VMware vSANには、I/O 要求、データ管理、データ保護など、vSAN インフラストラクチャのさまざまな側面を処理する方法を変更するさまざまな拡張設定パラメータがあります。拡張設定パラメータには、全体的に有用なものもあれば、データの整合性、信頼性および可用性に深く影響するものもあります。
VMware は、輻輳関連の拡張設定パラメータはどれも</u>変更しないことを強く推奨します。
注:これらの値を、通常の本番クラスタや VMware サポートからの特定のガイダンスの範囲外で調整することはサポートされません。
これには以下のオプションが含まれます(ただし、これだけに限定されません)。
- /LSOM/lsomMemCongestionLowLimit
- /LSOM/lsomMemCongestionHighLimit
- /LSOM/lsomSsdCongestionLowLimit
- /LSOM/lsomSsdCongestionHighLimit
- /LSOM/lsomLogCongestionLowLimitGB
- /LSOM/lsomLogCongestionHighLimitGB
これらのオプションの調整はトラブルシューティングやリカバリに役に立つことがありますが、特に VMware サポートによって推奨されていない限りは変更しない(それぞれのデフォルト値を保持する)ようにします。これらの値の長期間にわたる変更や値の不適切な構成は、データが利用できなくなったり、失われたりする原因となります。