仮想マシンのログ記録とログ ローテーション動作を変更するための次の 4 つのオプションが用意されています
注:
logging の設定
logging オプションを設定すると、ログ記録のオン/オフを切り替えることができます。
ログ記録をオフにするには、仮想マシンの
.vmx ファイルに logging="false" と入力します。ログ記録をオンに戻すには、logging="false" を logging="true" に変更します。
log.rotateSize の設定
デフォルトでは、仮想マシンのログ ファイル ( vmware.log) は、仮想マシンのパワーオンまたはパワーオフ操作が実行されたときにローテーションされます。
ファイル サイズに基づいてローテーションを構成するには、仮想マシンの .vmx ファイルに次のオプションを指定します。
log.rotateSize = <ローテートまでの最大バイト数>次の例では、ファイル サイズが 182 キロバイトに達したら
vmware.log ファイルをローテーションするように指定しています。
log.rotateSize = "186368"
注: ESXi 5.1 および 5.5 の特定のバージョンで、 log.rotateSize は vmx の 使用 に対しては使用できません。 このオプションを仮想マシンの構成ファイル(.vmx)に追加しても、何も影響されません。
log.keepOld の設定
3.0 から 6.0 までの ESX および ESXi のすべてのバージョンは、デフォルトでは vmware.log ファイル (vmware.log、vmware-1.log、vmware-2.log など)のローテーションを 6回分まで保持します。
ローテーションの保存回数を変更するには、仮想マシンの .vmx ファイルに log.keepOld オプションを指定します。
次の例では、ローテーションを 10 回分まで保存するように指定しています。
log.keepOld = "10"
log.fileName の設定
仮想マシンのログ記録用に別の場所またはファイル名を指定するには、仮想マシンの .vmx ファイルの log.fileName オプションを使用します。
次の例では、デフォルトの vmware.log の代わりに、"myVMlog" を新しいログ用ファイルとして指定しています。
log.fileName = "myVMlog"
次の例では、別の VMFS ボリューム
"vol1" にある "myVM" という別のディレクトリにログを書き出すよう指示しています。
log.fileName = "/vmfs/volumes/vol1/myVM/myVM.log"