これは、非常に特定の条件下でオンディスクフォーマットバージョン 13 の vSAN 7.0 U1 および vSAN 7.0 U1- Patch 02 にのみ影響する既知の問題です。
VMware by Broadcom では、オンディスク フォーマット バージョン 13 の vSAN 7.0 U1/vSAN 7.0 U1- Patch 02 リリースでこの問題が発生するリスクを軽減するには、「Workaound」セクションで提案されている構成変更を適用することを推奨しています。
将来の影響を修正し、潜在的な影響にさらされる可能性のある既存の仮想マシンに対処するパッチは、vSAN 7.0 U1 Express Patch 3 およびそれ以降のバージョンで利用できます。
この修正は vSAN 7.0 U2 GA およびそれ以降のバージョンにも含まれます。
注:アプリケーションがデータの不整合エラーを報告する場合は、VMware by Broadcom サポートにお問い合わせいただきこの記事についても合わせてお知らせください。VMware by Broadcom のサポートに問い合わせるには、「Creating and managing Broadcom support cases」を参照してください。
この問題を回避するには、各ホストで DeltaComponent の詳細パラメータを「0」に設定します。この設定は vSAN Witness ホストを含むすべての vSAN ノードで完了する必要があります。また、今後クラスタに追加される新しいホストでも実行する必要があります。
2ノードクラスタやストレッチクラスタの場合でも、監視ホストを含むすべてのホストで実行する必要があります。
注:
この変更を有効にするための再起動やサービスの再起動は必要無く、変更後 60 秒以内に有効になります。回避策を適用すると、メンテナンスタスクとポリシーの変更を同時に実行できます。
この変更はホストの再起動後も保持され、本番環境のワークロードの実行に影響を与えることなくいつでも行えます。