Network Dump Collector を介して、紫色の診断画面から VMkernel コアダンプを取得するように ESXi 5.x ホストを構成する
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Network Dump Collector を介して、紫色の診断画面から VMkernel コアダンプを取得するように ESXi 5.x ホストを構成する

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Article ID: 339916

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VMware vSphere ESXi

Issue/Introduction

この記事には、vSphere ESXi 5.x でネットワーク コアダンプ機能を構成する方法が記載されています。ネットワーク コアダンプ機能の詳細については、Network Dump Collector in VMware vSphere (1032051) を参照してください。診断情報を受信するようにネットワーク ダンプ コレクタを構成する方法の詳細については、Configuring the Network Dump Collector service in vSphere 5.0 (2002954) を参照してください。

ESXi のネットワーク コアダンプ機能を使用すると、紫色の診断画面が表示されたとき、ネットワークを介して診断データを取得できます。詳細については、Interpreting an ESX host purple diagnostic screen (1004250) を参照してください。

注:コア ダンプは、診断目的にのみ使用されます。コア ダンプを使用するとハードウェア障害を迅速に解決できる可能性があります。ただし、コア ダンプは、必要と判断されたときに、当社のテクニカル サポート担当者によってのみ実行可能です。


Symptoms:

免責事項: これは英文の記事 「Configuring an ESXi 5.x host to capture a VMkernel coredump from a purple diagnostic screen via the Network Dump Collector (2002955)」の日本語訳です。記事はベストエフォートで翻訳を進めているため、ローカライズ化コンテンツは最新情報ではない可能性があります。最新情報は英語版の記事で参照してください。


Environment

VMware vSphere ESXi 5.1
VMware vSphere ESXi 5.5
VMware vSphere ESXi 5.0

Resolution

vSphere ESXi 5.x ネットワーク コアダンプ クライアントは、esxcli またはホスト プロファイルを使用して構成できます。環境に適した方法を選択してください。esxcli を使用して構成されたホストは、以降、ホスト プロファイルを作成するためのリファレンス ホストとして使用できます。

リファレンス ホストには、一般に、アクティブなアップリンク ポートを備えた標準 vSwitch に接続された VMkernel インターフェイスを構成し、ターゲット netdump サーバの IP アドレスとポートを指定します。

ホスト プロファイルを使用した構成

ホスト プロファイルを使用して、グループ内の各ホストに同じ構成を適用するためのルールを記述できます。詳細については、『vSphere Installation and Setup guide』の「ホスト プロファイル インターフェイスからの ESXi Dump Collector の設定」のセクションを参照してください。ホスト プロファイルの作成、管理、適用に関する詳細については、『vSphere Host Profiles guide』を参照してください。
ホスト プロファイルを使用して構成するには、次の手順を実行します。
  1. vSphere Client を使用して vCenter Server に接続します。
  2. [ホーム] をクリックして、ホスト プロファイル を選択します。
  3. ホスト プロファイルを作成または編集します。
  4. ネットワーク構成 を選択します。
  5. ネットワーク コアダンプの設定 を選択します。
  6. 送信トラフィック用の VMkernel ネットワーク インターフェイス(たとえば vmk0)を指定します。
  7. リモート ネットワーク コアダンプ サーバの IP アドレスと UDP ポート番号を指定します。
  8. ホスト プロファイルを保存および適用します。

ESXCLI を使用した構成

ESXCLI コマンド ライン ユーティリティを使用すると、コンソールを使用してローカルに、またはネットワーク経由でリモートから ESXi ホストを構成できます。詳細については、『vSphere Command-Line Interface documentation』の「ESXCLI を使用した、ESXi Dump Collector の構成」のセクションを参照してください。
ESXCLI を使用して構成するには、次の手順を実行します。
  1. ESXi ホスト、vMA、または vCLI がインストールされている他の場所とのコンソール セッションを開きます。
  2. 次のコマンドを使用して現在の構成を確認します。

    esxcli system coredump network get

  3. 次のコマンドを使用して、送信トラフィック用の VMkernel ネットワーク インターフェイス、およびリモート ネットワーク コアダンプ サーバの IP アドレスと UDP ポート番号を指定します。

    esxcli system coredump network set --interface-name <VMkernelInterface> --server-ipv4 <IPAddress> --server-port PortNumber

    例:

    esxcli system coredump network set --interface-name vmk0 --server-ipv4 10.11.12.13 --server-port 6500

    注: vSphere ESXi 5.1 以降では、ネットワーク経由でコア ダンプを生成する場合、選択したインターフェイスの VLAN 値が使用されます。

  4. 次のコマンドを使用してネットワーク コアダンプ構成を有効にします。

    esxcli system coredump network set --enable true

  5. 次のコマンドを使用して構成を再確認します。

    esxcli system coredump network get

  6. vSphere ESXi 5.1 以降では、次のコマンドを使用して ESXi Dump Collector サーバの構成を確認することもできます。

    esxcli system coredump network check

    コア ダンプが正常に送信されると、次の出力が返されます。

    Verified the configured netdump server is running

  7. 構成ファイルを保存して再起動後もファイルの内容が保持されるようにするには、次のコマンドを実行します。

    /sbin/auto-backup.sh



Additional Information

関連情報については、『How To File A Support Request』を参照してください。Configuring an ESXi 5.x host to capture a VMkernel coredump from a purple diagnostic screen via the Network Dump Collector