VMware NSX for vSphere 6.x の診断情報の収集
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VMware NSX for vSphere 6.x の診断情報の収集

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Article ID: 309990

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VMware NSX

Issue/Introduction

この記事では、VMware NSX for vSphere の診断情報の取得に関する情報を説明します。
 
VMware テクニカル サポートでは通常、サポート リクエストを処理する際に、診断情報の送付をお願いしています。この診断情報には、分析するための、製品固有のログが含まれます。



Symptoms:
免責事項:これは英文の記事「Collecting diagnostic information for VMware NSX for vSphere 6.x (2074678)」の日本語訳です。記事はベストエフォートで翻訳を進めているため、ローカライズ化コンテンツは最新情報ではない可能性があります。最新情報は英語版の記事で参照してください。

Environment

VMware NSX for vSphere 6.2.x
VMware NSX for vSphere 6.0.x
VMware NSX for vSphere 6.1.x
VMware NSX for vSphere 6.3.x
VMware NSX for vSphere 6.4.x

Resolution

VMware NSX for vSphere の診断情報の収集

VMware NSX for vSphere の診断情報を収集するには:

  1. Web ブラウザを使用して、NSX Manager 仮想アプライアンスにログインします。

    例:http://NSX_Manager_IP

  2. NSX Manager Virtual Appliance Management で、[テクニカル サポート ログのダウンロード] をクリックします。
  3. [ダウンロード] > [保存] をクリックします。

    vsm.log ファイルは、200 MB になると、ローテーションされます。最大で 10 ファイルが保持されます。ログは保存するときに圧縮され、ファイル拡張子は .gz になります。

  4. NSX Manager がハングしたように見えて、ユーザー インターフェイスにアクセスできない場合は、ログを API から収集することができます。

    ログを収集するには:

    メソッド: POST
    URL: https://nsxmgr_ip/api/1.0/appliance-management/techsupportlogs/NSX

    収集したテクニカル サポート バンドルをダウンロードするには:

    メソッド: GET
    URL:https://nsxmgr-ip/api/1.0/appliance-management/techsupportlogs/filename


    ここで、
    nsxmgr_ip は、NSX Manager の IP アドレスです。
    filename は、Post メソッドで生成されたテクニカル サポート バンドルです。

 

export host-tech-support Central CLI コマンドの使用

NSX 6.2.3 から、export host-tech-support Central CLI コマンドが導入され、指定したサーバに ESXi ホストのサポート バンドルをエクスポートできるようになりました。このコマンドでは、以下のような、指定したホストに関する NSX 関連の出力やファイルを収集します。

  • vmkernel および vsfwd ログ ファイル
  • フィルタのリスト
  • DFW ルールのリスト
  • コンテナのリスト
  • spoofguard の詳細
  • ホスト関連の情報
  • ipdiscovery 関連の情報
  • rmq コマンドの出力
  • セキュリティ グループとサービス プロファイルおよびインスタンスの詳細
  • esxcli 関連の出力

ESXi サポート バンドルを指定したサーバにエクスポートするには:

  1. 管理者認証情報を使用して NSX Manager にログインします。
  2. 次のコマンドを実行します。

    export host-tech-support host-id scp uid@ip:/path


    • このコマンドを実行すると、NSX テクニカル サポート バンドルが生成され、指定したサーバにコピーされます。
    • NSX Manager 上にある一時ファイルはいずれも削除されます。
    • show cluster all コマンドを実行して、host-id 情報を取得します。

    ESXi ホスト コマンドの詳細

    nsx-support

    • 使用方法:/bin/nsx-support {-h|start|getstatus|cleanup} [datastore_name]
    • さまざまなコマンド引数を使用したコマンド出力
    • nsx-support start datastore_name
    • コマンド引数が正常な場合は、「処理中」と返される
    • nsx-support start abc など、nsx-support start datastore_name が適切でない場合。

      出力は、次のようになります。

      Path does not exist: /vmfs/volumes/abc. Please specify output datastore name.

    nsx-support getstatus

    • 使用可能なログ バンドルがある場合は、データストアにおけるバンドルの絶対ディレクトリが返されます。例: /vmfs/volumes/”{datastoreName}"/esx-prmh-nsx-dfw-dhcp-78-123.eng.vmware.com-2015-11-17--19.35.tgz.
    • 使用可能なログ バンドルがない場合は、「NSX テクニカル サポート バンドルが見つかりません (No NSX tech support bundle found)」と返されます。

    nsx-support delete

    • Done」と返されます。

 


NSX Controller のログ収集
 
NSX Controller のログを収集するには:
  1. Web ブラウザから vSphere Web Client を使用して、vCenter Sever にログインします。
  2. [ネットワークとセキュリティ] をクリックします。
  3. 左ペインの [インストール] をクリックします。
  4. [管理] タブで、ログをダウンロードするコントローラを選択します。
  5. [テクニカル サポート ログのダウンロード] をクリックします。

コマンド ライン インターフェイス (CLI) を使用して NSX Controller ログを収集するには:

  1. コンソールまたは SSH のいずれかから、ログを収集する NSX Controller にログインします。
  2. 次のコマンドを実行します。

    save status-report filename

    :コマンド show file を実行すると、ファイル名が表示されます。ログ ファイルは、100 MB になるとローテーションされます。最大で 5 ファイルが保持されます。ファイルは、保存するときに圧縮されます。

  3. 作成済みのログ ファイルをリモート ホストに転送するには、コマンド copy filename root@remote_host:/tmp を実行します。
  4. ログ ファイルを VMware サポートにアップロードします。詳細については、

Edge および分散論理ルーター (DLR) のログを収集するには:

  1. Web ブラウザから vSphere Web Client を使用して、vCenter Sever にログインします。
  2. [ネットワークとセキュリティ] アイコンをクリックします。
  3. 左ペインの [Edge] をクリックします。
  4. 右クペインで、[管理] タブで、ログをダウンロードする Edge を選択します。
  5. [アクション] をクリックし、[テクニカル サポート ログのダウンロード] を選択します。

:NSX Edge の場合、すべてのログ ファイルは /var/log/messages に保存され、2 MB になるとローテーションされます。最大で 5 ファイルが保持されます。VMware では、ログ ファイルの長期保存向けに、syslog を使用することをお勧めしています(すべての NSX コンポーネントがこれをサポートしているためです)。NSX Manager、NSX Controller、NSX Edge などのアプライアンス上のディスクは仮想マシンのサイズで制限されているため、ログ ローテーション ポリシーは主にサイズ(時間ではなく)に基づいています。詳細については、『NSX Administration Guide』の「リモート Syslog サーバの構成」セクションを参照してください。

詳細については、「Collecting diagnostic information for VMware NSX Edge (2079380)」を参照してください。

既知のシステムイベント、エラーメッセージ、および推奨されるアクションの詳細については、「NSXロギングおよびシステムイベントガイド」を参照してください。



 



Additional Information

トポロジ情報を収集するために、VMware ではお客様に、論理スイッチ、LDR および ESG などの NSX コンポーネントを含むネットワークトポロジを示す、ホスト名と IP アドレスを含む明確な図を提供してくださるようお願いしています。

診断情報を収集したら、VMware テクニカル サポートにアップロードすることができます。

情報を一意に識別するために、サポート リクエスト (SR) をオープンしたときに受け取ったサポート リクエスト番号を使用します。

Uploading files to cases on the Broadcom Support Portal

Collecting diagnostic information for VMware vCenter Server 4.x, 5.x, 6.x, 7.x and 8.x

Collecting diagnostic information for VMware NSX Edge

Troubleshooting Network and Security Service Insertion in NSX for vSphere 6.x

Troubleshooting SSL VPN-Plus for VMware NSX for vSphere 6.x

Troubleshooting the NSX Manager Web Client Plug-In in NSX for vSphere 6.x