[VMC on AWS] VMC からアクティブモードのみを受け付ける外部の FTP サーバーへの FTP 接続を確立する方法

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Issue/Introduction

この記事では、VMC からアクティブモードのみを受け付ける外部の FTP サーバーへの FTP 接続を確立する方法について説明します。

Symptoms:
免責事項：これは英文の記事「[VMC on AWS] How to establish an FTP connection from VMC to an external FTP server which only accepts active mode」の日本語訳です。記事はベストエフォートで翻訳を進めているため、ローカライズ化コンテンツは最新情報ではない可能性があります。最新情報は英語版の記事で参照してください。

VMC 上の FTP クライアントと、アクティブモードしか受け付けない外部の FTP サーバーとの間で、FTP 接続を確立できません。

Cause

アクティブモードで FTP 接続を確立するには、以下の手順が必要です。
 

1. FTP クライアントが PORT コマンドを外部の FTP サーバーに送信します。宛先ポートは 21 で、ソースポートはランダムな上位番号のポートです。
2. FTP サーバーは ACK で応答し、その後、サーバーはソースポート 20 でクライアントへの FTP 接続を開始します。宛先ポートは、クライアントの PORT コマンドで指定されます。

アクティブ FTP モードのクライアントがリモート FTP サーバに PORT コマンドを送信する場合、VMC はプライベート IP アドレスをパブリック IP アドレスに変更しないため、リモート FTP サーバはクライアントへの接続を開始することができません。

Resolution

以下の手順を行います。
 

1. FTP クライアントが動作する VM をコンピュートネットワークセグメントに接続します。
2. VM のパブリック IP アドレスを要求します。
3. VM 用の NAT ルールを追加します。
4. FTP サーバからの接続を受け入れるために、Compute Gateway Firewall にファイアウォールルールを追加します。
5. FTP クライアントの PORT コマンドで送信するソース IP アドレスにパブリック IP アドレスを指定します。手順は、FTP クライアントによって異なります。例えば、set ftp:port-ipv4 xxx.xxx.xxx.xxx は lftp クライアントで使用できます。