Web アクセスまたは vSphere Client を使用して vCenter Server にアクセスすると SSL 証明書エラーで失敗する
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Web アクセスまたは vSphere Client を使用して vCenter Server にアクセスすると SSL 証明書エラーで失敗する

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Article ID: 305579

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Products

VMware vCenter Server

Issue/Introduction

Symptoms:

免責事項: これは英文の記事 「Accessing a vCenter Server using Web access or vSphere Client fails with an SSL certificate error (1021514)」の日本語訳です。記事はベストエフォートで翻訳を進めているため、ローカライズ化コンテンツは最新情報ではない可能性があります。最新情報は英語版の記事で参照してください。


  • Web アクセスまたは vSphere Client を使用して vCenter Server にアクセスすると失敗する
  • 次のエラーが表示される

    セキュリティ警告
    証明書の警告
    信頼性のない SSL 証明書が「vCenter_FQDN」にインストールされているため、安全な通信は保証できません。セキュリティ ポリシーによっては、これがセキュリティ上の問題にならない場合があります。この警告を非表示にするには、信頼性のある SSL 証明書を vCenter Server にインストールしなければならない場合があります。
    「無視」をクリックすると、現在の SSL 証明書を継続して使用します。


Environment

VMware vCenter Server 4.0.x

Resolution

この問題は、vCenter Server の自己署名証明書が信頼できない場合、または最初のインストール後に vCenter Server の FQDN または省略名が変更された場合に起こります。
この問題を解決するには、vCenter Server の自己署名証明書を作成する必要があります。
注:カスタムの証明書または CA 署名付き証明書を使用する場合は、『Replacing vCenter Server Certificates』を参照してください。

自己署名証明書を作成するには、次の手順を実行します。
  1. http://gnuwin32.sourceforge.net/packages/openssl.htm から OpenSSL をダウンロードおよびインストールします。

    :このリンクは 2010 年 6 月 2 日時点のものです。リンクが切れているのに気づいた場合はご連絡ください。VMware の担当者がリンクをアップデートします。

  2. C:\ に openssl という名前のフォルダを作成します。
  3. コマンド プロンプトを開き、C:\Program Files\GnuWin32\bin に移動します。

    :次のコマンドを使用するには管理者としてコマンド プロンプトを実行する必要がある場合があります。

  4. 次のコマンドを実行して SSL 証明書を作成します。


    openssl genrsa 1024 > c:\openssl\rui.key

    openssl req -new -key c:\openssl\rui.key > c:\openssl\rui.csr -config "C:\Program Files\GnuWin32\share\openssl.cnf"

    :国、組織、名前、および電子メール ID など、証明書に関する必要な情報を指定してください。また、vCenter Server の [共通名] フィールドに FQDN または NetBios 名を指定してください。この手順では、パスキーを指定する必要はありません。

    openssl x509 -req -days 730 -in c:\openssl\rui.csr -signkey c:\openssl\rui.key -out c:\openssl\rui.crt

    openssl pkcs12 -export -in c:\openssl\rui.crt -inkey c:\openssl\rui.key -passout pass:testpassword -out c:\openssl\rui.pfx

  5. vCenter Server 上で証明書を置換するには、次の手順を実行します。
    1. C:\Documents and Settings\All Users\Application Data\VMware\VMware VirtualCenter\SSL\ にある既存のファイル rui.key、rui.crt、および rui.pfx をバックアップ フォルダにコピーします。
    2. カスタム ファイル rui.key、rui.crt、および rui.pfx を C:\Documents and Settings\All Users\Application Data\VMware\VMware VirtualCenter\SSL\ にコピーします。

      : Windows Server 2008 では、上記のファイルを C:\ProgramData\VMware\VMware VirtualCenter\SSL\ にコピーします。

  6. VirtualCenter Server サービスを停止します。詳細については、Stopping, starting, or restarting vCenter services (1003895) を参照してください。
  7. データベース パスワードをリセットするには、vCenter Server のインストール先のルート ディレクトリに移動して、次のコマンドを実行します。

    vpxd.exe –p

    新しいパスワードの入力を求めるプロンプトが表示されたら、既存のデータベースのパスワードを入力します。パスワードの確認を求めるプロンプトが表示されたら、もう一度パスワードを入力します。

  8. VirtualCenter Server サービスを再起動します。詳細については、Stopping, starting, or restarting vCenter services (1003895) を参照してください。
  9. vCenter Server の信頼できるルート CA に証明書をインストールするには、次の手順を実行します。
    1. C:\Documents and Settings\All Users\Application Data\VMware\VMware VirtualCenter\SSL\ にある rui.crt ファイルをダブルクリックします。
    2. 証明書のインストール をクリックして、次へ2 回クリックします。
    3. すべての証明書を次のストアに配置 を選択します。
    4. 信頼できるルート認証局 証明書ストアを選択します。
    5. OK、次へ、完了 の順にクリックし、はい をクリックします。

  10. 新しい証明書を使用して vCenter Server にログインします。
  11. ESX ホストの表示が切断になっている場合は、そのホストを右クリックし、プロンプトの指示に従って、root 認証情報を使用してホストに接続します。


Additional Information

Accessing a vCenter Server using Web access or vSphere Client fails with an SSL certificate error