ESXi ホスト上でATSが有効化されている場合、常に ATS-Only の VMFS ボリュームを作成します。以下に例を示します。
例:以下のホストがある場合
- ESXi ホストA (ATS 有効)
- ESXi ホストB (ATS 無効)
- ホストB (ATS 無効) が新しい VMFS ボリュームを作成すると、ホストA (ATS 有効) と ホストB (ATS 無効) の双方ともこのボリュームへアクセスできます
- ホストA (ATS 有効) が新しい VMFS ボリューム (ATS-Only) を作成すると、ホストA (ATS 有効) はこのボリュームにアクセスできますが、ホストB (ATS 無効) はアクセスできません。
注意:この場合、vCenter Server 上で、この ATS-Only の VMFS ボリュームの容量、使用量、空き容量が正しく表示されません。
これは、ATS を有効化したホストと無効化したホストが混在する環境においては仕様通りの動作です。このような環境では vCenter Server は、LUN情報を読み間違えることがあり、その結果 ATS が無効化された ESXi ホストには誤った容量の値を表示します。