iSCSI または NFS データストアでジャンボ フレームを使用するときのディスク待ち時間のトラブルシューティング
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iSCSI または NFS データストアでジャンボ フレームを使用するときのディスク待ち時間のトラブルシューティング

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Article ID: 328783

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Products

VMware vSphere ESXi

Issue/Introduction

Symptoms:

免責事項： これは英文の記事 「Troubleshooting disk latency when using Jumbo Frames with iSCSI or NFS datastores (2002197)」の日本語訳です。記事はベストエフォートで翻訳を進めているため、ローカライズ化コンテンツは最新情報ではない可能性があります。最新情報は英語版の記事で参照してください。

iSCSI または NFS データストアでジャンボ フレームを使用している場合、ディスク待ち時間の問題が発生します。

Environment

VMware ESX 4.1.x
VMware vSphere ESXi 5.1
VMware vSphere ESXi 5.0
VMware vSphere ESXi 5.5
VMware ESXi 4.0.x Installable
VMware ESXi 4.1.x Installable
VMware ESX 4.0.x
VMware ESXi 4.0.x Embedded
VMware ESXi 4.1.x Embedded

Cause

選択された MTU サイズに対応するようにストレージ プロセッサまたは ESX/ESXi ホストが適切に構成されていない場合、ディスク待ち時間の問題が発生する可能性があります。

Resolution

定義された MTU サイズに対応するようにホストが適切に構成されていることを確認するには、次の手順を実行します。

  1. SSH を使用して、ESX または ESXi ホストにログインします。詳細については、次の項目を参照してください。
  2. 次のコマンドを ESX/ESXi ホストから実行します。

    # vmkping -s MTU_header_size -d IP_address_of_NFS_or_iSCSI_server

    ここで、
    -s には、パケットサイズを設定します
    -d は、パケットを断片化しないことを示します

    注：ヘッダ サイズ = 216 と仮定した場合、-s の値（パケット サイズ）は 9000 - 216 = 8784 になります
    コマンド例：

    # vmkping -s 8784 -d 192.168.1.100

  3. 応答を受信した場合、必要な MTU で通信が実行されていることを意味します。応答を受信しない場合は、-d オプションを指定せずに vmkping コマンドを実行します。

    # vmkping -s MTU_header_size IP_address_of_NFS_or_iSCSI_server
  4. 応答を受信した場合、構成の問題は依然として存在しますが、大きなパケットが断片化されていることを意味します。この問題は、環境内の他のコンポーネントでディスク待ち時間の問題や、ネットワークまたはストレージの中断を引き起こす場合があります。パケットの断片化と再構成には、スイッチ、ストレージ プロセッサ、および ESX ホスト上の大量の CPU リソースが使用されます。

  5. ジャンボ フレームに対応するように ESX/ESXi ホストが適切に構成されていることを確認します。次のコマンドを実行します。

    # esxcfg-nics -l
    Name PCI Driver Link Speed Duplex MAC Address MTU Description
    vmnic0 0000:01:00.00 bnx2 Up 1000Mbps Full xx:xx:xx:xx:xx:xx 1500 Broadcom Corporation PowerEdge R710 BCM5709 Gigabit Ethernet
    vmnic1 0000:01:00.01 bnx2 Up 1000Mbps Full xx:xx:xx:xx:xx:xy 1500 Broadcom Corporation PowerEdge R710 BCM5709 Gigabit Ethernet
    vmnic2 0000:02:00.00 bnx2 Up 1000Mbps Full xx:xx:xx:xx:xx:xz 9000 Broadcom Corporation PowerEdge R710 BCM5709 Gigabit Ethernet

  6. 必要な MTU サイズに一致する MTU 列の値を確認し、vSwitch がジャンボ フレームに対応するように構成されていることを確認します。

    # esxcfg-vswitch -l
    Switch Name Num Ports Used Ports Configured Ports MTU Uplinks
    vSwitch0 128 3 128 1500 vmnic0

    PortGroup Name VLAN ID Used Ports Uplinks
    Management Network 0 1 vmnic0

    Switch Name Num Ports Used Ports Configured Ports MTU Uplinks
    vSwitch1 128 2 128 1500 vmnic1

    PortGroup Name VLAN ID Used Ports Uplinks
    VMnet VLAN 5 0 0 vmnic1

    Switch Name Num Ports Used Ports Configured Ports MTU Uplinks
    vSwitch2 128 3 128 9000 vmnic2

    PortGroup Name VLAN ID Used Ports Uplinks
    iSCSI_1 0 1 vmnic2
  7. VMkernel ポートが構成されている vSwitch の MTU 列も MTU サイズに一致していることを確認します。詳細については、「iSCSI and Jumbo Frames configuration on ESX/ESXi (1007654)」または「Enabling Jumbo Frames for VMkernel ports in a virtual distributed switch (1038827)」を参照してください。

    注：ジャンボ フレームに対応するように VMkernel または vSwitch が構成されている場合は、ネットワーク スイッチやルータなどのネットワーク コンポーネント上に構成の問題があるか、ストレージ プロセッサに構成の問題があります。

  8. ESX ホストとストレージ アレイ間のすべてのデバイス（物理ネットワーク スイッチも含む）が、必要な MTU サイズのジャンボ フレームをサポートするように構成されていることを確認します。


Additional Information

Troubleshooting disk latency when using Jumbo Frames with iSCSI or NFS datastores

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