ESX のサービス コンソールの IP アドレス、デフォルト ゲートウェイ、およびホスト名を変更する
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ESX のサービス コンソールの IP アドレス、デフォルト ゲートウェイ、およびホスト名を変更する

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VMware vSphere ESXi

Issue/Introduction

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免責事項: これは英文の記事 「Changing the IP address, default gateway, and hostname of the Service Console in ESX (4309499)」の日本語訳です。記事はベストエフォートで翻訳を進めているため、ローカライズ化コンテンツは最新情報ではない可能性があります。最新情報は英語版の記事で参照してください。


この記事では、ESX 3.x および 4.x ホストでサービス コンソールの IP アドレス、ゲートウェイ アドレス、およびホスト名を変更する手順について説明します。


Environment

VMware ESX 4.1.x
VMware ESX 4.0.x
VMware ESX Server 3.0.x
VMware ESX Server 3.5.x

Resolution

: ESX 4.0 Update 2 には、ESX サービス コントロールでネットワークを簡単に作成またはリストアできる新しいツールが導入されています。 詳細については、「ESX サービス コンソールから console-setup を使用してネットワークを構成またはリストアする (2101079)」を参照してください。

注: ESXi ホスト上の IP ネットワーク情報を変更するには、「直接コンソールからの ESXi 管理ネットワークの構成 (2078648)」を参照してください。

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物理またはリモート コンソール接続からの設定の変更

サービス コンソールの IP 変更は、物理コンソールまたはリモート コンソール セッションから行う必要があります。 SSH などのネットワーク接続を介して変更を行うと、サービス コンソールのネットワーク インターフェイスが変更されるため、サービス コンソールへのネットワーク接続が切断されます。

  1. 次のコマンドを実行して IP アドレスを設定します。

    [root@server root]# esxcfg-vswif -i a.b.c.d -n w.x.y.z vswif0

    ここで、a.b.c.d は IP アドレスで、w.x.y.z はサブネット マスクです。

    : この例の vswif0 は、IP アドレスの変更を適用するインターフェイスとなるサービス コンソール アダプタです。

  2. テキスト エディタで /etc/hosts ファイルを開いて、適切な IP アドレスとホスト名が反映されるように変更を行います。

    : ESX ホスト上でファイルを編集する必要があります。 詳細については、「ESX ホスト上で vi または nano を使用してファイルを編集する (2092665)」を参照してください。

    : また 、/etc/vmware/esx.conf ファイルでホスト名と IP アドレスを確認および変更する必要がある場合もあります。

  3. デフォルトのゲートウェイ アドレスとホスト名を変更するには、/etc/sysconfig/network ファイルを編集して、GATEWAY パラメータと HOSTNAME パラメータを適切な値に変更します。

  4. 変更を反映させるには、次のコマンドでネットワーク サービスを再起動します。

    [root@server root]# service network restart

    : ホスト名を編集する必要がある場合は、ホストを再起動する必要があります。

    : このコマンドによって、サービス コンソールへの現在のネットワーク接続がすべて切断されますが、仮想マシンは引き続き、ネットワークに接続された状態を保っています。 ESX ホストが VirtualCenter または vCenter Server で管理されている場合、ホストをインベントリから削除して再び追加する必要があります。 詳細については、「ESX not working properly in VirtualCenter after IP address change (1005633)」 を参照してください。

: IP または DNS サーバの設定を変更すると、特に HA クラスタ環境における ESX/ESXi の通常の動作に悪影響が及ぶことがあります。 詳細については、「ESX および ESXi Server の名前解決に関する問題の特定と設定 (1033033)」を参照してください。

: 変更した IP が再起動後に持続しない場合は、サービス コンソールの vswif 管理インターフェイスを削除して再作成してみてください。 詳細については、「コマンドラインからサービス コンソール ネットワークを再作成する (2107155)」を参照してください。

再起動せずにホスト名を変更する

ホスト名を動的に変更するには、次のコマンドを実行します。

[root@server root]# hostname newname

: このコマンドにより、一時的にホスト名が変更されます。 システムが再起動すると、この変更は失われます。

DNS サーバ設定の変更

DNS サーバ設定を変更するには 、/etc/resolv.conf ファイルでネームサーバの IP を更新して、ドメインを見つけます。

VMware vSphere または Infrastructure Client の設定の変更

VMware vSphere または Infrastructure Client でホスト名、ドメイン、DNS サーバ、およびデフォルト ゲートウェイを変更するには:

  1. ESX ホストをハイライト表示して、[構成] タブをクリックします。
  2. [DNS とルーティング] をクリックします。
  3. [プロパティ] をクリックします。
  4. ホスト名、ドメイン、DNS サーバを変更するには、[DNS 構成] タブをクリックして、適切な値を入力します。

    : ホスト名 の IP を変更しているときに、仮想マシンがフェイルオーバーされないようにするには、VMware High Availability を無効化します。

  5. デフォルト ゲートウェイを変更するには、[ルーティング ] タブをクリックして、適切な値を入力します。
  6. ESX ホストを再起動して、変更を有効にします。
  7. 新しい IP アドレスで ESX ホストを vCenter Server に再接続します。

ESX ホストの新しい証明書の生成

システムの初回起動時、ESX ホストによって証明書が生成されます。 場合によっては、ホストに強制的に新しい証明書を生成させる必要があります。 通常、新しい証明書を生成する必要があるのは、ホスト名が変更された場合か、証明書が誤って削除された場合のみです。

vmware-hostd プロセスを再起動するたびに、 mgmt-vmware スクリプトによって、既存の証明書ファイル(rui.crtrui.key)が検索されます。 ファイルが見つからない場合は、新しい証明書ファイルが生成されます。

新しい証明書を生成するには:

  1. ホストをメンテナンス モードにします。

  2. /etc/vmware/ssl ディレクトリ内で、次のコマンドを使用して既存の証明書の名前を変更することによって、これらの証明書をバックアップします。

    [root@server root]# mv /etc/vmware/ssl/rui.crt /etc/vmware/ssl/orig.rui.crt
    [root@server root]# mv /etc/vmware/ssl/rui.key /etc/vmware/ssl/orig.rui.key


    : 証明書を誤って削除してしまったために、証明書を再生成している場合は、名前を変更する必要はありません。

  3. ホストを再起動して、新しい証明書の使用を開始できるようにするか、ホスト サービスを再起動します。

    1. 次のコマンドを使用して、 hostd を再起動します。

      service mgmt-vmware restart

    2. 次のコマンドを使用して、 vmkauthd を再起動します。

      service vmware-vmkauthd restart

  4. メンテナンス モードを終了します。

  5. ESX ホストで新しい証明書が正常に生成されたことを確認します。これには、次のコマンドを実行して、新しい証明書ファイルのタイム スタンプを orig.rui.crtorig.rui.key で比較します。

    [root@server root]# ls -la /etc/vmware/ssl/rui*



Additional Information

Changing the IP address, default gateway, and hostname of the Service Console in ESX