vSphere ESXi 7.0 Update 2 以降で Hostd サービスの設定を変更する方法
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vSphere ESXi 7.0 Update 2 以降で Hostd サービスの設定を変更する方法

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Article ID: 319890

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Updated On: 03-03-2025

Products

VMware vSphere ESXi

Issue/Introduction

免責事項:これは英文の記事「How to change configuration settings for Hostd service in vSphere ESXi 7.0 Update 2 and later 」の日本語訳です。記事はベストエフォートで翻訳を進めているため、ローカライズ化コンテンツは最新情報ではない可能性があります。最新情報は英語版の記事で参照してください。

この記事では、vSphere ESXi 7.0 Update 2 以降で Hostd サービスの構成を変更する手順について説明します。

Environment

VMware vSphere ESXi 7.X
VMware vSphere ESXi 8.X

Resolution

以前のリリースでは、他のナレッジベースの記事に、構成ファイル (/etc/vmware/hostd/config.xml) を手動で直接編集し、ESXi の「hostd」サービスを再起動することで、「hostd」サービスの設定の一部を変更するという指示がありました。

7.0 U2 以降では、サービス構成はこのファイル (/etc/vmware/hostd/config.xml) ではなく、特殊な構成保存データベースに保存されます。

データベースの設定にアクセスするには、 /bin/configstorecli ツールを使用します。

設定するための手順:
  1. 次のコマンドを実行して、一時的な JSON ファイルを作成します。
/bin/configstorecli config current get -c esx -g services -k hostd -outfile tmp.json

 

  1.  次のコマンドを実行して、このファイルを編集します。
/bin/vi tmp.json

 

  1. 次のコマンドを実行して、このファイルをデータベースに適用します。次のコマンドを実行して、hostdサービスを再起動します。
/bin/configstorecli config current set -c esx -g services -k hostd -infile tmp.json

 

  1. 次のコマンドを実行して、hostdサービスを再起動します。
$ /etc/init.d/hostd restart
 

 

 

Notes:

  • 可能なすべてのホスト構成プロパティを表示するには、次のコマンドを実行します:
# configstorecli schema get -c esx -g services -k hostd

 

 

  • JSON "diff" を指定して1つのプロパティのみを "Update" するには、次のコマンドを実行します:
# configstorecli config current update -c esx -g services -k hostd -infile tmp.json
 

 

 


tmp.jsonには、変更が必要なプロパティのみを含めることができます。

 


E.g.:
# cat tmp.json
{
   "some_sub_object": {
      "some_property": "some_value"
   }
}
#

 

 

  • config store defaultデータベースでデフォルトのhostd構成を確認するには、次のコマンドを実行します:
# /bin/configstorecli config default get -c esx -g services -k hostd