esxcli コマンドを使用してディスク グループを削除および再作成するには:
注:これらの手順は、データを破壊しないよう慎重に実行する必要があります。
- SSH を使用し、ディスク グループを所有している ESXi ホストに root ユーザーとしてログインします。
- 次のいずれかのコマンドを実行して、ホストをメンテナンス モードにします。3 つのオプションがあります。
注:VMware では[ensureObjectAccessibility] オプションの使用をお勧めします。ensureObjectAccessibility モードまたは evacuateAllData モードの使用に失敗すると、データが失われることがあります。
- 推奨:
- データのアクセシビリティを確認:
esxcli system maintenanceMode set --enable true -m ensureObjectAccessibility - データを退避:
esxcli system maintenanceMode set --enable true -m evacuateAllData
- 非推奨:
- データを退避しない:
esxcli system maintenanceMode set --enable true -m noAction
- 次のコマンドを実行して、既存のグループのキャッシュおよびキャパシティ ディスク ID を記録します。
esxcli vsan storage list
キャパシティ階層デバイスの出力例:
naa.123456XXXXXXXXXXX:
Device: naa.123456XXXXXXXXXXX
Display Name: naa.123456XXXXXXXXXXX
Is SSD: true
VSAN UUID: 52164f1b-668b-ec68-b293-919b04e78fa3
VSAN Disk Group UUID: 52ab175f-17c6-6f42-e10a-ca86fc1d008e
VSAN Disk Group Name: naa.50000XXXXX1245
Used by this host: true
In CMMDS: true
On-disk format version: 5
Deduplication: true
Compression: true
Checksum: 5356031598619392290
Checksum OK: true
Is Capacity Tier: true
Encryption: false
DiskKeyLoaded: false
注:キャッシュ ディスクの場合:
- VSAN UUID および VSAN Disk Group UUID フィールドが一致
- 次の出力がレポートされる: Is Capacity Tier: false
- 次に、ディスク グループを削除します。
esxcli vsan storage remove -u uuid
注:常に次のコマンドを使用して、ディスク グループの UUID をダブル チェックします。
esxcli vsan storage list
- 物理ディスクを交換した場合は、「追加情報」のセクションを参照してください。
- 次のコマンドを使用して、ディスク グループを作成します。
esxcli vsan storage add -s naa.xxxxxx -d naa.xxxxxxx -d naa.xxxxxxxxxx -d naa.xxxxxxxxxxxx
ここで、naa.xxxxxx はディスク デバイスの NAA ID であり、ディスク デバイスは次のオプションによって識別されます。
- -s は SSD を示します。
- -d はキャパシティ ディスクを示します。
- esxcli vsan storage list コマンドを実行して新しいディスク グループを確認し、すべてのディスクが CMMDS 出力で True を報告していることを確認します。