hostd
および vpxa
管理エージェントは、/var/log/vmware/
ディレクトリにあるそのエージェント用のローカル ログに加えて、ローカル syslog
デーモンにそのログを送るように構成することができます。syslog
機能に送信すると、/var/log/messages
が満杯になってローテーションが加速する可能性があります。これにより、問題をトラブルシューティングする能力が低下する可能性があります。VMware では、ESXi/ESX のローカル syslog
サービスがログ メッセージをネットワークを介してリモート syslog
ログ コレクタに経路指定するように構成されている場合にのみ、この構成を使用するようお勧めします。syslog
コレクタにログを記録するように ESXi/ESX ホストを構成する方法の詳細については、Enabling syslog on ESX (1005030) または Enabling syslog on ESXi 3.5 and 4.x (1016621) を参照してください。syslog
サービスを使用する ESX。リモート syslog
サービスにより、カーネル ログだけでなく、管理エージェント ログの一元的な分析または恒久的ストレージが容易になる可能性があります。syslog
サービスを使用しない ESXi。ローカル syslog
デーモンは 8 MB のログを保存およびローテーションしており、詳細な管理エージェント ログによってすぐに使い果たされてしまいます。具体的な例については、The vpxa management agent fills local logs in ESXi 4.1 (1030672) を参照してください。免責事項: これは英文の記事 「Configuring syslog logging for hostd and vpxa management agents on ESXi/ESX (1017658)」の日本語訳です。記事はベストエフォートで翻訳を進めているため、ローカライズ化コンテンツは最新情報ではない可能性があります。最新情報は英語版の記事で参照してください。
syslog
サービスへの hostd
および vpxa
管理エージェントのログの経路指定は、一対の構成ファイルによって管理されます。hostd
管理エージェントはデフォルトで syslog
にログを出力しますが、ESX 3.5 ~ 4.1 の場合には出力されません。vCenter Server 4.1 以上によって管理される ESXi の場合、vpxa
管理エージェントはデフォルトで syslog
にログを出力しますが、4.1 より前の vCenter Server や ESX のすべてのバージョンの場合には出力されません。hostd
および vpxa
の場合は、各管理エージェントの XML 構成ファイルを変更することにより、この機能を個別に有効または無効にすることができます。構成ファイルは、vSphere コマンド ライン インターフェイス ユーティリティ vifs.pl
を使用してホストからコピーし、ローカルで変更してから、コピーしてホストに戻すことができます。あるいは、その場所でファイルを ESX ホストのコンソールから変更することもできます。これらのオプションの詳細については、Editing configuration files in VMware ESXi and ESX (1017022) を参照してください。vifs.pl
または別のリモートでの手法を使用する場合は、ESXi/ESX ホストから構成ファイルをコピーします。詳細については、Editing configuration files in VMware ESXi and ESX (1017022) を参照してください。hostd
管理エージェント /etc/vmware/hostd/config.xml
にあります。 /host/hostAgentConfig.xml
として公開されます。vpxa
管理エージェント /etc/opt/vmware/vpxa/vpxa.cfg
にあります。 /host/vpxa.cfg
として公開されます。<config>
内で <log>
セクションを見つけます。例:<config>
...
<log>
...
<level>verbose</level>
...
<log>
セクション内に行を 5 行追加するか、または変更し、次の 3 つのオプションを指定します。/config/log/outputToSyslog
syslog
にログを記録するかどうかを指定します。true
または false
を使用します。 /config/log/syslog/ident
Hostd
または Vpxa
を使用します。 /config/log/syslog/facility
syslog
機能。ESX 3.5 の場合は local3
を、他のすべてのバージョンの ESXi/ESX の場合は local4
を使用します。storageMonitor
が local4
機能を利用します。そのため代わりに local3
を使用してください。詳細については、Basic SCSI Storage Troubleshooting (1010213) の「storageMonitor を使用した SCSI レイヤー内の問題の調査」セクションを参照してください。syslog
に出力しないエージェント バージョンの場合、これらのタグは構成ファイル内に存在せず、追加する必要があります。<config>
...
<log>
...
<level>verbose</level>
<outputToSyslog>true</outputToSyslog</STRONG>>
<syslog>
<ident>Hostd</ident>
<facility>local4</facility>
</syslog>
</log>
vifs.pl
または別のリモートでの手法を使用する場合は、変更した構成ファイルをコピーして ESXi/ESX ホストに戻します。/sbin/auto-backup
注: ESXi 4.1 Update 2 以降のリリースの場合、vpxa および hostd ログは /var/log/messages に書き込まれません。この動作は、/etc/syslog.conf ファイルで logall=non_zero_value を設定し、syslogd サービスを再起動することによって有効にすることができます。たとえば、前の動作に戻すには、logall=1 オプションを /etc/syslog.conf に追加します。詳細については、The vpxa management agent fills local logs in ESXi 4.1(1030672) を参照してください。
syslog
コレクタにログを記録するように ESXi/ESX ホストを構成する方法の詳細については、Enabling syslog on ESX (1005030) または Enabling syslog on ESXi 3.5 and 4.x (1016621) を参照してください。