免責事項: これは英文の記事 「ESX/ESXi hosts randomly drop and reconnect iSCSI connections to an EqualLogic array (2004432)」の日本語訳です。記事はベストエフォートで翻訳を進めているため、ローカライズ化コンテンツは最新情報ではない可能性があります。最新情報は英語版の記事で参照してください。
設計上、EqualLogic アレイは、全体的なパフォーマンスを向上する方法の 1 つとして接続のロード バランシング操作を実行します。アレイは、個々のネットワーク ポートを含め、いくつかのレベルでワークロードを継続的に監視します。ワークロードの結果として、ネットワーク ポートのスループットが不均衡に維持された場合、個々の iSCSI セッションを他のネットワークにリダイレクトして、ワークロードをすべてのアクティブなコントローラおよびネットワーク ポート間でより均等に分散することができます。
上記のログ ファイルの例では、EqualLogic アレイが接続のロード バランシング操作を実行しています。このようなロード バランシング操作を実行するときに、アレイは、セッションにログアウトするように指示します。セッションが再度ログインすると、セッションはリダイレクトされ、アレイ上の別のネットワーク インターフェイスに接続されます。結果として、ネットワークのワークロードがネットワーク インターフェイス間で移動します。
アレイ コントローラがその能力を超えて使用されている状況では、iSCSI ログイン要求が適切なタイミングで完了しない可能性があります。場合によっては、ゲスト OS がログにエラーを記録したり、一時的に応答不能になったりすることがあります。極端な例ですが、仮想マシンへの IO の中断により、仮想マシンが利用できなくなってしまう場合もあります。このような状況の発生を最小限に抑えるには、Enterprise または Enterprise Plus ライセンス付きの vSphere 4.1 以上で EqualLogic の MEM を使用することをお勧めします。マルチパス拡張機能モジュール (MEM) の詳細については、「Configuring and Installing the Equallogic Multipathing Extension Module」を参照してください。
この構成では、パスが一時的に停止する状況が発生しても、データストアに対する仮想マシンの IO またはホスト ストレージの操作は影響を受けません。