ログ ブラウザを使用したトラブルシューティングのためのログの確認、検索およびエクスポート
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ログ ブラウザを使用したトラブルシューティングのためのログの確認、検索およびエクスポート

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Article ID: 305661

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Products

VMware vCenter Server

Issue/Introduction

ログ ブラウザを使用して、一度に 1 つ以上の vCenter Server および ESXi ログ ファイルを表示、検索、およびエクスポートできます。
さまざまなログ タイプをエクスポート、管理、および表示することもできます。

: これは、包括的なガイドではありません。詳細については、『vSphere 5.1 documentation』を参照してください。このドキュメントには、確実な情報が含まれています。同ドキュメントとこの記事との間に相違がある場合は、ドキュメントの内容が正しいと判断してください。


Symptoms:

免責事項: これは英文の記事 「Using the Log Browser to view, search, and export Logs for troubleshooting (2032888)」の日本語訳です。記事はベストエフォートで翻訳を進めているため、ローカライズ化コンテンツは最新情報ではない可能性があります。最新情報は英語版の記事で参照してください。


Environment

VMware vCenter Server 5.1.x

Resolution

vSphere Web Client へログインし、認証情報を入力します。Web Client の内側にいる場合は、ログ ブラウザへ移動する方法が 2 通りあります:
  1. 特定のホストまたは vCenter Server のためのログ ブラウザ
  2. 異なるオブジェクトからのログ ファイルの参照

特定のホストまたは vCenter Server のためのログ ブラウザ

手順:
  1. 取得するログが含まれるホストまたは vCenter Server に移動します。
  2. 監視 タブをクリックします。
  3. ログ ブラウザ をクリックします。
  4. (オプション) ホストまたは vCenter Server に使用できるログがない場合、そのオブジェクトのログを取得するには すぐに取得します をクリックします。

    取得されるログは、システムの現在のスナップショットに基づいています。ログの取得には数分かかることがあります。ログの取得中にほかのタスクを実行できます。

  5. (オプション) より新しいログを取得するには、更新 をクリックします。
  6. 参照するログのタイプを選択します。

    ログが ブラウザに表示されます。

異なるオブジェクトからのログ ファイルの参照

異なるオブジェクトの複数のログ ファイルを、ログ ブラウザで同時に参照できます。これは、ログ ファイルを同時に比較する場合に便利です。
手順:
  1. vSphere Web Client ホームから、ログ ブラウザ をクリックします。
  2. 表示 タブをクリックします。
  3. オブジェクト (ESXi ホストまたは vCenter Server) を選択し、そのログを表示します。
  4. アクション > 新規ブラウザ ウィンドウ を選択して新しいブラウザ ウィンドウを開き、別のオブジェクトを選択してログを表示します。
ログ ブラウザではさまざまなオプションが利用できます。その一部を次に示します。
  • ログ ファイルの検索
  • ログ ファイルのフィルタリング
  • 詳細ログ フィルタの作成
  • ログ時間の調整
  • ログ ブラウザからのログのエクスポート
  • ログ ブラウザを使用したログの管理
ログ ファイルの検索

ログ ファイルをテキストまたは時間で検索できます。
前提条件
使用できるログがない場合、取得する必要があります。[すぐに取得します] をクリックし、オブジェクトのログを取得してください。
手順:
  1. ログ ブラウザに移動します。
  2. 参照するログのタイプを選択します。
  3. アクション メニューで、テキストによる検索 または 時間による検索 を選択します。
  4. ログ ブラウザ下部にある検索領域にテキストを入力するか、検索する時間を選択します。
  5. 検索されたテキストまたは時間が含まれる次の行を表示するには 次へ を、前の行を表示するには [前へ] をクリックします。

    ログ ブラウザの行 (3 行目) に、検索したテキストまたは時間が含まれる行が表示されます。
ログ ファイルのフィルタリング

ログ ブラウザには、フィルタリングされた検索結果が表示されます。
手順:
  1. ログ ブラウザに移動し、参照するログ ファイルを選択します。
  2. ログ ブラウザに表示する隣接行数を選択します。
  3. 検索ボックスに、フィルタリングするテキストを入力します。
隣接行を表示する場合、連続するエントリのグループが、異なる背景色で強調表示されます。
ログ ブラウザには、入力した語を含むログ内の行と、隣接(前後)行の数が表示されます。

詳細ログ フィルタの作成

ログ ファイル フィルタを作成して、ローカル システムに保存できます。
手順
  1. ログ ブラウザに移動し、ログ ファイル オブジェクトを取得します。
  2. 詳細フィルタ をクリックします。
  3. フィルタに追加する条件を入力します。
  4. フィルタ名を入力します。
  5. 保存 をクリックしてフィルタを保存します。フィルタが vSphere Web Client サーバに保存され、次回 vSphere Web Client を起動すると使用できるようになります。
  6. ログ ブラウザで フィルタ をクリックして結果を表示します。
次に行うこと: [ローカル システムへの保存] をクリックすると、保存したフィルタをローカル システムからロードできます。フィルタは XML 形式で保存されます。[ローカル システムからのロード] をクリックすると、ローカル システムの XML ファイルからフィルタをロードすることもできます。

ログ時間の調整

ログ ファイルの時間を異なるタイム ゾーンに調整したり、複数のログ ファイルを比較したりすることがあります。
手順
  1. ログ ブラウザに移動し、オブジェクトからログ ファイルを取得します。
  2. [アクション] メニューで、時間による調整 を選択します。
  3. 追加または差引 を選択し、ログの元のタイム スタンプの日、時間、分、秒またはミリ秒を調整します。調整されたタイム スタンプが表示されます。
  4. (オプション) タイム スタンプを元の時間に戻すには、リセット をクリックします。
  5. 適用 をクリックします。

    ログ エントリが、調整後の時間でログ ブラウザに表示されます。
ログ ブラウザからのログのエクスポート

ログ ブラウザを使用してログ ファイルをエクスポートできます。
手順
  1. ログ ブラウザに移動し、参照するオブジェクトを選択します。
  2. アクション > エクスポート を選択します。
  3. エクスポートするファイルのタイプを選択します。ログ ファイル バンドルを選択すると、ダウンロードされるファイルが大きくなる可能性があります。
  4. エクスポート をクリックします。数秒後、新しい Web ブラウザが表示されます。
  5. ファイルを保存する場所を入力します。
ログ ファイルがローカル マシンにダウンロードされます。新しいブラウザ ウィンドウは閉じてもかまいません。

ログ ブラウザを使用したログの管理

ログ ブラウザから、使用できるログ ファイル バンドルのリストを更新、削除、および表示できます。ログ ファイル バンドルを管理するには、vSphere Web Client のホームからログ ブラウザにアクセスする必要があります。
手順
  1. vSphere Web Client ホームから、ログ ブラウザ をクリックします。
  2. 管理 タブをクリックします。
  3. ソースのリストからオブジェクトのログ ファイルを選択します。
  4. (オプション) ログ ファイル バンドルを削除するには、削除 をクリックします。ログ ファイル バンドルを削除すると、vSphere Web Client サーバのディスク領域が解放されます。そのバンドルから生成されたすべてのログ ファイルが削除されます。
  5. (オプション) ログ ファイル バンドルのリストを更新するには、更新 をクリックします。ほかの vSphere Web Client セッションで作成されたログ バンドルを表示できます。
ログは、取得可能なオブジェクト リストには表示されません。


Additional Information

Using the Log Browser to view, search, and export Logs for troubleshooting