクリックします。
- [リソース] タブに移動し、[メモリ] を選択して、必要に応じて予約を減らします。
注: リソース プールの詳細については、『
vCenter Server and Host Management Guide』を参照してください。