構成
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vSphere Client/VMware Infrastructure (VI) Client または vCenter Server で:
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iSCSI に対し個別の vSwitch があることを確認します。
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VMKernel およ サービス コンソール ポートグループを追加して、適切な IP を指定します。
注:
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ESX ホストにログインし、次のコマンドを実行して iSCSI アレイを ping できることを確認します。
# ping 10.1.10.100
PING 10.1.10.100 (10.1.10.100) 56(84) bytes of data.
64 bytes from 10.1.10.100: icmp_seq=0 ttl=64 time=0.766 ms
注:ESX / ESXi 4.0 ホストの使用時は ping を使用する必要はありません。
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ESX ホストにログインし、次のコマンドを実行して iSCSI アレイを vmkping できることを確認します。
# vmkping 10.1.10.100
PING 10.1.10.100 (10.1.10.100): 56 data bytes
64 bytes from 10.1.10.100: icmp_seq=0 ttl=64 time=0.940 ms
アレイを ping または vmkping できない場合、iSCSI が動作する前にネットワーク接続の問題を修正する必要があります。
netcat (nc) を使用して、ホストからストレージ アレイの iSCSI TCP ポート(デフォルトでは 3260 番)に接続できるかどうかを確認します。
# nc -z 10.1.10.100 3260
Connection to 10.1.10.100 3260 port [tcp/http] succeeded!
注:netcat コマンドは ESX 4.x と ESXi 4.1 以降で使用できます。
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vCenter Server にログインして、ESX ホストをクリックし、[構成] をクリックします。
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[ストレージ アダプタ] をクリックして、iSCSI ソフトウェア アダプタをクリックします。
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[詳細] ペインで、[プロパティ] をクリックします。
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[全般] タブで [構成] をクリックして、[有効] を選択します。
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[OK] をクリックします。
注:現在ステータスが有効で、iSCSI 名に有効な IQN が含まれていることを確認します。
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iSCSI アレイを作成したばかりの IQN を使用するように構成します。通常、ストレージをアレイから ESX ホストに割り当てる必要があります。
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[動的検出] タブをクリックし、[追加] をクリックします。
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[ターゲット サーバ送信の追加] 領域で、iSCSI アレイ IP を iSCSI サーバ フィールドに追加し、[OK] をクリックします。
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iSCSI サーバが追加されたら、[閉じる] をクリックします。これは完了までに非常に時間がかかる場合があります。
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[ストレージ アダプタ] セクションの ESX ホスト ストレージを再スキャンします。
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再スキャンが完了したら、[iSCSI イニシエータ] をクリックして、SAN アレイに関する情報および 1 つ以上のターゲットを確認します。
トラブルシューティング
セットアップをトラブルシューティングする、または ESX 3.x のターゲットに再度番号を付けるには:
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アレイ、および可能な場合は各サービス プロセッサに、以下の各ファイルのエントリが含まれていることを確認します。
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/etc/vmkiscsi.conf
構文: DiscoveryAddress=<Array_IP>:<iSCSI Port On Array>
例: DiscoveryAddress=10.200.107.10:3260
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/var/lib/iscsi/vmkbindings
構文: 0 0 <Array_IQN>
例: 0 0 iqn.1992-08.com.company:sn.84259608
注:このファイルは再スキャン時に再構築され、iSCSI ターゲット番号の順序が正しくない場合は再作成する必要があります。
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/var/lib/iscsi/vmkdiscovery
構文: 0 0 <Array_IQN>
例: 0 0 iqn.1992-08.com.company:sn.84259608
注:これは、iSCSI ターゲット番号の順序が正しくない場合、再作成する必要があります。前述のコマンドは ESX 4.0 に適用されません。
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ESX ホストを再起動して、変更を反映します。
注:vswitch が NIC チーミングを使用している場合、トラブルシューティングの手順として、2 番目の NIC を無効にして、iSCSI が機能するかどうかを確認します。
ESX/ESXi 4.x から 6.x の場合
注:
- iSCSI vSwitch が NIC チーミングを使用している場合、トラブルシューティングの手順として、2 番目の NIC を無効にして、iSCSI が機能するかどうかを確認します。
- ホストとアレイの構成が確認され、正しいようであれば、アレイ ハードウェア ベンダーに連絡し、アレイ上のファームウェアが最新のものであることを確認してください。ファームウェア アップグレードが特定のタイプのアレイに関する iSCSI 接続の問題を解決するために確認されています。
- 複数の vmkernel ポート グループがある場合、ベスト プラクティスとして、2 番目の vmnic をスタンバイではなく未使用として配置します。
- 例:
iSCSI 1 vmkernel ポート グループ アクティブ NIC vmnic 1 / 未使用 vmnic 2 iSCSI 2 vmkernel ポート グループ アクティブ NIC vmnic 2 / 未使用 vmnic 1