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Issue/Introduction
この記事には、vCenter Server Appliance のタイムアウト制限を長くする手順が記載されています。デフォルトのタイムアウト値は 15 分です。
Symptoms:
免責事項: これは英文の記事 「Increasing the default shell timeout limits for the VMware vCenter Server Appliance (2117274)」の日本語訳です。記事はベストエフォートで翻訳を進めているため、ローカライズ化コンテンツは最新情報ではない可能性があります。最新情報は英語版の記事で参照してください。
Environment
VMware vCenter Server Appliance 5.5.x
VMware vCenter Server Appliance 6.0.x
VMware vCenter Server Appliance 5.1.x
Resolution
次のいずれかの方法を使用して、vCenter Server Appliance のデフォルトのタイムアウト制限を長くします。
- セッションごとのタイムアウトを構成するには、次のコマンドを SSH セッションから vCenter Appliance の bash シェルに対して実行します。
TMOUT=XXXX
ここで、xxxx はセッションがタイムアウトするまでの秒数です。
例:
TMOUT=1000
注:この変更は、セッションがタイムアウトするまで、またはユーザーがシェルを終了するまでの間だけ、保持されます。
この変更がユーザーのログ アウト後も保持されるようにするには、次のようにします。
- テキスト エディタで /etc/profile.d/tmout.sh ファイルを開きます。
注:/etc/profile.d/tmout.sh ファイルはユーザー各自のタイムアウトを適用します。
- 秒数をデフォルトの 900 から必要なタイムアウト制限に変更して、この行を編集します。
TMOUT=900
- ファイルを保存して閉じます。
設定をシステム全体に適用するには、/etc/bash.bashrc を変更して次の変更を加えます。
echo "TMOUT=300" >> /etc/bash.bashrc
echo "readonly TMOUT" >> /etc/bash.bashrc
echo "export TMOUT" >> /etc/bash.bashrc
- vCenter Server Appliance で導入された Pi シェルを使用してタイムアウト制限を長くするには、次のコマンドを Pi シェルから実行します。
shell.set --enabled true --timeout XXXXXXXXX
ここで、XXXXXXXXX は Pi シェルがタイムアウトするまでの時間(マイクロ秒)です。
例:
shell.set --enabled true --timeout 3600000000
この結果、タイムアウト制限が 1 時間(3,600,000,000 マイクロ秒)に設定されます。