Fusion で USB quirk を使用した USB デバイスに関するトラブルシューティング
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Fusion で USB quirk を使用した USB デバイスに関するトラブルシューティング

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Article ID: 341882

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VMware Desktop Hypervisor

Issue/Introduction

Symptoms:

免責事項: これは英文の記事 「Troubleshooting USB devices using USB quirks in Fusion (1025256)」の日本語訳です。記事はベストエフォートで翻訳を進めているため、ローカライズ化コンテンツは最新情報ではない可能性があります。最新情報は英語版の記事で参照してください。


  • 仮想マシンに USB デバイスを接続できません。
  • 仮想マシンに USB デバイスを接続するときにエラーが発生します。
  • USB デバイスが一定時間経過後に自動的に切断されます。


Environment

VMware Fusion 7.x
VMware Fusion 5.x
VMware Fusion 4.x
VMware Fusion 6.x
VMware Fusion 3.x
VMware Fusion 2.x

Resolution

USB デバイスが Fusion の方式で USB プロトコルを実装していない場合、これらの問題が発生することがあります。
この問題を解決するには、Fusion に USB デバイスの操作に特定の「quirk」を使用するよう指示します。これらの quirk を使用することで、Fusion がデバイスに接続し、通信する方法に固有の特性を追加できます。

quirk を追加するには、次の操作を実行します。
  1. 仮想マシンをシャットダウンし、Fusion を終了します。注意:この手順はスキップしないでください。

  2. 仮想マシン バンドル内から vmware.log ファイルを開きます。詳細については、「Locating a virtual machine bundle in VMware Fusion (1007599)」を参照してください。

  3. コンソール ウィンドウの上にある [フィルタ] ボックスに、デバイスのメーカー名を入力します。

    たとえば、名前として Apple と入力すると、次のような行が表示されます。

    vmx | USB: Found device [name:Apple\ IR\ Receiver vid:05ac pid:8240 path:13/7/2 speed:full family:hid]

    行には、USB デバイスの名前、USB デバイスの vid および pid 情報が含まれます。vid と pid の値を書き留めます。

  4. .vmx ファイルを見つけ、テキスト エディタを使用して開きます。詳細については、「Editing the .vmx file for your Fusion virtual machine (1014782)」を参照してください。

  5. この行を .vmx ファイルに追加します。ここで、vid と pid は、手順 2 で書き留めた値に置き換え、それぞれの値の前に数値 0 と文字 x を追加します。

    usb.quirks.device0 = "0xvid:0xpid skip-reset"

    たとえば、手順 2 で見つかった Apple デバイスの場合、この行は次のようになります。

    usb.quirks.device0 = "0x05ac:0x8240 skip-reset"

  6. .vmx ファイルを保存します。

  7. Fusion を再度開きます。編集された .vmx ファイルが再ロードされ、変更が読み込まれます。

  8. 仮想マシンを起動し、デバイスに再び接続してみます。

  9. 問題が解決されない場合は、手順 4 で追加した quirk の行を表示されている順序で次の行のいずれかに置換し、手順 5 ~ 手順 8 を繰り返します。
  • usb.quirks.device0 = "0xvid:0xpid skip-refresh"
  • usb.quirks.device0 = "0xvid:0xpid skip-setconfig"
  • usb.quirks.device0 = "0xvid:0xpid skip-reset, skip-refresh, skip-setconfig"
    • これらの行は、一度に 1 行ずつ使用します。1 行で機能しなければ、リストの別の行に置換します。.vmx ファイルに一度に複数の行を追加しないでください。
    • 最後の行には、すべての 3 つの quirk を組み合わせて使用します。他の 3 行が機能しない場合のみこの方法を使用します。
この記事の手順を試行しても問題が解決しない場合や、機能する quirk を見つけた場合は弊社にご連絡ください。特有の情報が必要なため、次の操作を行ってください。

Fusion 2.x および 3.x
  1. もう一度編集するために、.vmx ファイルを開き、次の行を追加します。

    usb.analyzer.enable = "TRUE"
  2. VMware Fusion メニューに移動し、環境設定 を選択します。
  3. デバッグ チェックの有効化 ボックスをオンにします。
  4. 仮想マシンをシャットダウンし、Fusion を終了します。
  5. Fusion を再度開き、仮想マシンをパワーオンします。
  6. USB デバイスを仮想マシンに接続します。
  7. VMware サポート情報を収集します。詳細については、「Collecting diagnostic information for VMware Fusion (1003894) 」を参照してください。
  8. VMware サポートにサポート リクエストを提出します。その際、このナレッジ ベースの記事 ID (1025256) を問題の説明に記入してください。収集したサポート情報をサポート リクエストに添付します。詳細は、『How to Submit a Support Request』を参照してください。

サポート情報を収集したら、VMware Fusion > 環境設定 にアクセスし、デバッグ チェックの有効化 ボックスをオフにします。

Fusion 4.x 以降

  1. 仮想マシンをシャットダウンします。
  2. もう一度編集するために、.vmx ファイルを開き、次の行を追加します。

    usb.analyzer.enable = "TRUE"

  3. Fusion メニューから、仮想マシン > 設定 > 詳細 に移動します。
  4. [詳細] で、トラブルシューティング を [パフォーマンス] または [ハング/クラッシュ] に変更します。

    ドロップダウンを使用して、正しいオプションを選択します。
    • 仮想マシンで、パフォーマンス関連の問題が発生している場合、パフォーマンス を有効化します。
    • 仮想マシンで、ハングまたはクラッシュに関する問題が発生している場合、ハング/クラッシュ を有効化します。
  1. 仮想マシンをパワーオンします。
  2. USB デバイスを仮想マシンに接続します。
  3. VMware サポート情報を収集します。詳細については、「Collecting diagnostic information for VMware Fusion (1003894) 」を参照してください。
  4. VMware サポートにサポート リクエストを提出します。その際、このナレッジ ベースの記事 ID (1025256) を問題の説明に記入してください。収集したサポート情報をサポート リクエストに添付します。詳細は、『How to Submit a Support Request』を参照してください。

サポート情報を収集したら、仮想マシン > 設定 > 詳細 > トラブルシューティング に移動して、デフォルト に変更します。これにより、情報収集後のデバッグ モードが無効化されます。


Additional Information

複数のデバイスに quirk 行を使用できます。device0 から始まり、device1、device2 の順番に、デバイスに番号を割り当てます。番号はスキップしないでください。
quirk は各デバイスに固有であるため、各デバイスに必要な quirk は個別に検出される必要があります(存在する場合)。
Troubleshooting USB devices using USB quirks in Fusion