vmkernel.log
ファイルには、次のようなエントリが見られることがあります。-09-17T15:07:19Z iscsid: discovery_sendtargets::Running discovery on IFACE iscsi_vmk@vmk2(iscsi_vmk) (drec.transport=iscsi_vmk)
-09-17T15:07:19Z iscsid: cannot make connection to 10.0.68.2:3260 (111)
-09-17T15:07:19Z iscsid: connection to discovery address 10.0.68.2 failed
-09-17T15:07:19Z iscsid: connection login retries (reopen_max) 5 exceeded
-09-17T15:07:19Z iscsid: Login Target Skipped: iqn.2003-10.com.lefthandnetworks:hvtiscsi:1808:vmwds01 if=iscsi_vmk@vmk1 addr=10.0.68.2:3260 (TPGT:1 ISID:0x2) (Already Running)
-09-17T15:07:19Z iscsid: Login Target Skipped: iqn.2003-10.com.lefthandnetworks:hvtiscsi:1808:vmwds01 if=iscsi_vmk@vmk2 addr=10.0.68.2:3260 (TPGT:1 ISID:0x3) (Already Running)
iSCSI アレイ ベンダー側がこの問題に対処するまでは、ピーク使用時に十分に対応し、輻輳のリスクを低減できる十分な容量を IP ストレージ ネットワークで設定することを検討してください。この記事で説明した問題が発生していても、ネットワーク構成を変更できないか、輻輳のない環境を確保する方法が見つからない場合は、次の回避策を試してください。
この回避策では、構成オプションを使用して、ESX/ESXi ホストの遅延 ACK を無効にします。ESX/ESXi 4.x、ESXi 5.x および ESXi 6.0 でこの回避策を実行するため、vSphere Client を使って遅延 ACK を無効にします。
ESX/ESXi 4.x、ESXi 5.x および ESXi 6.0 での遅延 ACK の無効化
ESX/ESXi 4.x、ESXi 5.x および ESXi 6.0 での遅延 ACK の再有効化
ESX/ESXi 4.x、ESXi 5.x および ESXi 6.0 での遅延 ACK の現在の設定の確認
vmkiscsi-tool -W -a delayed_ack=0 -j vmhbaXX
vmkiscsi-tool -W -a delayed_ack=1 -j
vmhbaXX
vmkiscsi-tool -W vmhbaXX
この回避策を ESX/ESXi 3.5 で実行するには、VI Client を使って Net.TcpipDelayedAck
詳細パラメータ設定を変更します。このオプションはデフォルトで 1 に設定されており、遅延 ACK が有効になっています。遅延 ACK を無効化するには、次の手順を実行します。
ESX/ESXi 3.5 での遅延 ACK の無効化
Net.TcpipDelayedAck
パラメータが見つかるまで詳細パラメータ リストをスクロールします。ESX/ESXi 3.5 での遅延 ACK の再有効化
Net.TcpipDelayedAck
パラメータが見つかるまで詳細パラメータ リストをスクロールします。ESX/ESXi 3.5 での遅延 ACK の現在の設定の確認
Net.TcpipDelayedAck
パラメータが見つかるまで詳細パラメータ リストをスクロールします。