VDP 6.1 Import Export ユーティリティを使用して Migrating VMware vSphere Data Protection (VDP) 5.8 および 6.0 をバージョン 6.1 に移行する
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VDP 6.1 Import Export ユーティリティを使用して Migrating VMware vSphere Data Protection (VDP) 5.8 および 6.0 をバージョン 6.1 に移行する

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Article ID: 343064

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VMware vSphere ESXi

Issue/Introduction

VMware vSphere Data Protection (VDP) 6.1 は、Suse Linux Enterprise Server (SLES) バージョン 11 SP3 に基づいています。前のバージョンの VDP アプライアンスは SLES11 SP1 に基づいているため、また VDP 6.1 は SLES11 SP3 を必要とするため、VDP を 6.1 にアップグレードする前に既存の VDP アプライアンス オペレーティング システムをアップグレードすることが論理的なアップグレード パスとなります。ただし、Novell は、SLES SP1 から SP3 へのインプレース アップグレードをサポートしていません。

VDP 6.1 へのこのアップグレード プロセスのため、以前の VDP 構成、メタデータ、およびジョブ情報を、VDP 6.1 アプライアンスの新しいインスタンスにすべて転送する必要があります。VDP 6.1 には、前の VDP 構成およびメタデータ情報をアップグレード済みのバージョン 6.1 に自動処理して移行する機能が用意されています。これは、VDP 6.0.x および VDP 5.8.x バージョンから VDP 6.1 への移行にのみ適用されます。また、お使いの 6.0.x および 5.8.x VDP バージョンから VDP 6.1 への移行で使用可能なオプションと手順について説明します。

Symptoms:

免責事項: これは英文の記事 「Migrating VMware vSphere Data Protection (VDP) 5.8 and 6.0 to version 6.1 with the VDP 6.1 Import Export utility (2127665)」の日本語訳です。記事はベストエフォートで翻訳を進めているため、ローカライズ化コンテンツは最新情報ではない可能性があります。最新情報は英語版の記事で参照してください。


Environment

VMware vSphere Data Protection 6.0.x
VMware vSphere Data Protection 5.8.x
VMware vSphere Data Protection 6.1.x

Resolution

パートナー ソリューションの名前:

VMware vSphere Data Protection (VDP) 6.1

サポート対象のソフトウェア:

VMware vSphere Data Protection (VDP) 6.1 は、ディスクベースのバックアップおよびリカバリ ソリューションで、EMC ソフトウェアを採用しています。これにより、バックアップ データが凝縮されて効率的な方法で格納されるとともに、バックアップおよびリストアの機能が実現します。VDP は VMware vCenter Server に統合され、これによりバックアップおよびリストアの全アクティビティを効率的に一元管理できるようになります。

VDP 6.1 は、最新バージョンの vSphere 5.5 および 6.0 で機能します。VDP 6.1 の相互運用性については、「VMware interoperability matrix」を参照してください。VDP 6.1 のインストールについては、『VDP 6.1 Administration Guide』を参照してください。

:VDP 6.1 は ESXi 5.1 をサポートしており、VMware vCenter Server 5.1 はサポートしていません。

サポート情報:

詳細については、「VMware vSphere Data Protection Release 6.1」を参照してください。

VMware vSphere Data Protection は、「Download VMware vSphere Data Protection 6.1」からダウンロードできるように用意されています。

VDP 6.1 アップグレードのインストール

VDP 6.1 のアップグレード手順は異なり、.OVA から新たに VDP 6.1 アプライアンスをフレッシュ デプロイする必要があります。アップグレード ISO はありません。

この VDP 6.1 のデプロイ中に、既存の VDP 構成データを新しいアプライアンスに移行するための構成オプション 2 つのうち 1 つを選択します。この選択は、バックアップ ターゲットに使用しているのが VDP GSAN か EMC Data Domain かによって異なります。いずれかの手順が、プロセスの vCenter 登録画面に表示され、[ストレージの構成] 画面から開始します。

:VDP のデプロイの詳細については、『VDP 6.1 administration Guide』の「VDP のインストール」セクションを参照してください。

VDP 構成データのアップグレード オプション:

構成データをインポートするオプションは 2 つあります。

  • VDP 6.1 初期構成の VDP 移行オプション:VDP のバックエンド ストレージとしてネイティブ VDP ストレージ (GSAN) を使用しています。
  • Data Domain からのチェックポイント リストア:VDP に接続した EMC ドメイン (DD) があり、それを VDP バックアップを格納するためのバックアップ ターゲットとして使用します。

VDP 6.1 初期構成の VDP 移行オプション:

ネイティブ VDP ストレージ (GSAN) をバックアップ ターゲットとして使用している場合にこのオプションを使用すると、自動的に構成データがインポートされます。これには次のようなメリットがあります。

  • VDP 6.1 には前の VDP 構成、メタデータ、ジョブ、リストア ポイント データを新しい VDP 6.1 アプライアンスに自動的に移行する方法が用意されているため、シンプルで使いやすく、手動での手順がありません。
  • この手順に必要な認証情報は、前のバージョンの VDP へのアクセスに使用していたもののみです。
  • 前のバージョンの VDP で使用されていたディスクが既存の VDP ディスク インポート機能を使用してインポートされるため、移行で追加領域が必要となることはありません。
サポート マトリックス:移行オプションでサポートされる VDP のバージョン:


移行元6.1 への移行
VDP/VDPA 5.1 .x いいえ
VDP/VDPA 5.5.x いいえ
VDP/VDPA/Replication ターゲット ID 5.8.x はい
VDP 6.0.x はい

前提条件:
VDP6.1 OVF テンプレートを正常にデプロイしておく必要があります。そうすると、初期構成が開始されます。前の VDP バージョンの一貫した状態を保持するには、移行する前に、旧バージョンで次の手順を実行する必要があります。
  1. バックアップ、バックアップの検証、およびレプリケーションのジョブをすべて無効にします。
  2. 実行中のバックアップ、バックアップの検証、およびレプリケーションのジョブがないようにしてください。
  3. 実行中のメンテナンス アクティビティがないことを確認します。
  4. 移行手順を開始する前に、整合性チェックポイントを作成します。

新しい VDP 6.1 アプライアンスに適切なアクセス権があることを確認するには、次の手順を実行します。

  1. 新しい 6.1 VDP を、前のバージョンの VDP で使用していたのと同じ vCenter に登録します。
  2. 新しい 6.1 VDP に、古い VDP のデータ ディスクを含むデータストアへのアクセス権があることを確認します。
移行の開始:

新しい VDP の初期構成プロセスの [ストレージの作成] ページから開始し、次の手順を実行します。

  1. 新しい VDP で、VDP 初期構成ウィザードを開始します。
  2. [ようこそ] から [vCenter の登録] の各ページの必須項目に、正しい情報を入力します。
  3. [ストレージの作成] ページで、次の手順を実行します。
    1. [VDP の移行] ラジオ ボタンを選択します。
    2. 次のフィールドを指定します。
      • ソース VDP ホスト名:古い VDP アプライアンスの FQDN または IP アドレスを入力します。(FQDN を使用できるのは IPv6 の場合のみです)
      • パスワード:古い VDP アプライアンスの root ユーザーのパスワードを入力します。


    3. [認証の確認] をクリックし、認証に成功したことを確認します。次に、OK をクリックします。


    4. [次へ] をクリックします。

    5. 警告メッセージ ボックス(VDP ではソース VDP の VDP HOSTNAME または IP がシャットダウンされます。続行しますか?[はい] をクリックします。


  4. [VDP の移行] ページで、次の手順を実行します。
    1. 進捗バーが順調に進んでいること、およびログ メッセージには移行の各段階で適切な完了状況が表示されていることを確認します。

    2. ソース VDP からのデータ移行が成功したというメッセージが表示されたら、OK をクリックしてから [次へ] をクリックします。


  5. [デバイス割り当て] ページで既存の VDP ディスクを接続します。

  6. [CPU とメモリ] から [完了] の各ページの必須フィールドに入力します。

  7. 最後のページで [アプライアンスの再起動] をクリックすると、アプライアンスが再起動し、初期構成が完了します。

  8. アップグレードが完了したら、古い VDP のブート ディスクのアーカイブ バックアップを作成してから、アプライアンスとそのブート ディスクを削除します。
移行後:

初期構成が完了したら、環境に応じて、完了すべき移行後のアクションが必要となる場合があります。

  • vSphere UI を使用して古い VDP でデプロイされた外部プロキシを削除し、VDP 構成 UI から必要な数の新しい外部プロキシをデプロイします。

  • アプリケーション エージェントをアンインストールし、新しい 6.1 アプリケーション エージェントを、アプリケーション エージェントがインストールされている仮想マシンにインストールする必要があります。エージェントをインストールするときに、それらを VDP 6.1 アプライアンスに登録します。

  • すべてのバックアップ、ABV、およびレプリケーションのジョブを、新しい VDP プラグイン UI から有効にします。[VDP プラグイン UI 構成] タブで、電子メールの設定を構成します。

  • 移行済みの VDP が別の VDP のレプリケーション ターゲットとなっている場合は、ソース VDP の [レプリケーション] タブの [ターゲットの管理] オプションに移動して、ターゲットを VDP 6.1 アプリケーションの新しいホスト名または IP アドレスに更新するか、古い VDP の IP アドレスおよびホスト名を VDP 構成 URL の [ネットワーク設定] で VDP 6.1 アプライアンスに設定することができます。

  • 前のリストア ポイントはすべて [リストア] タブの VDP_IMPORTS ドメインに表示され、仮想マシン イメージおよび MS-apps の全リストア ポイントの [元の場所へのリストア] オプションは VDP_IMPORTS ドメインで無効になっています。

  • 前のリストア ポイントから FLR を使用してファイルをリストアする場合は、そのクライアントの少なくとも 1 つのバックアップが新しい VDP 6.1 アプライアンスで完了している必要があります。その後、古いリストア ポイントは、FLR UI の [詳細ログイン] を使用してアクセスおよびリストアすることができます。


Data Domain のチェックポイント リストア:

このオプションは、VDP バックアップのバックアップ先として Data Domain を使用している場合に役立ちます。チェックポイント リストアが正常に完了したら、リストア ポイント、メタデータ、ジョブ、および構成データがすべて VDP 6.1 アプライアンスに戻っています。この手順では、前提条件と、チェックポイント リストアに必要な手順について説明します。

前提条件:

VDP バージョン 6.1 に移行する場合は、チェックポイント リストアの前に一貫した状態を保つために、前のバージョンの VDP で次の項目が真であることを確認します。

  • Data Domain システム ターゲットに VDP アプライアンスの有効なチェックポイントが必要です。チェックポイント コピーがまだ有効になっていない場合は、チェックボックスをオンにして整合性チェックポイントを作成することにより、VDP 構成 UI の Data Domain の編集ウィザードで有効にすることができます。

  • 古い VDP アプライアンスはシャットダウンし、VDP 6.1 アプライアンスはバックアップ データやメタデータなしでインストールされています。

新しい VDP 6.1 アプライアンスの初期構成中に、新しい VDP の以下の属性が真であることを確認します。

  • VDP 6.1 アプライアンスのサイズは、前のバージョンの VDP アプライアンスのサイズ以上である。
  • VDP 6.1 アプライアンスには、前のバージョンの VDP アプライアンスと同じ数のデータ パーティションがある必要がある。
  • VDP 6.1 アプライアンスは、前のバージョンの VDP アプライアンスと同じホスト名および IP アドレスを使用する必要がある。
チェックポイント リストアの実行:

チェックポイントを Data Domain システムから新しい VDP アプライアンスにリストアするには、次の手順を実行します。

  1. VDP アプライアンスに root としてログインし、
    次のコマンドを入力して、CLI プロンプトからリカバリに使用可能なチェックポイントのクエリを実行します。

    ddrmaint cp-backup-list --full --ddr-server=Data_Domain_system --ddr-user=DD_Boost_user_name
    --ddr-password=DD_Boost_user_password


    ここで、
    • Data_Domain_system は、VDP アプライアンス チェックポイント バックアップがある Data Domain システムです。
    • DD_Boost_user_name は、VDP と Data Domain システムの統合のために使用する DD Boost ユーザー アカウントです。
    • DD_Boost_user_password は、VDP と Data Domain システムの統合のために使用する DD Boost ユーザー アカウントのパスワードです。

    コマンド出力は、次のようになります。
    ================== Checkpoint ==================
    Avamar Server Name : xyz.abc.com
    Avamar Server MTree/LSU : avamar-1438072715
    Data Domain System Name : xyz1.abc.com
    Avamar Client Path : /MC_SYSTEM/avamar-1438072715
    Avamar Client ID : 9e7c9d5fc78b670db547e80509643384255baf61
    Checkpoint Name : cp.20150812033037
    Checkpoint Backup Date : 2015-08-12 09:01:52
    Data Partitions : 3
    Attached Data Domain systems: xyz1.abc.com

  2. cprestore コマンドを使用して、VDP アプライアンスに格納されたバックアップを Data Domain システムに格納されたチェックポイントからリストアします(デフォルト バックアップのターゲット Data Domain システムの Data Domain サーバ名および認証情報が必要です)。

    /usr/local/avamar/bin/cprestore --hfscreatetime=VDP_ID --ddr-server=Data_Domain_system --ddr-user=DD_Boost_user_name --cptag=Checkpoint_name

    ここで、例として手順 1 の出力を使用します。

    • VDP_ID は、Avamar サーバ MTree/LSU フィールド: avamar-1438072715 からのものです。ここで、VDP_ID は 1438072715 です。
    • Data_Domain_system は、VDP アプライアンス チェックポイント バックアップがある Data Domain システムです。前のチェックポイント出力例で、値は griffin-dd10.asl.lab.emc.com です。
    • DD_Boost_user_name は、VDP と Data Domain システムの統合のために使用する DD Boost ユーザー アカウントです。前のチェックポイント出力例で、値は VDP です。
    • Checkpoint_name は、チェックポイント名です。前のチェックポイント出力例で、値は cp.20150812033037 です。

  3. cplist コマンドを使用して、チェックポイントが新しい VDP にコピーされたことを確認します。

  4. 次のコマンドで VDP アプライアンスを停止します。

    dpnctl stop

  5. ロールバックを開始するには、次のコマンドを実行します。

    dpnctl start --force_rollback

  6. 選択のリストが表示されます。オプション 3 を選択してから、ロールバックする特定のチェックポイントを選択し、ロールバックする目的のチェックポイント番号を選択します。

    ロールバックが完了するのを待ちます。ロールバックは、VDP アプライアンスにあるデータ量に応じて、最大 1 時間かかる場合があります。ロールバックが完了したら、コマンド プロンプトに戻ります。

  7. ロールバック中に作成したユーザー定義の一時ファイルを開き、ロールバックがエラーなく正常に完了したことを確認します。

  8. アップグレードが完了したら、古い VDP のブート ディスクのアーカイブ バックアップを作成してから、アプライアンスとそのブート ディスクを削除します。
チェックポイント リストアの後:

チェックポイント リストア後に発生する可能性のある対処すべき問題は、次のとおりです。

  • 内部プロキシしかない場合、vdp-configure UI からプロキシを無効にして有効にします。

  • 古い VDP にデプロイされた外部プロキシは、新しい VDP で親なしとして表示されます。削除する VDP 構成 URL を使用して次の手順を実行し、新しいプロキシをデプロイします。
    1. 親なしのプロキシを削除します。
    2. VDP アプライアンスのパスワードを変更します。
    3. 外部プロキシを追加します。

  • アプリケーション エージェントをアンインストールし、新しい 6.1 アプリケーション エージェントを、アプリケーション エージェントがインストールされている仮想マシンにインストールする必要があります。エージェントをインストールするときに、それらを VDP 6.1 アプライアンスに登録します。

  • VDP アプライアンスが別の VDP アプライアンスにレプリケートされる場合、レプリケーション エージェントをアプライアンスに再登録する必要があります。VDP コマンド ラインから次のコマンドを実行して、以下を行います。

    1. service avagent-replicate stop
    2. service avagent-replicate unregister 127.0.0.1 /MC_SYSTEM
    3. service avagent-replicate register 127.0.0.1 /MC_SYSTEM
    4. service avagent-replicate restart


Additional Information

Migrating VMware vSphere Data Protection (VDP) 5.8 and 6.0 to version 6.1 with the VDP 6.1 Import Export utility