Q:[vSAN HCL の健全性 – vSAN HCL DB の更新状態] チェックでは何を行いますか。
この健全性チェックでは、HCL チェックに使用される VMware 互換性ガイド データベースが最新の状態であることを確認します。これらの VMware 互換性ガイドのチェックは、VMware Web サイトにある HCL に対して行われませんが、vCenter Server に格納されているコピーに対して行われます。
健全性機能の最初のリリースは HCL データベースのコピーとともに出荷され、これはリリース時点で最新のものでした。データベースのこのコピーは、時間が経つと古くなっていきます。パートナーの新しい認定が VMware 互換性ガイドに追加されるため、特にそういえます。
注:ハードウェア ベンダーは定期的にドライバを更新し、VMware の認定を得るために送信します。古いドライバは、見つかった問題を反映するために、VMware 互換性ガイドから削除されることもあります。したがって、ローカル コピーを最新の状態にしておくことは、非常に重要です。
Q:エラー状態とは、どのような状況を意味しますか。
このチェックは、90 日または 180 日のしきい値を使用して、それぞれ警告またはエラーを表示します。これらのしきい値は高い方で、VMware では、運用上できる限り頻繁にデータベースを更新しておくことをお勧めしています。
注:バージョン6.7 U3では、この警告は、プルビルドやカスタムホットパッチなど、HCLにないESXiのビルドを実行しているホストでも発生します。
Q:どのようにエラー状態をトラブルシューティングして修正しますか。
- vCenter Server でインターネットにアクセスできる場合は、[最新バージョンをオンラインで取得] ボタンをクリックします。
(DNSがなく vCenter Server がサポートしない場合は、「最新のHCLデータベースバージョンをオンラインで取得できません」エラーメッセージが表示されます。その場合は、次のvCenter Server でインターネットにアクセスできない場合を実施してください。)
- vCenter Server でインターネットにアクセスできない場合は、最新の HCL DB を http://partnerweb.vmware.com/service/vsan/all.json から入手し、この json ファイルをローカルに保存してから、[ファイルから更新] ボタンを使用して vCenter Server にアップロードすることができます。