注:この記事は、Linux システムの管理スキルにある程度精通していることを前提としています。
この記事で言及されているユーティリティの詳しい説明については、「
Linux documentation」を参照してください。
注:
このリンクは、2015 年 5 月 19 日時点のものです。リンクが切れている場合はフィードバックをお寄せください。VMware の担当者がリンクを更新します。
既存の Linux 仮想マシンの新しい仮想ディスクを作成するには、次の手順を実行します。
- Linux 仮想マシンに root としてログインします。
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次のコマンドを実行し、sdx エントリを書き留めます。
ls /dev/sd*
- vSphere Client を使用して vCenter Server にログインします。
- vSphere Client インベントリで仮想マシンを右クリックし、[設定の編集] を選択します。
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[ハードウェア] タブ、[追加] の順にクリックします。
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[ハード ディスク]、[次へ] をクリックします。
- ウィザードを完了します。
- Linux 仮想マシンを再起動します。
- root ユーザーの認証情報を使用してログインします。
- コマンド ls /dev/sd* を実行すると、新しいエントリが返されます。
- 手順 10 からの新しい sdx を使用して、新しいディスクに ext3 ファイル システムを作成します。
mkfs -t ext3 /dev/sdx
いずれかのパーティションではなく、デバイス全体でこの操作を実行しようとしていることについて警告が表示される場合があります。意図したサイズの単一の仮想ディスクを作成したことになるため、それは正しい警告です。この場合は、正しいデバイスが指定されていることが前提です。
注意:正しいデバイスを選択したことを確認してください。操作を元に戻すことはできません。
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fdisk コマンドを実行し、作成したディスクが存在していることを確認します。
fdisk -l
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次のコマンドを実行し、新しいディスクのマウント ポイントを作成します。
mkdir / New_Directory_Name
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次のコマンドを実行し、現在の /etc/fstab を表示します。
cat /etc/fstab
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テキスト エディタを使用して fstab を編集し、次の行を追加してディスクを /etc/fstab に追加し、再起動しても利用可能となるようにします。
/dev/sdb / New_Directory_Name ext3 defaults 1 3
注:任意の Linux テキスト エディタでを使用します。
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Linux 仮想マシンを再起動します。これで、新しいディスクが使用可能になります。