VMware vCenter Server Appliance のデフォルトのシェル タイムアウト制限を長くする
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VMware vCenter Server Appliance のデフォルトのシェル タイムアウト制限を長くする

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Article ID: 342773

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Products

VMware vCenter Server

Issue/Introduction

この記事には、vCenter Server Appliance のタイムアウト制限を長くする手順が記載されています。デフォルトのタイムアウト値は 15 分です。

Symptoms:

免責事項: これは英文の記事 「Increasing the default shell timeout limits for the VMware vCenter Server Appliance (2117274)」の日本語訳です。記事はベストエフォートで翻訳を進めているため、ローカライズ化コンテンツは最新情報ではない可能性があります。最新情報は英語版の記事で参照してください。


Environment

VMware vCenter Server Appliance 5.5.x
VMware vCenter Server Appliance 6.0.x
VMware vCenter Server Appliance 5.1.x

Resolution

次のいずれかの方法を使用して、vCenter Server Appliance のデフォルトのタイムアウト制限を長くします。
  1. セッションごとのタイムアウトを構成するには、次のコマンドを SSH セッションから vCenter Appliance の bash シェルに対して実行します。

    TMOUT=XXXX

    ここで、xxxx はセッションがタイムアウトするまでの秒数です。

    例:

    TMOUT=1000

    :この変更は、セッションがタイムアウトするまで、またはユーザーがシェルを終了するまでの間だけ、保持されます。

    この変更がユーザーのログ アウト後も保持されるようにするには、次のようにします。

    1. テキスト エディタで /etc/profile.d/tmout.sh ファイルを開きます。

      :/etc/profile.d/tmout.sh ファイルはユーザー各自のタイムアウトを適用します。

    2. 秒数をデフォルトの 900 から必要なタイムアウト制限に変更して、この行を編集します。

      TMOUT=900

    3. ファイルを保存して閉じます。

    設定をシステム全体に適用するには、/etc/bash.bashrc を変更して次の変更を加えます。

    echo "TMOUT=300" >> /etc/bash.bashrc
    echo "readonly TMOUT" >> /etc/bash.bashrc
    echo "export TMOUT" >> /etc/bash.bashrc

  2. vCenter Server Appliance で導入された Pi シェルを使用してタイムアウト制限を長くするには、次のコマンドを Pi シェルから実行します。

    shell.set --enabled true --timeout XXXXXXXXX

    ここで、XXXXXXXXX は Pi シェルがタイムアウトするまでの時間(マイクロ秒)です。

    例:

    shell.set --enabled true --timeout 3600000000

    この結果、タイムアウト制限が 1 時間(3,600,000,000 マイクロ秒)に設定されます。


Additional Information

現在のタイムアウト制限を確認するには、次のコマンドを bash シェルから実行します。

echo -n $TMOUT seconds ; echoIncreasing the default shell timeout limits for the VMware vCenter Server Appliance