パワーオンできない仮想マシンのトラブルシューティング
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パワーオンできない仮想マシンのトラブルシューティング

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Article ID: 312386

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VMware vCenter Server VMware vSphere ESXi

Issue/Introduction

この記事には、ESX/ESXi ホストで仮想マシンを起動できない理由を判別する手順が記載されています。

Symptoms:

免責事項:これは英文の記事 「Troubleshooting a virtual machine that is unable to power on (2001005)」の日本語訳です。記事はベストエフォートで翻訳を進めているため、ローカライズ化コンテンツは最新情報ではない可能性があります。最新情報は英語版の記事で参照してください。


 

  • ESX/ESXiホスト上の仮想マシンがパワーオンできない
  • 仮想マシンのパワーオンタスクが失敗する
  • 仮想マシンが作動しない


Environment

VMware ESXi 4.1.x Embedded
VMware ESXi 4.0.x Installable
VMware ESXi 4.1.x Installable
VMware ESXi 4.0.x Embedded

Resolution

仮想マシンのパワーオンに失敗すると、その理由が、仮想マシンの vmware.log ファイルや管理エージェントのログに記録されるか、またはクライアントに表示されます。メッセージを確認し、次の点を考慮してください。

  1. 仮想マシンのモニタには、答えが必要な質問が起動時に表示されることがあります。仮想マシンは、管理者から追加の情報を得るため、パワーオン タスクを 95% の時点で一時停止する可能性があります。詳細については、Powering on a virtual machine pauses at 95% while waiting for a question to be answered (1027096) を参照してください。
     
  2. 仮想マシンまたは他のコンポーネントの別のタスクがすでに進行しており、そのオブジェクトで複数タスクの同時実行が許可されていない場合には、新しいパワーオン タスクの作成に失敗することがあります。詳細については、次の項目を参照してください。
     
  3. ライセンス要件が満たされていないと、仮想マシンのパワーオンに失敗する場合があります。詳細については、次の項目を参照してください。
     
  4. ホストの物理メモリを予約するように仮想マシンが構成されているものの、ホストのメモリがオーバーコミットされていて、必要なメモリを使用できない場合があります。詳細については、次の項目を参照してください。
     
  5. VMware High Availability クラスタで厳密なアドミッション コントロールを有効にした状態で仮想マシンが起動しており、すべての仮想マシンについてフェイルオーバーを保証するためのリソースが不足していることがあります。詳細については、次の項目を参照してください。
     
  6. 仮想ディスク ファイルやスワップ ファイルなどの仮想マシンの起動時に必要なファイルが使用できなくなっているか欠落している可能性があります。詳細については、Investigating virtual machine file locks in ESX/ESXi (10051) を参照してください。
     
  7. 仮想マシンが前回サスペンドされており、このホストで使用することができないか、またはこのホストで使用できる CPU 機能との互換性がない CPU 機能を利用していた可能性があります。それら必須の機能なしで仮想マシンを起動することはできません。詳細については、次の項目を参照してください。
     
    1. サスペンド状態を保持するには、仮想マシンを移動して元々サスペンドされたときのホストに戻し、そこで仮想マシンをパワーオンします。
       
    2. サスペンド状態を破棄し、クラッシュ時の整合性を保ちながら仮想マシンをパワーオンするには、Unable to power on a suspended virtual machine using vSphere Client (1004606) を参照してください。
  8. 仮想マシンでは、ホスト システムの BIOS で VT 対応 CPU と VT 機能の両方を有効にすることが必要な場合があります。これは、すべての 64 ビット仮想マシンに適用されます。VT 機能を使用できない場合、その仮想マシンで「msg.cpuid.noLongmode」というメッセージが生成される可能性があります。詳細については、Enabling VT on Intel EM64T Systems for ESX Server 3 (3282933) を参照してください。
     
  9. 仮想マシンでは、このホストでは使用できない別の CPU 機能を必要とすることがあります。その仮想マシンで「msg.cpuid.<FeatureName>」のようなメッセージが生成され、必須として構成されている特定の機能が示されます。仮想マシンを移動して必須の CPU 機能を備えたホストに戻すか、仮想マシンの構成を編集してその要件を削除します。
     
  10. 仮想マシンは、起動動作を開始しても、起動動作中にすぐにエラーを表示して停止することがあります。仮想マシンのディレクトリにある vmware.log ファイルの内容を調べてエラーや警告がないかどうか確認し、ナレッジ ベースでそのエラーまたは警告を検索してください。ログに記録されている特定のメッセージに基づいてトラブルシューティングを行います。詳細については、次の項目を参照してください。
     
  11. 仮想マシンが正常にパワーオンできても、ゲスト OS が正しく起動されない場合、仮想ハードウェアとゲスト OS 内のドライバとの間に互換性がない可能性があります。たとえば、不足している SCSI ドライバが起動時に必要とされていることがあります。詳細については、Windows virtual machine configured to use a BusLogic SCSI controller reports that the operating system does not support the controller (2007603) を参照してください。
     
  12. ゲスト OS、または仮想マシン内のドライバまたはアプリケーションで、起動時に問題が発生すると、そのゲスト OS が応答しなくなる可能性があります。トラブルシューティングを続行してください。詳細については、Troubleshooting unresponsive guest operating system issues (1007818) を参照してください。


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