注 : vSAN 上にある仮想マシンには、-W vsan オプションも指定します。ESX/ESXi ターミナルからの場合:
ESX/ESXi ターミナルからの場合:
vmkfstools -i input output -d format -a adaptertype
vMA/vCLI からの場合:
vmkfstools --server <vCenter or ESX IP/Hostname> -i input output -d format -a adaptertype
たとえば、examplevm.vmdk を Datastore から Datastore 2 にクローン作成し、ターゲット コピーをシン プロビジョニングするには:
vmkfstools -i "/vmfs/volumes/Datastore/examplevm/examplevm.vmdk" "/vmfs/volumes/Datastore 2/newexamplevm/newexamplevm.vmdk" -d thin -a buslogic
vMA/vCLI からの場合:
vmkfstools --server 10.21.49.14 -i '[Datastore] examplevm/examplevm.vmdk' '[Datastore 2] newexamplevm/newexamplevm.vmdk' -d thin -a buslogic
この例では、入力ファイルに examplevm.vmdk ではなく examplevm-000001.vmdk を選択しています。 スナップショット差分ディスク ファイルには、各スナップショット差分ディスクの反復数またはレベルを区別するために、順序付けされた番号が追加されます。 最新の差分ディスクを選択すると、最新の保存データがターゲットにクローン作成されます。
注: vmkfstools -i コマンドを実行すると、ソース ディスクで VMware 準仮想化を使用している場合でも、LSI コントローラ搭載ドライブのクローンが作成されます。 このため、仮想マシンが起動しなくなります。 この問題を解決するには、ソース ディスクと同じコントローラ タイプに変更します。
仮想マシンの最新のスナップショットを識別する手順について詳しくは、「仮想マシンのスナップショット差分ディスク レイアウトの確認 (1027887)」を参照してください。
注 : この手順はコマンドで指定されたディスクをクローンするだけです。新しくクローン作成されたディスクや仮想マシンをインベントリに登録するには、.vmx ファイルが必要です。クローン元の .vmx ファイルを手動でコピーし、その .vmx ファイルの中身を編集して新しくクローン作成されたディスクへのパスを提供するか、もしくは、UI から新しい仮想マシンを作成しハードディスク セクションでクローン作成されたディスクを選択します。
VMFS データストアで作成および保存される仮想マシン ディスクのデフォルト オプションです。
NFS データストアで保存される仮想マシン ディスクのデフォルト オプションです。 要求に応じて領域を割り当ておよびコミットし、仮想ディスクで使用される領域が多くなると増大します。
注: シンプロビジョニングされたディスクの構成サイズを正しく表示するには、ls コマンドを使用します。 データストアのディスク ファイルによって使用されるディスク領域を判断するには、du コマンドを使用します。
クロス ホスト仮想マシン クラスタリングおよび VMware Fault Tolerance (FT) 仮想マシンで必要な指定フォーマットです。 仮想マシンのすべてのブロックは、作成時にゼロが書き込まれて割り当ておよびコミットされます。 既存のディスクは、既存のデータを損なわずにこのフォーマットに拡大できます。 詳細については、「インプレース変換による既存の仮想ディスクのクラスタリング機能を有効化 (2079518)」および「Enabling clustering features for an existing virtual disk by converting while copying (1003491)」を参照してください。
物理互換モードでのデフォルトの Raw デバイス マッピング フォーマットです。 ほとんどの SCSI コマンドは、ゲスト OS とマッピングされた物理 raw LUN 間でパススルーされます。 これは、両方の仮想マシンが同じマッピング ファイルを共有する、クロス ホスト仮想マシン クラスタリングで必要になります。 このフォーマットでは、仮想マシンのスナップショットはサポートされていません。 詳しくは、「仮想ディスクを Raw デバイス マッピングに変換する(3443266)」を参照してください。
物理互換モード設定で追加として使用できる Raw デバイス マッピング フォーマットです。 SCSI コマンドのサブセットは、ゲスト OS とマッピングされた物理 raw LUN 間でパススルーされます。 このフォーマットの付加価値は、仮想マシンのスナップショットがサポートされている点です。 詳しくは、「仮想ディスクを Raw デバイス マッピングに変換する(3443266)」を参照してください。
このフォーマットは、VMware Fusion、Player、Server、Workstation などのホスト型(デスクトップ)製品と互換性があります。仮想マシン ディスクは、複数プラットフォーム間で考えられるファイル システムの互換性の問題を排除するために、複数の 2 GB のエクステントにまたがっています。 たとえば、FAT32 では最大で 4 GB のファイル サイズがサポートされています。 このフォーマットは、VMware ESX/ESXi 4.x または ESXi 5.x で動作する仮想マシンではサポートされていません。
注: SDK では、ESXi 5.0 以降でこのプロパティは sparse2GB として知られています。 詳細については、「Scope of the sparse2GB property in the vSphere API (2044714)」および『vSphere Web Services SDK Documentation』の「VirtualDiskType」セクションを参照してください。
関連トピック:
Cloning and converting virtual machine disks with vmkfstools (1028042)