VMware vSphere ESXi 8.x
VMware vSphere ESXi 7.x
VMware vSphere ESXi 6.x
VMware vSphere ESXi 5.x
注:すべての構成変数が、すべてのバージョンの vCenter Server で機能するわけではありません。新しいリリースでは新しい変数が導入されており、以降のバージョンに引き継がれるようになっています。
VMware HA のカスタマイズを適用する
vSphere Web Client の使用
vSphere Client の使用
HA の詳細オプションには 3 つの種類があり、それぞれが異なる方法で設定されています。
一般的なオプション
バージョン |
名前 |
説明 |
再構成 |
オプションのタイプ |
クラスタ構成 |
||||
5.0、5.1、5.5 |
das.allowNetworkX |
HA によって使用される特定の管理ネットワークを指定できるようになります。ここで X は、0 ~ 9の数です。たとえば、値を「管理ネットワーク」に設定した場合、この名前を持つポート グループに関連付けられているネットワークのみが使用されます。すべてのホストを、名前付きのポートグループで構成し、ネットワークの互換性を確保してください。5.5 では、クラスタで vSAN が有効な場合、このオプションは無視されます。 |
はい。仕様を有効にするために、すべてのホスト上で HA を再構成します。 |
クラスタ |
5.0、5.1、5.5 |
das.ignoreRedundantNetWarning |
HA によって使用されるネットワークについて、ホストが冗長ネットワークで構成されていない場合は、HA で構成の問題が報告されます。5.5 より前のバージョンでは HA は管理ネットワークのみを使用します。5.5 では、vSAN が有効な場合、HA は vSAN 用に構成されたネットワークを使用します。有効な値は、true または false です。構成の問題を抑制するには、true に設定します。オプションが設定されていない場合は、false が想定されます。 |
はい。ホストの構成の問題が解消されるよう、ホスト上の HA を再構成します。 |
クラスタ |
5.0、5.1、5.5、6.0 |
das.heartbeatDsPerHost |
HA はデフォルトで、HA クラスタ内の各ホストに 2 つのハートビート データストアを選択します。このオプションを使用すると、2 から 5 の範囲の値でその数を増やすことができます。 |
はい。クラスタ内のすべてのホストの HA を再構成します。 |
クラスタ |
5.0、5.1、5.5、6.0 |
das.ignoreInsufficientHbDatastore |
das.heartbeatDsPerHost によって指定されたホストに必要な数のデータストアを選択できない場合、HA はホストの構成の問題を報告します。この警告が表示されないようにするには、このオプションを true に設定し、警告を有効にするには false に設定します。オプションが設定されていない場合は、false の値が想定されます。 |
はい。クラスタ内のすべてのホストの HA を再構成します。 |
クラスタ |
5.0、5.1、5.5 |
das.includeFTcomplianceChecks |
クラスタ プロファイルのコンプライアンス チェックの一部として、クラスタのフォールト トレランスのコンプライアンスをチェックするかどうかを指定します。クラスタで FT を使用する予定がなければ、このオプションを false に設定します。値を true にすると、チェックが有効化されます。設定しない場合は、true であると想定されます。 |
いいえ |
クラスタ |
5.5 U3 |
vpxd.das.fdmWaitForUpdatesTimeoutSec |
HA が FDM マスター ノードからの応答を待機するタイムアウトの期間。 |
あり。vCenter Server を再起動する必要があります。 |
VC |
アドミッション コントロール |
||||
5.0、5.1、5.5、6.0、6.5 |
das.vmmemoryminmb |
ユーザーがゼロ以外のメモリ予約を設定していない場合に、仮想マシンのメモリ予約に使用される MB の値。オプションが設定されていない場合は、0 が想定されます。 |
はい |
クラスタ |
5.0、5.1、5.5、6.0、6.5 |
das.vmcpuminmhz |
ユーザーがゼロ以外の CPU 予約を設定していない場合に、仮想マシンの CPU 予約に使用される MHz の値。オプションが設定されていない場合は、32 が想定されます。 |
はい |
クラスタ |
5.0、5.1、5.5、6.0 |
das.slotCpuInMHz |
スロット サイズの CPU コンポーネントで使用する MHz の最大値。オプションが設定されていない場合は、上限が設定されません。5.1 では、スロット サイズの CPU コンポーネントを UI および API で正確に指定することができます( vim.cluster.slotPolicy オブジェクトを参照してください)。このオプションと UI/API とは動作が異なります。このオプションでは最大値を設定するのに対し、UI/API ではそのものの正確な値が設定されます。スロット ポリシーが定義された状態でこのオプションを指定しても、このオプションで指定した値は無視されます。 |
いいえ |
クラスタ |
5.0、5.1、5.5、6.0 |
das.slotMemInMB |
スロット サイズのメモリ コンポーネントで使用する MB の最大値。オプションが設定されていない場合は、上限が設定されません。5.1 では、スロット サイズのメモリ コンポーネントを UI および API で正確に指定することができます( vim.cluster.slotPolicy オブジェクトを参照してください)。このオプションと UI/API とは動作が異なります。このオプションでは最大値を設定するのに対し、UI/API ではそのものの正確な値が設定されます。スロット ポリシーが定義された状態でこのオプションを指定しても、このオプションで指定した値は無視されます。 |
いいえ |
クラスタ |
6.0 |
das.config.fdm.memreservationmb |
デフォルトで vSphere HA エージェントは、メモリ リミット 250 MB が構成された状態で実行されます。予約可能な容量が不足している場合、ホストはこの予約を割り当てられないことがあります。この詳細オプションを使用してメモリ リミットを減らすことで、この問題を回避できます。最小値 100 を超える整数のみを指定することができます。反対に、(6,000 から 8,000 の仮想マシンを含む)大規模なクラスタでマスター エージェントの選択中に発生する問題を回避するには、この上限を 325 MB に増やします。 |
いいえ |
クラスタ |
仮想マシンの再起動 |
||||
5.0、5.1、5.5 |
das.maxvmrestartcount |
FDMプライマリノードが終了前に仮想マシンの再起動を試行する最大回数。このオプションが設定されていない場合は、試行回数は 5 回となります。この制限は、最初の再起動の試みからの時間が das.maxvmrestartperiod に満たない場合にのみ適用されます。FT のセカンダリ仮想マシンの再起動は、別のパラメータ、 das.maxftvmrestartcount によって決定されることに注意してください。 警告:この値を非常に高い値に設定すると、過剰なログが生成され、システム ログのディレクトリに影響を与える場合があります。 |
いいえ |
クラスタ |
6.0、6.5 | das.maxvmrestartcount | FDMプライマリノードが終了前に仮想マシンの再起動を試行する最大回数。このオプションが設定されていない場合は、試行回数は 6 回となります。 この制限は、最初の再起動の試みからの時間が das.maxvmrestartperiod に満たない場合にのみ適用されます。FT のセカンダリ仮想マシンの再起動は、別のパラメータ、 das.maxftvmrestartcount によって決定されることに注意してください。 警告:この値を非常に高い値に設定すると、過剰なログが生成され、システム ログのディレクトリに影響を与える場合があります。 |
いいえ | クラスタ |
5.0、5.1、5.5 |
das.maxvmrestartperiod |
最初の再起動の試みが失敗した後、FDM マスターが仮想マシンの再起動を試みる最大時間(秒)。時間は、FDM マスターが最初に仮想マシンの再起動を試みたときから測定されます。この時間制限は、 das.maxvmrestartcount に優先します。このオプションを設定しなければ、時間制限は適用されません。 |
いいえ |
クラスタ |
5.0、5.1、5.5 |
das.maxftvmrestartcount |
FDM マスターが終了前に FT 仮想マシン ペアのセカンダリ仮想マシンの再起動を試行する最大回数。このオプションが設定されていない場合は、試行回数は 5 回となります。 |
いいえ |
クラスタ |
5.0U1、5.1、5.5 |
das.maskCleanShutdownEnabled |
仮想マシンがパワーオフ状態で、ホーム データストアにアクセスできない場合、HA は、仮想マシンを再起動すべきか判断できません。そのため、ここで指定する必要があります。このオプションを false に設定すると、対応する FDM マスターは仮想マシンを再起動する必要はないと判断し、true に設定すると、対応する FDM は仮想マシンを再起動すべきだと判断します。このオプションを設定しないと、5.0U1 では false であると想定され、ESXi 5.1 以降では true であると想定されます。 |
いいえ |
クラスタ |
5.5、6.0 |
das.respectVmVmAntiAffinityRules |
障害発生後、仮想マシンを再起動するときには仮想マシン間非アフィニティ ルールに従います。有効な値は「false」(デフォルト値)および「true」です。 |
いいえ |
クラスタ |
6.0 |
das.maxresets |
VMCP が行うリセット試行回数の最大値です。APD の状況による仮想マシンの再起動操作が失敗すると、VMCP は、処理終了までにリセットを相当な回数にわたって再試行します。 |
いいえ |
クラスタ |
6.0 |
das.maxterminates |
VMCP が行う仮想マシン終了の最大再試行回数です。 |
いいえ |
クラスタ |
6.0 |
das.terminateretryintervalsec |
VMCP が仮想マシンの終了に失敗した場合に、終了を再試行するまでにシステムが待機する秒数です。 |
いいえ |
クラスタ |
6.0 u3、6.5、6.7、7.0 | das.reregisterRestartDisabledVMs |
特定の仮想マシンでvSphereHAが無効になっている場合、仮想マシンが別のホストに登録されるようにします。これにより、手動で再登録する必要なく仮想マシンの電源をオンすることができます。 注:このオプションを使用すると、vSphereHA は仮想マシンの電源をオンにせず、登録するのみになります。 |
いいえ | クラスタ |
隔離時の対応 |
||||
5.0、5.1、5.5、6.0 |
das.isolationAddressX |
HA が使用するネットワーク上でエージェント ネットワーク トラフィックが確認されない場合に、FDM エージェントが隔離をチェックするために使用する IP アドレス。X は 0 ~ 9 です。デフォルトで HA は、隔離アドレスとしてデフォルトの管理ネットワーク ゲートウェイと、この詳細オプションでチェックのための追加アドレスに指定したものを使用します。HA が使用する各管理ネットワークに隔離アドレスを追加することをお勧めします。(*) 5.5 より前のバージョンでは HA は管理ネットワークのみを使用します。しかし 5.5 では、クラスタで vSAN も有効な場合、HA は vSAN ネットワークをエージェント間通信に使用します。 |
いいえ |
クラスタ |
5.0、5.1、5.5、6.0 |
das.useDefaultIsolationAddress |
ネットワークが隔離されているかどうかをホストが判断するときに、デフォルトの隔離アドレス(管理ネットワークのゲートウェイ)を使用すべきかどうかを指定します。有効な値は、true または false です。デフォルトでは、管理ネットワークのデフォルト ゲートウェイが使用されます。デフォルト ゲートウェイが、ping できないアドレスの場合は、「 das.isolationaddressX」を ping できるアドレスに設定し、このオプションを「false」に設定することで、デフォルト ゲートウェイの使用を無効化します。 |
いいえ |
クラスタ |
5.1、5.5、6.0 |
das.config.fdm.isolationPolicyDelaySec |
ホストが隔離されていると判断された場合に、FDM エージェントが隔離ポリシーを実行するまでに待機する秒数。最小値は 30 です。30 未満の値に設定しても、遅延は 30 秒になります。 |
いいえ |
クラスタ |
5.0、5.1、5.5、6.0 |
das.isolationShutdownTimeout |
ゲスト シャットダウンを開始した後、FDM がパワーオフするまでに、仮想マシンのパワーオフを待機する秒数。オプションを設定しない場合は、300s が使用されます。 |
いいえ |
クラスタ |
6.0 |
das.config.fdm.reportfailoverfailevent |
1 に設定すると、vSphere HA が仮想マシンを再起動しようとして失敗したときに、仮想マシンごとの詳細なイベントを生成できます。デフォルト値は 0 です。vSphere 6.0 より前のバージョンでは、このイベントがデフォルトで生成されます。 |
いいえ |
クラスタ |
仮想マシン/App 監視 |
||||
5.0、5.1、5.5、6.0 |
das.iostatsInterval |
仮想マシンの構成済みの仮想マシン/アプリケーション監視ポリシーをトリガするのに十分な数の VMtools のハートビートがないことを FDM が検出した場合、FDM は、前回の ioStatsInterval で I/O が発行されているかどうかを確認し、この間隔で I/O が発生していない場合のみ、仮想マシンをリセットします。有効な値は、0 以上です。オプションが設定されていない場合は、120s が想定されます。 |
いいえ |
クラスタ |
Fault Tolerance |
||||
5.0、5.1、5.5 |
das.maxFtVmsPerHost |
ホスト上で同時に実行できるフォールト トレランス仮想マシンの数を指定します。設定しない場合は、4 という値が使用されます。-1 または 0 を指定すると、この制限は無効化されます。制限は、ユーザーが開始したパワーオンと vMotion の実行時に vCenter Server によって、および最初の配置とロード バランシングの実行時に DRS によって実施されます。アップタイムを最大化するため、HA はこの制限を実施しません。DRS は、この制限の違反を修正しません。 |
いいえ |
クラスタ |
ログ |
||||
5.0、5.1、5.5 |
das.config.log.maxFileNum |
FDM のファイルベースのロガーが保持する FDM ログ ファイルのローテーション数を制御します。ファイル ベースのロガーは、デフォルトでは、ESX 5.0 より古いバージョンの ESX 上で実行される FDM によってのみ使用されます。ESX 5.0 より以前のホストで維持されるログ ファイルのローテーション数を変更する場合は、このオプションを希望のログ ファイル数に設定してください。ESX 5.0 以降のホストでは、FDM のログはデフォルトで syslog となるため、保持されるログ履歴の量を変更するには、syslog 構成メカニズムを使用する必要があります。ただし、ESXi 5.0 以降のホストでも、ファイルベースのロガーを有効化することができます。そのためには、このオプションを有効な値に設定してください。vSphere 5.0 Update 1 以降を使用する場合は、オプション、 das.config.log.outputToFiles を true に設定する必要もあります。すべての ESX のバージョンで、オプション、 das.config.log.maxFileNum を 1 に設定すると、ログ ファイルのローテーションが無効化されます。ログ ファイルの場所は、オプション、 das.config.log.directory を使用して変更できます。 |
はい |
クラスタ |
5.0、5.1、5.5 |
das.config.log.maxFileSize |
FDM のファイルベースのロガーが書き出す各ログ ファイルのサイズを制御します。このオプションを指定しない限り、ファイルのサイズは 1 MB となります。このオプションを das.config.log.maxFileNum と組み合わせて使用し、ログ履歴を制御します。 |
はい |
クラスタ |
5.0、5.1、5.5 |
das.config.log.level |
重大度レベル「なし」「警告」「情報」「詳細」「一般」に基づいてログ バンドルに記録される情報量を制御します。 |
はい |
クラスタ |
警告:これらのオプションは効果が明示的でないため、VMware サポートによる指示が無い限り、本番環境では使用しないでください。
バージョン |
名前 |
説明 |
再構成 |
オプションのタイプ |
クラスタ構成 |
||||
5.0、5.1、5.5 |
vpxd.das.aamMemoryLimit |
HA が使用するリソース プール(aam リソース プール)のメモリ リミット (MB)指定しない場合は、100 MB が使用されます。値は、vCenter Server インベントリ内のすべてのクラスタに適用されます。 |
はい。変更が必要なすべてのホスト上で HA を再構成する必要があります。 |
VC |
5.0、5.1、5.5 |
vpxd.das.electionWaitTimeSec |
選択結果を学習するために、ホスト リストを vCenter Server の新規ホストへ送信した後に vCenter Server が待機する秒数。ホストがマスターでない場合、あるいはタイムアウトによって接続されたスレーブである場合は、タイムアウト例外が実行されます。指定しない場合は、120 秒が使用されます。2,000 を超える値は HA の障害を引き起こすため、使用できません。 |
なし。次に FDM を構成するときに適用されます。 |
VC |
5.0、5.1、5.5 |
fdm.nodeGoodness |
マスター選択が保持されていると、FDM は goodness 値を交換し、最も goodness 値が大きい FDM が選択されたマスターとなります。vCenter Server が割り当てたホスト ID を使用して結合が解かれます。このパラメータを使用して、ある FDM について計算された goodness 値をオーバーライドすることができます。選択が保持され、ホストがアクティブである度に特定のホストをマスターとして強制的に選択するには、このオプションを大きな正の値に設定してください。このオプションは、クラスタ レベルで指定しないでください。 |
なし。新しい goodness 値は、次の選択時に使用されます。 |
fdm |
5.0、5.1、5.5、6.0、6.5 |
vpxd.das.sendProtectListIntervalSec |
vCenter Server が(接続している)HA マスター エージェントに対し、新規仮想マシンを保護するよう要求する連続の呼び出しの最小間隔(秒)。指定しない場合は、60s が使用されます。このオプションは、ホストとの互換性が変更されたときにパワーオンされる仮想マシンの互換性情報をホストするために、vCenter Server が仮想マシンにマスター アップデートを送信する頻度も制御します。 |
あり。このオプションの設定後には、vCenter Server を再起動する必要があります。 |
VC |
5.5 |
fdm.cluster.vsanDatastoreLockDelay |
vSan データストア オブジェクトが「取得済み」になるまでの時間(秒)。マスターにより vSan データストアが取得されるまで、データストア上の仮想マシンのフェイルオーバーは行われません。遅延により、隔離またはパーティション化されたスレーブがパワーオンされた仮想マシンと通信して、重複パワーオンを避けるための時間が得られます。デフォルトでは 30 秒間待機します(ハートビート データストアが定義されている場合のみ)。 |
なし。マスターが選択されると、値が読み取られます。 |
fdm |
アドミッション コントロール |
||||
5.0、5.1、5.5 |
vpxd.das.slotMemMinMB |
仮想マシンにメモリ予約が指定されていない場合に、メモリ予約に使用される vCenter Server 全体のデフォルト値 (MB)。クラスタにクラスタ オプション、 das.vmMemoryMinMB を設定すると、そのクラスタについてはこの値がオーバーライドされます。このオプションが設定されていない場合は、 das.vmMemoryMinMB によるオーバーライドがない限り、ゼロが想定されます。 |
なし。値は、次のアドミッション コントロール時に考慮されます。 |
VC |
5.0、5.1、5.5 |
vpxd.das.slotCpuMinMHz |
仮想マシンに CPU 予約が指定されていない場合に、CPU 予約に使用される vCenter Server 全体のデフォルト値 (MHz)。クラスタにクラスタ オプション、 das.vmCPUinMHz を設定すると、そのクラスタについてはこの値がオーバーライドされます。このオプションが設定されていない場合は、 das.vmCPUinMHz によるオーバーライドがない限り、32 が想定されます。 |
なし。値は、次のアドミッション コントロール時に考慮されます。 |
VC |
6.0 |
vpxd.das.completemetadataupdateintervalsec |
vSphere HA が DRSdisabled クラスタにある仮想マシンを再起動してルールをオーバーライドできる、VM-Host アフィニティ ルール設定後の期間(秒数)。デフォルト値は 300 秒です。 |
いいえ |
VC |
障害の検出 |
||||
5.0、5.1、5.5 |
das.config.fdm.hostTimeout |
スレーブ ホストが接続されていないことを宣言し、ホストが非活動、隔離、あるいはパーティショニングのいずれかの状態にあるか判断するためのワーク フローを開始する前に、スレーブ FDM がハートビートに応答するまで、マスター FDM が待機する秒数を制御します。指定しない場合は、10s が使用されます。 |
はい。すべてのホストの HA を再構成します。 |
クラスタ |
5.0、5.1、5.5 |
fdm.deadIcmpPingInterval |
ICPM ping は、ホスト上の FDM がマスターに接続されていないときに、スレーブ ホストへネットワーク接続できるかどうかを判断するために使用されます。このオプションは、ping 間の間隔(秒数)を制御します。指定しない場合は、10s が使用されます。 |
ESXi 5.0 では、変更後、クラスタ内のすべてのホストで HA を再構成する必要があります。5.1 以降では、なし |
クラスタ |
5.0、5.1、5.5 |
das.config.fdm.icmpPingTimeout |
ping 送信されたホストへのネットワーク接続が不可能であると判断する前に、FDM が ICMP の ping 応答を待機する秒数を定めます。指定しない場合は、5s が使用されます。 |
ESXi 5.0 では、変更後、クラスタ内のすべてのホストで HA を再構成する必要があります。5.1 以降では、なし |
クラスタ |
5.0、5.1、5.5 |
vpxd.das.heartbeatPanicMaxTimeout |
このオプションは、PSOD の影響を受けるホストがファイル ロックを解放し、HA が それまで動作していた仮想マシンを再起動できるようになるまでの時間に影響します。指定しない場合は、60s が使用されます。HA は、ホストの Misc.HeartbeatPanicTimeout 詳細オプションをこの HA オプションの値に設定します。HA オプションは、秒単位で指定します。 |
あり。オプション設定後、すべての HA クラスタ内のすべてのホストで HA を再構成する必要があります。 |
VC |
仮想マシンの再起動 |
||||
5.0、5.1、5.5、6.0 |
das.config.fdm.policy.unknownStateMonitorPeriod |
HA マスター エージェントが、仮想マシンが失敗したことを検出してから、その仮想マシンの再起動を試みるまでに待機する秒数を定めます。指定しない場合は、10s が使用されます。 |
いいえ |
クラスタ |
5.0、5.1、5.5、6.0、6.5 |
das.perHostConcurrentFailoversLimit |
ある FDM が一度に同時進行するフェイルオーバーの数。大きい値を設定すると、より多くの仮想マシンを同時に再起動できますが、大きい数字を設定することにより、ホストやストレージに大きな負荷がかかるため、それぞれのパワーオンの平均待ち時間も長くなります。デフォルト値は 32 です。この値は、全体的な最低限の遅延を提供するために、経験的に判断されたものです。 |
いいえ |
クラスタ |
仮想マシン運用の調整 |
||||
5.0、5.1、5.5 |
das.config.fdm.ft.cleanupTimeout |
vCenter Server が vSphere Fault Tolerance 仮想マシンをパワーオンするとき、vCenter Server は HA マスター エージェントにその情報を通知します。このオプションは、セカンダリ仮想マシンのパワーオンが成功するまで HA マスター エージェントが待機する秒数を制御します。パワーオンにこれよりも 長い時間かかる場合(ほとんどが vCenter Server のホストとの接続の喪失や vCenter Server の失敗によるもの)、マスター エージェントがセカンダリ仮想マシンのパワーオンを試みます。オプションを指定しない場合は、900s が使用されます。 |
いいえ |
クラスタ |
5.0、5.1、5.5 |
das.config.fdm.storageVmotionCleanupTimeout |
5.0 以前のホストを使用して HA 対応のクラスタ内で Storage vMotion を実行し、仮想マシンのホーム データストアを移動する場合は、HA が Storage vMotion の完了を不具合であると認識し、ソース仮想マシンの再起動を試みる場合があります。この問題を回避するために、HA マスター エージェントは、ストレージ vMotion の完了または失敗について、指定された秒数だけ待機します。ストレージ vMotion が完了するか、時間が経過すると、マスターは不具合が発生したかどうかを評価します。オプションを指定しない場合は、タイムアウトとして 900s が使用されます。 |
いいえ |
クラスタ |
レポート |
||||
5.0、5.1、5.5 |
das.config.log.outputToFiles |
ESXi 5.0 以降のホストで FDM ファイルベースのロガーを有効化します。5.0 ホストのログでは、ESX syslog が使用されるため、デフォルトではファイル ベースのロギングが有効化されていません。このオプションは、5.0 以前のホストには関係ありません。ファイル ベースのロガーを有効化するには、 das.config.log.outputToFiles を true に、 das.config.log.maxFileNum を 2 以上の値に設定してください。.ファイル ベースのロギングを無効にするには、このオプションを false に設定してください。 |
はい |
クラスタ |
5.0、5.1、5.5 |
das.config.log.directory |
FDM のファイル ベースのロガーが使用するディレクトリを設定します。指定しない場合、ファイルは /var/log/vmware/fdm に書き込まれます。詳細については、オプション das.config.log.maxFileNum を参照してください。 |
はい |
クラスタ |
5.0、5.1、5.5 |
das.config.fdm.stateLogInterval |
FDM がクラスタの状態のサマリをロギングする頻度(秒数)。指定しない場合は、600s(10 分)が使用されます。 |
ESXi 5.0、あり。すべてのホストで HA を再構成する必要があります。ESXi 5.1 以降、なし |
クラスタ |
5.0、5.1、5.5 |
das.config.fdm.event.maxMasterEvents 注:vCenter Server 7.0 Update 1からvCenter Server 8.0 Update 1まで、das.config.fdm.event.maxMasterEvents のプロパティ名が fdm.maxMasterEvents に変更されました。 |
マスターがキャッシュするイベントの最大数を定めます。指定しない場合は、1,000 件がキャッシュされます。 |
ESXi 5.0、あり。すべてのホストで HA を再構成する必要があります。ESXi 5.1 以降、なし |
クラスタ |
5.0、5.1、5.5 |
das.config.fdm.event.maxSlaveEvents |
スレーブがキャッシュするイベントの最大数を定めます。指定しない場合は、600 件がキャッシュされます。 |
ESXi 5.0、あり。すべてのホストで HA を再構成する必要があります。5.1 以降では、なし |
クラスタ |
5.0、5.1、5.5 |
vpxd.das.reportNoMasterSec |
vCenter Server が対応するクラスタの HA マスター エージェントを見つけられないことを報告するために、クラスタの構成の問題を発行するまでの待機秒数を定める vCenter Server のパラメータ。指定しない場合は、120s が使用されます。 |
あり。vCenter Server を再起動する必要があります。 |
VC |