VMware ESX および ESXi には、さまざまなコンポーネントの動作に影響を及ぼす詳細な構成オプションがあります。この記事には、新しい詳細な構成オプションを確認して、さまざまな方法を使用して設定する手順が記載されています。VMware では、VMware テクニカル サポートまたは VMware ナレッジ ベースの記事の指示にしたがってこれらの構成オプションを設定することを推奨します。
数値のオプションは範囲が制限されています(たとえば、0-10)。文字列のオプションは、すべての値を受け入れます。オプションの値は、適切な範囲を超えていても、有効かどうか確認されません。すべての変更を確認してから適用してください。
注意:構成オプションには、すぐに有効になるものもあれば、有効にするために再起動が必要なものもあります。特定のオプションを変更した場合の影響については、この記事では扱いません。
免責事項: これは英文の記事 「Configuring advanced options for ESXi/ESX (1038578)」の日本語訳です。
記事はベストエフォートで翻訳を進めているため、ローカライズ化コンテンツは最新情報ではない可能性があります。
最新情報は英語版の記事で参照してください。詳細な構成設定は、ESX/ESXi ホスト上で vSphere Web Client、vSphere Client、PowerCLI、コマンドライン インターフェイス、またはローカル コンソールを使用して確認および変更できます。
すべてのオプションはセクションにグループ分けされます。記載された方法で、視覚的にセクションをグループ化したり、スラッシュまたはピリオドを使用してセクションやオプションの名前を区切ったりできます。オプションは、通常 SectionName.OptionName という形式で記載されています。
ESXi 5.1 用の vSphere Web Client を使用した詳細な構成オプションの設定
vSphere Web Client では、詳細な構成オプションが一覧表示されます
vSphere Web Client を使用して詳細な構成設定を設定するには:
ESX/ESXi 3.0、4.x、および 5.x 用の vSphere Web Client を使用した詳細な構成オプションの設定
vSphere Client では、左側にセクションによってグループ化された構成オプションが一覧表示されます。オプション一覧はソートされません。
vSphere Client を使用して詳細な構成オプションを設定するには:
vSphere PowerCLI を使用した詳細な構成オプションの設定
VMware vSphere PowerCLI は、vSphere 管理の側面を自動化するために使用される強力なコマンドライン ツールです。PowerCLI は、Windows PowerShell スナップインとして配布されます。コマンドは、ESX/ESXi ホストに対して直接実行することも、vCenter Server が管理する ESX/ESXi ホストをターゲットにすることもできます。セクションやオプションの名前は、ピリオドで区切られます。
使用法の詳細については、vSphere PowerCLI のドキュメントを参照してください。
vSphere PowerCLI を使用して詳細な構成オプションを設定するには:
ESXi 5.x 用の esxcli を使用した詳細な構成オプションの設定
VMware vSphere ESX コマンドライン インターフェイス (esxcli) は、ESXi ホストに対して、こうしたシステムへのネットワーク アクセスのあるクライアントから、またはローカル ESXi ホスト コンソールから、一般的なシステム管理コマンドを実行するために使用されます。esxcli を使用して詳細な構成オプションを設定するには:
出力は次のようになります:
Path: /SectionName/OptionName
Type: integer
Int Value: n
Default Int Value: 5
Min Value: 0
Max Value: 10
String Value:
Default String Value:
Valid Characters:
Description: Description of OptionName
ESX/ESXi 3.x および 4.x での vSphere コマンドライン インターフェイスを使用した詳細な構成オプションの設定
VMware vSphere コマンドライン インターフェイス (vCLI) は、ESX/ESXi ホストに対して、こうしたシステムへのネットワーク アクセスのあるクライアントから一般的なシステム管理コマンドを実行するために使用されます。コマンドは、ESX/ESXi ホストに対して直接実行することも、vCenter Server が管理する ESX/ESXi ホストをターゲットにすることもできます。セクションやオプションの名前は、ピリオドで区切られます。
使用法の詳細については、『vSphere コマンドライン インターフェイスのドキュメント』(英語版)を参照してください。
vCLI を使用して詳細な構成オプションを設定するには:
出力は次のようになります:
Value of SectionName.OptionName is X
注:範囲外の値を指定した場合、コマンドは失敗して次のエラーが表示されます:A specified parameter was not correct.
ESX/ESXi 3.x および 4.x でのローカル コンソールを使用した詳細な構成オプションの設定
ESX/ESXi ホストのローカル コンソールは、ネットワーク接続が使用できない場合に、一般的なシステム管理コマンドを実行するために使用できます。その他の方法が優先されます。セクションやオプションの名前は、スラッシュで区切られます。
ローカル コンソールを使用して詳細な構成オプションを設定するには:
例:
Value of SectionName.OptionName is X
注:範囲外の値を指定した場合、コマンドは失敗して次のエラーが表示されます:A specified parameter was not correct.