Proxy ARP が原因のネットワーク接続問題のトラブルシューティング

Products

VMware vSphere ESXi

Issue/Introduction

Symptoms:

免責事項：これは英文の記事「Troubleshooting network connection issues caused by Proxy ARP (1005965)」の日本語訳です。記事はベストエフォートで翻訳を進めているため、ローカライズ化コンテンツは最新情報ではない可能性があります。最新情報は英語版の記事で参照してください。

Linux のエイリアスインターフェイスでネットワーク接続が失われます。
Windows 仮想マシンでネットワーク接続が失われます。
エイリアスサブインターフェイス eth0:0 に eth0 によってしか ping できません。
仮想マシンがネットワークに接続できません。
仮想マシンでワークグループを参照できません。

Environment

VMware ESXi 4.0.x Embedded
VMware ESX Server 3.5.x
VMware ESXi 4.0.x Installable
VMware ESX 4.0.x
VMware ESXi 4.1.x Embedded
VMware ESX Server 3.0.x
VMware ESXi 4.1.x Installable
VMware ESXi 3.5.x Embedded
VMware ESXi 3.5.x Installable
VMware vSphere ESXi 5.0
VMware vSphere ESXi 5.1
VMware vSphere ESXi 5.5
VMware ESX 4.1.x

Cause

Proxy ARP を有効化した場合、ネットワーク接続問題が発生することがあります。詳細については、Proxy ARP に関する Cisco の IP アドレス指定サービスについてのドキュメントを参照してください。

注： Proxy ARP は、IP ホストがデフォルトのゲートウェイで構成されておらず、ルーティングのインテリジェンスが存在しないネットワークで使用する必要があります。

Resolution

この問題を解決するには、スイッチ、ファイアウォール、およびルータで Proxy ARP を無効化する必要があります。

詳細については、Proxy ARP に関する Cisco の IP アドレス指定サービスについてのドキュメントを参照してください。

注：これを判断するのに最適なのは、同じ vSwitch で仮想マシンを見つけて、arp -a を実行する方法です。問題が発生している仮想マシンのエントリがない場合は、ネットワークから切断されていることを確認してから、仮想マシンへの ping を試みます。Cisco のルータでは、Proxy ARP がデフォルトで有効化されています。しかし、ルータで HSRP (Host Standby Router Protocol) が有効化されると、Proxy ARP は自動的に無効化されます。Cisco ルータで両方の設定を必ず確認し、適切な構成に関するベンダーのガイドラインに従います。

通常は何も応答はありませんが、arp -a をもう一度実行すると、IP アドレスが MAC アドレス（仮想マシンの MAC アドレスとは限りません）と一緒に一覧表示されます。これは、取得した MAC アドレス (Proxy Arp) に基づき、マシンに代わって応答しているデバイスがネットワーク上に存在することを意味します。

注：上記のリンクは 2011 年 6 月 25 日時点のものです。リンクが切れているのに気づいた場合はご連絡ください。VMware の担当者がリンクをアップデートします。

Additional Information

それぞれのオペレーティングシステムは、この問題を異なる方法で処理します。 Troubleshooting network connection issues caused by Proxy ARP