ESXi の UEFI ブート モードで iSCSI ブートを有効にする

Products

• VMware vCenter Server
• VMware vSphere ESXi

Issue/Introduction

ESXi 6.5 以降のバージョンは、Dell 13 世代の PowerEdge サーバで、UEFI ブート モードでの iSCSI ブートをサポートします。

iSCSI/UEFI ブートは、IPv4 を使用してテストされています。

Symptoms:
免責事項：これは英文の記事「Enabling iSCSI boot in UEFI boot mode for ESXi (2147578)」の日本語訳です。記事はベストエフォートで翻訳を進めているため、ローカライズ化コンテンツは最新情報ではない可能性があります。最新情報は英語版の記事で参照してください。

Environment

VMware vSphere ESXi 6.5
VMware vCenter Server 6.5.x

Resolution

以下の手順にしたがって、使用する ESXi ホストで、UEFI ブート モードでの iSCSI ブートを構成します。

1. システム BIOS ページのユーザー インターフェイスを使用して、UEFI ブート モード用に Dell システムを構成します。詳細については、Dell の Web サイトにあるドキュメントを参照してください。
   1. [Boot Settings] ページで、起動オプションとして [UEFI] を選択します。
   2. [Network Settings] ページの [iSCSI Initiator Name] フィールドに開始者の名前を入力します。
   3. [iSCSI Device1] オプションから [Enabled] を選択します。
   4. [iSCSI Device1 Settings] リンクをクリックします。
   5. 必要に応じて、[Connection 1 Settings] または [Connection 2 Settings]、またはその両方を有効にします。
   6. この例では、[Connection 1 Settings] リンクをクリックします。
   7. [Interface] ドロップ ダウン メニューから、iSCSI ブート実行用に構成するネットワーク インターフェイスを選択します。
   8. ホストが特定の VLAN に接続されている場合は、正しい VLAN ID を有効にして入力します。そうでない場合は、無効のままにしておきます。
   9. iSCSI 開始者の詳細を入力してから、適切な iSCSI UEFI ターゲットの詳細を入力します。
      注：[Target Boot LUN] 値は、必ず 16 進形式で入力します。
      開始者を入力すると、その情報が、[Booot Settings] > [UEFI Boot Settings] ページの [iSCSI Device 1] フィールドに表示されます。
   10. [NIC Configuration] ページで、[Legacy Boot Protocol] ドロップ ダウン メニューから [iSCSI Primary] を選択します。
   11. [iSCSI Configuration] ページで、iSCSI 開始者と iSCSI ターゲット パラメータを更新します。
2. ESXi イメージをターゲットの LUN にインストールします。
   1. ESXi の .iso イメージを仮想メディアにマッピングします。
   2. 仮想 CD からブートするように [Next Boot] を構成して、システムを再起動します。
   3. 標準的なインストール手順に従います。
   4. プロンプトが表示されたら、インストール ターゲットとして、手順 1.9 で構成した [iSCSI LUN] を選択します。
      インストーラが、ESXi 起動イメージを iSCSI LUN にコピーします。
   5. 接続されている仮想 CD を切断して、ホストを再起動します。

Additional Information

Enabling iSCSI boot in UEFI boot mode for ESXi