Sphere 6.x Certificate Manager の使い方
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Sphere 6.x Certificate Manager の使い方

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Article ID: 338887

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VMware vCenter Server

Issue/Introduction

この記事では、vSphere 6.x Certificate Manager を使用する場合と方法について説明します。

vSphere 6.x Certificate Manager は、以下の用途に使用できます。
  1. デフォルト証明書を実装する(オプション 4 を使用)

    • このオプションは、内部 CA(Microsoft Windows CA)または商業認証局(Verisign、GoDaddy など)で署名されたカスタム CA 証明書を実装する計画がない場合に使用できます。
    • この環境では、vSphere 証明書が VMware 認証局 (VMCA) によって生成および発行されて、vSphere エンドポイント証明書ストア (VECS) で保存されます。
    • デフォルトでは、これらの証明書が信頼されていません。

  2. VMware 認証局 (VMCA) 証明書をカスタム CA 証明書に置き換える(オプション 2 を使用)


    • この環境では、内部 CA (Microsoft Windows CA) または商業認証局(Verisign や GoDaddy など)のカスタム CA 証明書およびキーでデフォルトの VMware 認証局 (VMCA) 証明書およびキーを置き換えます。
    • その後、VMware 認証局 (VMCA) は以前にインポートしたカスタム CA 証明書およびキーで署名される新しい vSphere 証明書を生成するために使用されます。
    • VMCA によって発行されるこれらの証明書は信頼されます。

  3. カスタム CA 証明書およびキーですべての vSphere 証明書およびキーを置き換える(オプション 5 を使用)


    • この環境では、内部 CA (Microsoft Windows CA) または商業認証局(Verisign や GoDaddy など)のいずれかで署名されたカスタム CA 証明書でマシン証明書およびすべてのソリューション ユーザー証明書を置き換えます。
    • VMCA は証明書を発行しません。


Symptoms:
免責事項:これは英文の記事「How to use vSphere 6.x Certificate Manager (2097936)」の日本語訳です。記事はベストエフォートで翻訳を進めているため、ローカライズ化コンテンツは最新情報ではない可能性があります。最新情報は英語版の記事で参照してください。

Environment

VMware vCenter Server 6.0.x
VMware vCenter Server 6.5.x

Resolution

vSphere 6.x Certificate Manager を起動するには、コマンド プロンプトを使用して、次のコマンドを実行します。

  • Windows vCenter Server:C:\Program Files\VMware\vCenter Server\vmcad\certificate-manager
  • vCenter Server Appliance: /usr/lib/vmware-vmca/bin/certificate-manager
Certificate Manager のコマンドを実行すると、スクリーンショットにあるように、8 つのオプションが表示されます。


  1. マシン SSL 証明書をカスタム CA 証明書と置き換える

    マシン SSL 証明書では、サブオプションを指定して、マシン SSL 証明書の証明書署名要求およびキーを生成するサブオプションが表示されます。

    必要な情報:

    • [email protected] のパスワード
    • マシン証明書のカスタム証明書およびキーへのパス
    • VMware 認証局 (VMCA) ルートのカスタム証明書のパス

  2. カスタム CA 署名証明書で VMware 認証局 (VMCA) ルート証明書を置き換え、すべての証明書を置き換える

    VMware 認証局 (VMCA) ルート署名証明書の証明書署名要求およびキーを生成するサブオプションが表示されます。

    必要な情報:

    • [email protected] のパスワード
    • certool.cfg ファイル(証明書の生成時に VMware 認証局 (VMCA) によって使用される)の構成
    • ルート署名証明書
    • ルート署名キー
任意の情報:
  • カスタム CA ですべてのソリューション ユーザー証明書を置き換えますか。

    • はい:ソリューション ユーザー(vpxd、vpxd-extension、vsphere-webclient、マシン)用のカスタム証明書とキーのパス。
      :後でオプション 5 を使用して、この手順を実行することもできます。
    • いいえ:VMware 認証局 (VMCA) により、指定したカスタム CA 署名証明書を使用してソリューション ユーザー用の新しい証明書/キーが生成されます。
      :後でオプション 6 を使用して、この手順を実行することもできます。

  • カスタム CA でマシン SSL 証明書を置き換えますか。

    • はい:マシン証明書のカスタム証明書およびキーへのパス
      :後でオプション 1 を使用して、この手順を実行することもできます。
    • いいえ:VMware 認証局 (VMCA) により、指定したカスタム CA 署名証明書を使用してマシンの新しい証明書/キーが生成されます。
      :後でオプション 3 を使用して、この手順を実行することもできます。
  1. VMware 認証局 (VMCA) によって生成された証明書でマシン SSL 証明書を置き換える

    必要な情報:

    • [email protected] のパスワード
    • certool.cfg ファイル(証明書の生成時に VMware 認証局 (VMCA) によって使用される)の構成

  2. 新しいデフォルトの VMware 認証局 (VMCA) ルート証明書を再生成し、すべての証明書を置き換える

    必要な情報:

    • [email protected] のパスワード
    • certool.cfg ファイル(証明書の生成時に VMware 認証局 (VMCA) によって使用される)の構成

  3. カスタム CA 証明書でソリューション ユーザー証明書を置き換える

    必要な情報:

    • [email protected] のパスワード
    • カスタム ルート CA 証明書へのパス
    • vpxd ソリューション ユーザーのカスタム証明書およびキーへのパス
    • vpxd-extension ソリューション ユーザーのカスタム証明書およびキーへのパス
    • vSphere Web クライアント ソリューション ユーザーのカスタム証明書およびキーのパス
    • マシン ソリューション ユーザーのカスタム証明書およびキーへのパス

  4. VMware 認証局 (VMCA) によって生成された証明書でマシン SSL 証明書およびソリューション ユーザー証明書を置き換える

    必要な情報:

    [email protected] のパスワード

  5. 古い証明書を再発行して最後に実行した操作を元に戻す

  6. すべての証明書のリセット

    必要な情報:

    • [email protected] のパスワード
    • certool.cfg ファイル(証明書の生成時に VMware 認証局 (VMCA) によって使用される)の構成


Additional Information

CA 署名証明書の実装の詳細については、「Replacing default certificates with CA signed SSL certificates in vSphere 6.0 (2111219)」を参照してください。

:現在、vCenter Server 6.x は、VMware 認証局 (VMCA) とのみ連携します。vSphere 6 Certificate Manager および VMware 認証局 (VMCA) を使用して、その他の製品に証明書を発行することはできません。

ログ ファイルの場所

  • vSphere 6.x Certificate Manager では、certificate-manager.log ファイルが次の場所に格納されます。

    • Windows vCenter Server 6.x: C:\ProgramData\VMware\vCenterServer\logs\vmca\certificate-manager.log
    • vCenter Server Appliance 6.x: /var/log/vmware/vmcad/certificate-manager.log

  • certool.cfg ファイルは次の場所にあります。

    C:\Program Files\VMware\vCenter Server\vmcad\certool.cfg

  • vCenter Server Appliance および Platform Service Controler Appliance の構成ファイルの場所:

    • vCenter Server Appliance: /usr/lib/vmware-vmca/share/config/certool.cfg
    • Platform Service Controller Appliance:/usr/lib/vmware-vmca/share/config/certool.cfg

How to use vSphere 6.x Certificate Manager