vCenter Server Appliance 起動時の「fsck に失敗しました (fsck failed)」エラー

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Issue/Introduction

vCenter Server Appliance が「fsck に失敗しました。手動で修正して再起動してください(fsck failed.Please repair manually and reboot)」エラーで起動に失敗した場合は、ファイルシステムにエラーがないかどうかを確認し、Linux ゲストで修正してください。

Symptoms:
免責事項：これは英文の記事「"fsck failed" error when starting vCenter Server Appliance (2081464)」の日本語訳です。記事はベストエフォートで翻訳を進めているため、ローカライズ化コンテンツは最新情報ではない可能性があります。最新情報は英語版の記事で参照してください。

VMware vCenter Server Appliance を起動できない。
次のエラーが表示される。
- fsck に失敗しました。手動で修正して再起動してください。現在、ルートファイルシステムが読み取り専用でマウントされています。読み取り-書き込みとして再マウントするには、以下を実行します：
  bash# mount -n -o remount,rw /
  注意：このメンテナンスモードでシステムを再起動する唯一の方法は、
  Ctrl + D キーを押すことです。シャットダウンや再起動は機能しません。
  メンテナンスのために root パスワードを提供します
  （または Ctrl + D キーを押して続行します）
(or type Control-D to continue):)
- /dev/mapper/log_vg-log: UNEXPECTED INCONSISTENCY: RUN fsck MANUALLY

Cause

この問題は、アプライアンスが起動するたびに準備ディスクチェックを実行するように構成している場合に発生します。この場合、ルーチンディスクチェックで、オペレータの介入を必要とする深刻な問題が見つかります。

Resolution

注：続行する前に、アプライアンスのバックアップまたはスナップショットを作成したことを確認してください。

この問題を解決するには、ファイルシステムのエラーを確認し、Linux ゲストでそれらを修正します。

vCenter Server Appliance をパワーオンします。

注：vCenter Server Appliance 6.0 では、BASH シェルを有効にする必要があります。詳細については、「追加情報」セクションの「vCenter Server Appliance 6.0 で BASH シェルを有効にする」を参照してください。
アプライアンスへのコンソールを開き、root 認証情報を入力します。
次のコマンドを実行して、ディスクエラーを確認します。

注意：y キーをクリックしてエラーを修正すると、e2fsck コマンドは現在動作中のディスクの状態を修正します。

#e2fsck -y /dev/sda2
次のコマンドを実行して、ファイルシステムを再マウントします。

mount -n -o remount,rw
Ctrl + D キーを押してメンテナンスモードを終了し、起動プロセスを完了します。

Additional Information

vCenter Server Appliance 6.0 で BASH シェルを有効にする

vCenter Server Appliance 6.0 は、デフォルトで BASH シェルを起動しません。

BASH シェルを有効にするには：

GRUB ブートローダーで P キーを押します。
プロンプトが表示されたら、root 認証情報を入力します。
VMware vCenter Server Appliance を選択し、E キーを押します。
kernel で始まる行を選択して、E キーを押します。
行の最後に init=/bin/bash を追加して、Enter キーを押します。この行は、<nousb audit=1</FONT> で始まるはずです。
B キーを押します。

"fsck failed" error when starting vCenter Server Appliance