Increasing VMware vCenter Server and VMware ESX/ESXi logging levels
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Increasing VMware vCenter Server and VMware ESX/ESXi logging levels

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Article ID: 327075

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VMware vCenter Server VMware vSphere ESXi

Issue/Introduction

この記事では、追加のデータが保存されるように hostd、vpxa、および vpxd ログのサイズと数を増やす手順について説明します。このデータはトラブルシューティングに役立つ可能性があります。

管理エージェント (hostd)、VirtualCenter Agent サービス (vpxa)、および VirtualCenter (vpxd) ログは、自動的にローテーションして維持されており、増加状況を管理します。ログのローテーションが早すぎると、ログの情報が失われる場合があります。

: ローテーションとは、ファイル順番に切り替えることを意味します。たとえば、ログ ファイルの最大数を 10 に設定した場合、10 個の各ログ ファイルが終わると、番号は 0 から再開されます。

ログの各セットは以下の場所で見つかります。
  • Hostd
    • ESXi/ESX 4.x ホストの場合、hostd ログは /var/log/vmware/ にあります
    • ESXi 5.x/6.x ホストの場合、hostd ログは /var/log/ にあります
       
  • vpxa
    • ESXi/ESX 4.x ホストの場合、vpxa ログは /var/log/vmware/vpx/ にあります
    • ESXi 5.x/6.x ホストの場合、vpxa ログは /var/log/ にあります
       
  • vpxd ログは %ALLUSERSPROFILE%\Application Data\VMware\VMware VirtualCenter\Logs にあり、次のように解釈されます。
    • Windows 2003:C:\Documents and Settings\All Users\Application Data\VMware\VirtualCenter\logs
    • Windows 2008:C:\ProgramData\VMware\VMware VirtualCenter\Logs
    • Windows 2012:C:\ProgramData\VMware\VMware VirtualCenter\Logs
    • VCSA/vCenter アプライアンス: /var/log/vmware/


Symptoms:
免責事項:これは英文の記事 「Increasing VMware vCenter Server and VMware ESX/ESXi logging levels (1004795)」の日本語訳です。記事はベストエフォートで翻訳を進めているため、ローカライズ化コンテンツは最新情報ではない可能性があります。最新情報は英語版の記事で参照してください。

Environment

VMware vCenter Server 7.0.x
VMware vSphere ESXi 7.0.0

Resolution

注意:長期間にわたって一般または詳細のログを有効化していると、vCenter Server のパフォーマンス低下の原因となります。一般または詳細のログの有効化は、トラブルシューティング目的でのみ実行してください。VMware は、トラブルシューティングの終了後、すみやかにデフォルトのログ(情報レベル)に戻すことをお勧めしています。VMware は、本番環境で一般または詳細のログを有効にすることをお勧めしていません。この記事の手順を実施するのは、VMware テクニカル サポートに相談した後だけにしてください。

ログのサイズや数を増やす前に以下を実施してください。 注意:ログの数やサイズをデフォルト設定から減らすことを VMware は推奨しません。

この記事には次の 3 つのセクションがあります。

Hostd

ESXi 5.x/6.x の場合、次のようにして vSphere Client から hostd ログを増やすことができます。
  1. vSphere Client を使用して vCenter Server に接続します。
  2. ESXi 5.x ホストをクリックしてから、[構成] をクリックします。
  3. [ソフトウェア] をクリックし、[詳細設定] をクリックします。
  4. [詳細設定] で、[構成] > [HostAgent] > [ログ] に進みます。
  5. config.HostAgent.log.level 設定を、希望のログ レベルで更新します。さまざまなログ レベルについては、#AdditionalInformationsection を参照してください。

    config.HostAgent.log.level のデフォルト ログ レベルは、ESXi 5.x では verbose で、ESXi 6.x では info です。
hostd のログを増やすには:
  1. SSH セッション経由で、またはコンソールから直接、ホストに root としてログインします。詳細については、「Using Tech Support Mode in ESXi 4.1 and ESXi 5.x (1017910)」または「Enabling root SSH login on an ESX host (8375637)」を参照してください。
  2. テキスト エディタを使用して、hostd の構成ファイルを開きます。

    hostd の構成ファイルは、/etc/vmware/hostd/config.xml に格納されています。

    ESXi 5.x/6.x: ログを、トラブルシューティング目的のために syslog ではなく、ローカル ディスクにリダイレクトするには、まず(/etc/vmware/hostd/config.xml にある) config.xml ファイルのこの行を true に変更します。


    <outputToFiles>false</outputToFiles>

    ファイルは次のようになります。

    <config>
    :
    <log>
    <directory>/var/log/vmware/</directory>
    <level>verbose</level>
    <name>hostd</name>
    <outputToConsole>false</outputToConsole>
    <maxFileSize>52428800</maxFileSize>
    <maxFileNum>50</maxFileNum>
    </log>
    :
    </config>


    各エントリの説明:
    • <directory>/var/log/vmware/</directory>

      ログ パス

      :<directory> エントリは、 データストアへのフルパスで更新することもできます。例:

      <directory>/vmfs/volumes/<datastore name>/<log directory></directory>

      これは、ESXi ホストで領域が限られている場合に役立つことがあります。
       
    • <level>verbose</level>

      ログ レベル。ESXi/ESX 4.0 以降の場合、デフォルトのログ レベルは verbose です。ESXi/ESX 3.5 以前の場合、デフォルトの レベルは info です。これを望ましいログ レベルに変更します。さまざまなログ レベルについては、#AdditionalInformationsection を参照してください。
    • <name>hostd</name>

      プレフィックス
       
    • <outputToConsole>false</outputToConsole>

      コンソール出力
       
    • <maxFileSize>5242880</maxFileSize>

      各ログ ファイルの最大サイズ(バイト単位)。
       
    • <maxFileNum>50</maxFileNum>

      ログ ファイルの最大数。
  3. <maxFileSize> パラメータを増やして、ログの最大サイズを変更します。
  4. <maxFileNum> パラメータを増やして、ログの最大数を変更します。
  5. hostd の管理エージェント (mgmt-vmware) を再起動して変更内容を有効にします。詳細については、「Restarting the Management agents on an ESXi or ESX host (1003490)」を参照してください。
:5.x/6.x の場合、hostd ログ出力はデフォルトで syslog に出力されるように設定されます。この場合、Syslog.loggers.hostd.rotate および Syslog.loggers.hostd.size の詳細設定が /etc/vmware/hostd/config.xml ファイルの設定よりも優先されます。
設定を変更するには、次の手順を実行します。
  1. vSphere Client を使用して ESXi ホストに接続します。
  2. [ソフトウェア] セクションの [構成] タブで、[詳細設定] をクリックします。
  3. [Syslog] をクリックして展開します。
  4. [loggers] をクリックして展開します。
  5. [hostd] をクリックします。
  6. Syslog.loggers.hostd.rotateSyslog.loggers.hostd.size を探します。
  7. 変数の右にあるテキスト ボックスを使用して、設定を調整します。
:5.0.x のデフォルトは、サイズ 5120 KiB10 ファイルです。5.1.x および 5.5.x のデフォルトは、それぞれ 10240 KiB のサイズの 10 ファイルをローテーションします。ここで変更を行う場合、値はホストに動的に設定されるため、hostd を再起動する必要はありません。

vpxa

vpxa のログを増やすには:
 
vSphere Client を介して設定を変更するには:
  1. vSphere Client を使用して、問題の ESXi ホストに接続します。
  2. [ソフトウェア] セクションで [構成] タブを選択し、[詳細設定] をクリックします。
  3. [Syslog] を展開してから [loggers] を展開し、[vpxa] を選択します。
  4. Syslog.loggers.vpxa.rotateSyslog.loggers.vpxa.size を探します。
  5. 変数の右にあるテキスト ボックスを使用して、設定を調整します。
:5.0.x のデフォルトでは 10 ファイルを各サイズ 5,120 KiB でローテーションし、5.1.x および 5.5.x のデフォルトでは 20 ファイルを各サイズ 5120 KiB でローテーションします。ここで変更を行う場合、値はホストに直接設定されるため、vpxa を再起動する必要はありません。
コマンド ラインから設定を変更するには:
  1. root として SSH セッションまたはコンソールから直接 ESXi/ESX ホストにログインします。詳細については、「Using Tech Support Mode in ESXi 4.1 and ESXi 5.x (1017910)」または「Enabling root SSH login on an ESX host (8375637)」を参照してください。
  2. テキスト エディタで、vpxa の構成ファイルを開きます。

    :ESX 3.5 から ESXi/ESX 4.1 の場合、ファイルは /etc/opt/vmware/vpxa/vpxa.cfg に格納されています。ESXi 5.x/6.x の場合、vpxa.cfg ファイルは /etc/vmware/vpxa に格納されています。ESXi 5.0 の場合、vpxa.cfg ファイルは読み取り専用に設定されています。

    ファイルは次のようになります。

    <config>
    :
    <log>
    :
    <maxFileNum>50</maxFileNum>
    <maxFileSize>5242880</maxFileSize>
    <level>verbose</level>
    </log>
    :
    </config>


    各エントリの説明:
    • <maxFileNum>50</maxFileNum>  

      ログ ファイルの最大数。
       
    • <maxFileSize>5242880</maxFileSize>

      各ログ ファイルの最大サイズ(バイト単位)。デフォルトの場合、最大ファイル サイズは 5243904 バイトです。
       
    • <level>verbose</level>

      ログ レベル。デフォルトのレベルは verbose です。これを望ましいログ レベルに変更します。さまざまなログ レベルについては、#AdditionalInformationsection を参照してください。
    <directory> エントリは <log> 見出しの下に追加でき、VMFS データストアへのフル パスを使用して更新できます。例:

    <directory>/vmfs/volumes/<datastore name>/<log directory></directory>

    これは、ESXi ホストで領域が限られている場合に役立つことがあります。
     
  3. <maxFileSize> パラメータを増やして、ログの最大サイズを変更します。
  4. <maxFileNum> パラメータを増やして、ログの最大数を変更します。
  5. vpxa の管理エージェント (vmware-vpxa) を再起動して変更内容を有効にします。詳細については、「Restarting the Management agents on an ESXi or ESX host (1003490)」を参照してください。
:5.x/6.x の場合、vpxa ログ出力はデフォルトで syslog に出力されるように設定されます。この場合、詳細設定 Syslog.loggers.vpxa.rotate および Syslog.loggers.vpxa.size は、vpxa.cfg ファイルの設定よりも優先されます。
ESXi 5.x/6.0/6.5 の場合、次のようにして vSphere Client から vpxa ログを増やすことができます。
  1. vSphere Client を使用して vCenter Server に接続します。
  2. ESXi 5.x ホストをクリックしてから、[構成] をクリックします。
  3. ソフトウェア詳細設定 をクリックします。
  4. [詳細設定] で、[Vpx] > [Vpxa] > [構成] > [ログ] をクリックします。
  5. Vpx.Vpxa.config.log.level 設定を、希望のログ レベルで更新します。さまざまなログ レベルについては、#AdditionalInformationsection を参照してください。

vpxd

vCenter Server で vpxd のログを増やす方法については、「Enabling trivia logging in vCenter Server (1001584)」を参照してください。

vCenter Server が起動していない場合、トリビア ログ記録を手動で有効にする必要があります。

トリビア ログを手動で有効にするには、次の操作を行います。
  1. vCenter Server に管理者としてログインします。
  2. テキスト エディタで、vpxd の構成ファイルを開きます。

    vpxd の構成ファイルは、次に格納されています。

    %ALLUSERSPROFILE%\Application Data\VMware\VMware VirtualCenter\vpxd.cfg

    vCenter Server Appliance では、vpxd.cfg ファイルは次の場所にあります。/etc/vmware-vpx/vpxd.cfg.

    Windows 2008 の場合:

    C:\ProgramData\VMware\VMware VirtualCenter\vpxd.cfg

    vCenter Server 6.0 の場合:

    C:\ProgramData\VMware\vCenterServer\cfg\vmware-vpx\vpxd.cfg

    詳細については、「Common vCenter Server and vSphere Client Windows paths (1028185)」を参照してください。

    ファイルは次のようになります。

    <config>
    :
    <log>
    <level>trivia</level>
    <maxFileNum>200</maxFileNum>
    <maxFileSize>5242880</maxFileSize>
    <directory>C:\vpxlog\</directory>
    <name>vpxd</name>
    </log>
    :
    </config>


    各エントリの説明:
    • <level>trivia</level>

      ログ レベル。デフォルトのレベルは info です。これを望ましいログ レベルに変更します。さまざまなログ レベルについては、#AdditionalInformationsection を参照してください。
    • <maxFileNum>200</maxFileNum>

      ログ ファイルの最大数。
       
    • <maxFileSize>5242880</maxFileSize>

      各ログ ファイルの最大サイズ(バイト単位)。デフォルトの場合、最大ファイル サイズは 5243904 バイトです。
       
    • <directory>C:\vpxlog\</directory>

      ログのパス
       
    • <name>vpxd</name>

      プレフィックス
  3. <maxFileSize> パラメータを増やして、ログの最大サイズを変更します。
  4. <maxFileNum> パラメータを増やして、ログの最大数を変更します。
  5. VMware VirtualCenter Server サービスを再起動して変更を有効にします。詳細については、「Stopping, starting, or restarting vCenter services (1003895)」を参照してください。
  • vpxd.cfg ファイルを編集した後、<log> 内の変更を有効にするために文字を削除する必要があります。
  • また、Windows のコマンド ラインで set コマンドを使用して、オペレーティング システムのリストを表示することもできます。詳細については、「Common vCenter Server and vSphere Client Windows paths (1028185)」を参照してください。
vSphere Client を使用して、vCenter Server ログ レベルを上げることもできます。

vSphere Client を使用してログ レベルを変更にするには:
  1. vSphere Client を vCenter Server に接続します。
  2. [管理] > [vCenter Server 設定] > [ログ作成オプション] に進みます。
  3. ドロップダウンから目的のログ オプションを選択します。さまざまなログ レベルについては、#AdditionalInformationsection を参照してください。
:vSphere Client または vSphere Web Client を使用して行なったログ レベルの変更は、再起動後も保持されるものではなく、vpxd.cfg ファイルのデフォルト値で上書きされます。永続的なログ レベルの変更を行うには、vpxd.cfg ファイルを編集する必要があります。

追加情報セクション

さまざまなログ レベルを示す表:
オプション説明
なし (ログの無効化)ログを無効にします。
エラー (エラーのみ)        エラーのログのみを表示します。
警告 (エラーおよび警告)警告とエラーのログを表示します。
情報 (通常ログ)情報、エラー、および警告のログを表示します。
詳細 (詳細)情報、エラー、警告、および詳細なログを表示します。
最詳細 (最詳細)情報、エラー、警告、詳細、およびな最も詳細な情報のログ エントリを表示します。


Additional Information

/var/log に保持される VMkernel ログの数およびサイズの変更については、「Controlling the size and number of vmkernel logs in ESX hosts (1037645)」を参照してください。

ログ オプション (なしエラー警告情報詳細、およびトリビア) に関する詳細については、以下を参照してください。 この記事の翻訳バージョンについては、次を参照してください。
Enabling trivia logging in VMware vCenter Server
Restarting the Management agents in ESXi
How to stop, start, or restart vCenter Server services
Enabling syslog on ESXi 3.5 and 4.x
Using Tech Support Mode in ESXi 4.1, ESXi 5.x, and ESXi 6.x
Common vCenter Server and vSphere Client Windows paths
The vpxa management agent fills local logs in ESXi 4.1
Controlling the size and number of vmkernel logs in ESX hosts
VMware vCenter Server と VMware ESX/ESXi のログ レベルを上げる方法
次のエラーで hostd がセッションを使い果たし、ESX/ESXi ホストが切断される:SOAP session count limit reached
提高 VMware vCenter Server 和 VMware ESX/ESXi 日志记录级别
Enabling root SSH login on an ESX host