仮想マシンで Windows XP をインストールするときに、Windows XP セットアップ ディスクに互換性のあるディスク コントローラ ドライバが含まれていないため、セットアップがハード ディスクを検出できません。インストールを進めるには、セットアップ時に正しいドライブを指定する必要があります。
正しいドライブを指定するには:
- 仮想マシンの新規作成時に仮想 SCSI コントローラ モードの選択肢で BusLogic オプションを選びます。
- VMware SCSI ドライバ フロッピー イメージを接続し、仮想フロッピー ドライブを仮想マシンに接続します。
- ESX ホストと Virtual Infrastructure Client を利用している場合:
- [インベントリ] ペーンでから仮想マシンを右クリックします。
- [設定の編集] をクリックします。
- 仮想フロッピー ドライブをクリックして[接続済み] を選択します。
- [フロッピー イメージの使用] を選択します。
- /vmimages を参照します。
- ファイル vmscsi-1.2.x.x.flp を選択します。
注:ファイルがない場合はフロッピー イメージを次の場所からダウンロードします:http://download3.vmware.com/software/vmscsi-1.2.0.4.flp
- VMware Lab Manager を使用している場合、ファイルはメディア ライブラリにあります。
仮想マシンにフロッピー ディスクを挿入するには:
- 仮想マシンのコンソール ウィンドウでポインタを仮想マシン名に移動し、[フロッピーの挿入] をクリックします。
- メディア ライブラリから (LMStorage1) vmscsi-1.2.0.4.flp を選択します。
- [使用する] をクリックします。
- Windows XP のインストール メディアを接続または挿入して仮想マシンに接続します。
- 仮想マシンをパワーオンしてコンソール ビューを開きます。
- コンソール内でクリックして仮想マシンをキーボードで制御できるようにします。
- 青い Windows セットアップ画面が表示されたらプロンプトにしたがって <F6> を押します。
- 追加ドライバの指定を促されたら <S> を押します。
- Enter を押し、VMware SCSI コントローラ ドライバを選択してから再度 Enter を押してセットアップを続行します。
- これ以降、通常どおり Windows XP のセットアップを最後まで進めます。
注:セットアップでインストールの第 1 段階が終わって仮想マシンが再起動されたら、仮想フロッピー ドライブの切断または割り当て解除が必要な場合があります (仮想マシンがフロッピー イメージからの起動を試行する可能性があります)。
手順の詳細については、この記事に添付されている PDF ドキュメントを参照してください。
Windows XP のインストールの詳細については、『VMware ゲスト OS インストール ガイド』を参照してください。