標準的な vSwitch に CDP を構成するには、次の操作を実行します。
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root としてサービス コンソール(SSH、リモート コンソール、または物理コンソールを使用して ESX に接続する場合)、または管理 vmkernel ポート(ESXi に接続する場合)にログインします。
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次のように、使用する仮想スイッチ(この例では vSwitch1)の現在の CDP 設定を確認します。
# esxcfg-vswitch -b vSwitch1
次のように出力されます。
listen
出力される listen は、使用可能な場合に物理スイッチから CDP 情報を読み込むように CDP が構成されていることを示します。
これは、ESX/ESXi 3.5、4.x、および 5.x のデフォルト設定です。
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指定した仮想スイッチの CDP ステータスを設定します。指定可能な値は、待機、アドバタイズ、または 両方です。
待機モード - ESXi/ESX ホストは、関連付けられた Cisco スイッチ ポートに関する情報を検出および表示しますが、Cisco スイッチ管理者は vSwitch に関する情報を利用できません。
アドバタイズ モード - ESXi/ESX ホストは vSwitch に関する情報を Cisco スイッチ管理者が利用できるようにしますが、Cisco スイッチに関する情報を検出および表示しません。
両方モード - ESXi/ESX ホストは、関連付けられた Cisco スイッチに関する情報を検出および表示し、vSwitch に関する情報を Cisco スイッチ管理者が利用できるようにします。
# esxcfg-vswitch -B both vSwitch1
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次のように、新しい設定を確認します。
# esxcfg-vswitch -b vSwitch1
次のように出力されます。
both
vNetwork Distributed Switch (vDS) で CDP を構成するには、次の操作を実行します。
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vSphere Client を使用して vCenter Server に接続します。
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vCenter Server のホーム ページで、ネットワーク をクリックします。
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vDS を右クリックし、設定の編集 をクリックします。
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[プロパティ] で 詳細 を選択します。
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チェックボックスとドロップダウンを使用して CDP 設定を変更します。
次に、Cisco 6500 物理スイッチの CDP 構成例を示します。
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switch#
- switch# config terminal
- switch(config)# cdp run
- switch(config)# interface g1/1
- switch(config-if)# cdp enable
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switch# show cdp neighbors
Capability Codes: R - Router, T - Trans Bridge, B - Source Route Bridge
S - Switch, H - Host, I - IGMP, r - Repeater, P - Phone
Device ID Local Intrfce Holdtme Capability Platform Port ID
pa-tse-h24.pasl.vmware.com Gig 1/1 121 S VMware ESXvmnic2
pa-tse-h24.pasl.vmware.com Gig 1/2 121 S VMware ESXvmnic3