SMP 対応の仮想マシンで実行中の Linux カーネルからソフト ロックアップ メッセージが出力される
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SMP 対応の仮想マシンで実行中の Linux カーネルからソフト ロックアップ メッセージが出力される

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Article ID: 328781

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VMware vSphere ESXi

Issue/Introduction

Symptoms:

免責事項: これは英文の記事 「Soft lockup messages from Linux kernel running in an SMP-enabled virtual machine (1009996)」の日本語訳です。記事はベストエフォートで翻訳を進めているため、ローカライズ化コンテンツは最新情報ではない可能性があります。最新情報は英語版の記事で参照してください。


対称型マルチプロセッシング (SMP) 対応の仮想マシンで Linux カーネルを実行すると、[バグ: CPU#1! でソフト ロックアップが検出されました] のようなメッセージがメッセージ ログ ファイルに出力されます。メッセージの厳密なフォーマットはカーネルによって異なり、カーネル スタック バックトレースが添付されることもあります。
多数の Linux カーネルがソフト ロックアップ用のウォッチドッグ スレッドを用意しており、このウォッチドッグ スレッドが 10 秒間以上スケジュールされない場合は、ソフト ロックアップ メッセージが出力されます。物理ホストでソフト ロックアップ メッセージが出力された場合は、一般に、カーネルかハードウェアのバグを示しています。仮想マシン内で実行中の場合、このメッセージは、高レベルのオーバーコミット(特にメモリのオーバーコミット)またはその他の仮想化オーバーヘッドが発生したことを示します。


Environment

VMware vSphere ESXi 5.1
VMware ESXi 4.1.x Embedded
VMware ESXi 4.0.x Installable
VMware ESX 4.0.x
VMware ESX 4.1.x
VMware ESXi 4.1.x Installable
VMware ESXi 4.0.x Embedded
VMware vSphere ESXi 5.5
VMware vSphere ESXi 5.0

Resolution

ソフト ロックアップ メッセージが出力されても、カーネル パニックが発生したわけではないため、無視しても問題ありません。

一部のカーネルでは、次のコマンドを実行することで、ソフト ロックアップのしきい値を調整できます。

echo time > /proc/sys/kernel/softlockup_thresh

time は、ソフト ロックアップが報告されるまでの経過秒数です。デフォルト値は一般に 10 秒です。

Additional Information

Soft lockup messages from Linux kernel running in an SMP-enabled virtual machine