VMware Converter を使用した P2V 変換が次のエラーで失敗する: システム ボリュームが見つかりません。再構成は実行できません。
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VMware Converter を使用した P2V 変換が次のエラーで失敗する: システム ボリュームが見つかりません。再構成は実行できません。

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VMware vSphere ESXi

Issue/Introduction

Symptoms:

免責事項: これは英文の記事「P2V conversion using VMware Converter fails with the error: Unable to find the system volume, reconfiguration is not possible (1037507)」の日本語訳です。記事はベストエフォートで翻訳を進めているため、ローカライズ化コンテンツは最新情報ではない可能性があります。最新情報は英語版の記事で参照してください。


  • VMware Converter を使用して P2V 変換を実行できない。
  • P2V 変換時に Converter が 96% の時点で失敗する。
  • 次のエラーが表示される:

    Unable to find the system volume, reconfiguration is not possible.

  • vmware-converter-worker-#.log ファイルに次のようなエントリが表示される。

    [#8] [2011-04-03 info 'App'] [,0] Error 13 reading Element value from key mntApi355069955430142598\Objects\{9dea862c-5cdd-4e70-acc1-f32b344d4795}\Elements\24000001

    [#8] [2011-04-03 info 'App'] [,0] Error 13 reading Element value from key mntApi350180466530142598\Objects\{9dea862c-5cdd-4e70-acc1-f32b344d4795}\Elements\24000001
    [#8] [2011-04-03 info 'App'] [,0] Unloaded hive mntApi350180466530142598
    [#8] [2011-04-03 error 'task-8'] [GetMntapiOsInfo] Got an error getting MNTAPI OS information


Environment

VMware vCenter Converter Standalone 6.0.x
VMware vCenter Converter Standalone 5.1.x
VMware vCenter Converter 4.2.x
VMware vCenter Converter Standalone 4.3.x
VMware vCenter Converter Standalone 5.0.x

Cause

この問題は、ブート構成データまたは BCD(Windows Vista、7、Windows Server 2008、Windows Server 2008 R2)を使用する物理マシンの変換時に発生します。 この場合、変換後に不正確な BCD 構成データが発生し、仮想マシンの再構成プロセスが失敗する原因となる、何らかのシステム パーティション、リカバリ パーティション、隠しパーティションが物理マシンに存在している可能性があります。 BCD の問題は、bootrec コマンドを使用して自動的に再構築するか、bcdedit コマンドを使用して BCD ストアを編集して対処することができます。

Resolution

この問題を解決するには、次の手順を実行します。
  1. 仮想マシンを vCenter Server にインポートします。
  2. 適切な Microsoft Windows インストール メディア(正しいオペレーティング システムのアーキテクチャおよびバージョン)から仮想マシンを起動します。
  3. 適切なキーボード レイアウトおよび言語オプションを選択し、[次へ] をクリックします。
  4. [コンピュータを修復する] をクリックします。
  5. 修復するオペレーティング システムを選択し、[次へ] をクリックします。
  6. [スタート] > [ファイル名を指定して実行] をクリックし、cmd と入力して、[OK] をクリックします。
  7. bcdedit と入力し、Enter キーを押します。
  8. 識別子が {bootmgr} に設定されている Windows Boot Manager タイトルの下に、device boot に設定されていると表示される場合があります。 同様に、識別子が {default} に設定されている Windows Boot Loader の下に、device および osdevice boot に設定されていると表示される場合があります。 これらの項目は、使用環境に合わせて適切に設定する必要があります。 通常これらは、partition=C: と表示されます。 場合によっては、{default} 識別子がそれらを partition=D: に設定する場合があります。

    次のコマンドを実行して、構成を修正します。

    bcdedit は次のパスにあります: c:\windows\system32

    bcdedit /set {bootmgr} device partition=C:

    bcdedit /set {default} device partition=C:

    bcdedit /set {default} osdevice partition=C:

  9. コマンド プロンプトで exit と入力して [Shutdown] を選択します。
  10. VMware Converter を使用して再構成してみてください。 再構成は正常に完了するはずです。 もし失敗した場合は、手順 1 から 7 を繰り返してから、次のコマンドを実行してデフォルトのデバイスを partition=D: に設定します。

    bcdedit /set {bootmgr} device partition=C:

    bcdedit /set {default} device partition=D:

    bcdedit /set {default} osdevice partition=D:

    D: パーティションは例として使用しています。 使用可能などのドライブ文字でも使用できます。

: 前述の bcdedit コマンドを実行した後に、仮想マシンが起動してからブルー スクリーンで失敗した場合は、次の手順を実行して問題を解決します。

  1. 仮想マシンを Windows 2008 ISO から起動します。
  2. 回復コンソールをロードします。
  3. [スタート] > [ファイル名を指定して実行] をクリックし、regedit と入力して、[OK] をクリックします。 レジストリ エディタ ウィンドウが開きます。
  4. HKEY_LOCAL_MACHINE (HKLM) をクリックしてから、[メニュー] > [ファイル] > [ハイブの読み込み] をクリックします。
  5. C:\Windows\system32\config を参照し、ファイル SYSTEM を選択します。
  6. 名前を求められたら p2v と入力します。
  7. キー HKLM\p2v\ControlSet001\services\LSI_SAS を見つけます。
  8. start タイプの値を REG_DWORD 0 に設定します。
  9. HKLM\p2v を選択し、[メニュー] > [ファイル] > [ハイブのアップロード] をクリックします。
  10. レジストリ エディタを閉じて、仮想マシンを再起動します。

詳細については、「Virtual 仮想マシンの起動が失敗し、青色の診断画面に次のメッセージが表示される: 7B Stop Code after using VMware Converter (2095403)」を参照してください。

: この記事の手順を実行しても問題が解決されない場合は、VMware サポートにサポート リクエストを提出し、このナレッジ ベースの記事 ID (1037507) を問題の説明の中に記入してください。 詳細は、「How to Submit a Support Request」を参照してください。


Additional Information

VMware vCenter Converter Standalone 5.1 以降では、Windows Server 2008 よりも古い Windows Server を実行しているシステムの場合、ソース マシンが少なくとも 1 つの NTFS ボリュームを持つ場合に限り、VSS が FAT/FAT32 のボリューム(存在する場合)のスナップショットを作成できるようになりました。 2008 以降のすべての Windows Server では、このプロセスがサポートされておらず、FAT/FAT32 パーティションは選択解除する必要があります。

詳細については、『VMware Converter 5.1 Release Notes』の「既知の問題」のセクションを参照してください。

P2V conversion using VMware Converter fails with the error: Unable to find the system volume, reconfiguration is not possible