ESXi/ESX ホストを vCenter Server 間で移動する方法

Products

VMware vCenter Server VMware vSphere ESXi

Issue/Introduction

免責事項：これは英文の記事「How to move ESXi/ESX host from one vCenter Server to another」の日本語訳です。記事はベストエフォートで翻訳を進めているため、ローカライズ化コンテンツは最新情報ではない可能性があります。最新情報は英語版の記事で参照してください。

この記事では、管理対象 ESXi/ESX ホストをある vCenter Server から別の vCenter Server に移動する手順を説明します。
移行前の検討事項：

VMware では、Distributed Switch を使用している ESX/ESXi ホストを移行しないよう推奨しています。以下の記事を参照して、ホストを新しい vCenter Server に移行する前に、ホストを標準スイッチに移行してください。
- Moving an ESX/ESXi host with vDS from one vCenter Server to another (1029498)
- Exporting/importing/restoring Distributed Switch configs using vSphere Web client (2034602)
vSphere 6.0 環境に移行する場合は、VMFS-3 が廃止されていることに注意してください。詳細については、「Frequently Asked Questions on Deprecation and End of Support (EOS) for VMFS-3 in VMware vSphere 6.0.x (2093576)」を参照してください。
ホストを移行する前に、新しい vCenter Server 上に高可用性の設定を再作成する必要があります。
ESX/ESXi ホストを移動する前に、DRS を手動に設定するか、無効にする必要があります。ターゲットの vCenter Server に、DRS 設定を作成する必要があります。これにより、ESXi/ESX ホストからリソースプールも削除されます。詳細については、「Disabling VMware Distributed Resource Scheduler (DRS) (1007655)」を参照してください。
重要：VMware vCloud Director または VMware Horizon View を使用している場合は、DRS を無効にしないでください。DRS を手動に構成して、既存のリソースプールを保持します。
Storage DRS を手動に設定し、ターゲットの vCenter Server に構成を複製する必要があります。Storage DRS の有効化と無効化の詳細については、「Enabling and disabling Storage DRS (SDRS) in the vSphere Web Client (2032910)」を参照してください。
ホストを移行した後、仮想マシンで MKS のコンソールの問題が発生する場合があります。また、VMX/MKS SSL キャッシュの更新が必要になる可能性があります。これを軽減するには、別の vCenter Server に移行する前に、ホストをメンテナンスモードにする必要があります。「"Unable to connect to MKS" error in vSphere Web Client」を参照してください。

Environment

VMware vCenter Server 7.0.x
VMware vSphere ESXi 7.0.0

Resolution

ESXi/ESX ホストを vCenter Server 間で移動するには、vCenter Server からホストを削除した後、新しい vCenter Server にホストを追加します。この操作は、前提条件が満たされている限り、ESXi/ESX 上で実行されているどの仮想マシンの状態にも影響しません。ESXi/ESX とその仮想マシンの履歴パフォーマンスデータは消去されます。