PIM/PAMSC: sepmd -n が「同期モードにサブスクライバが存在します。」のエラーを返す

Products

• CA Privileged Identity Management Endpoint (PIM)
• CA Privileged Access Manager - Server Control (PAMSC)

Issue/Introduction

Privileged Access Manager Server Contorl (以下、PAMSC) または、 Privileged Identity Manager (以下、PIM) のエンドポイントで 親PMDにサブスクライバとして子PMDを追加すると以下のエラーが発生する。

エラーの例:
# sepmd -n ParentPMDB ChildPMDB
・・・
現在 ChildPMDB に送信するデータベース ルールを準備しています...
Failed to subscribe ChildPMDB to Policy Model ParentPMDB: エラー:  同期モードにサブスクライバが存在します。

Environment

Privileged Identity Manager: 全てのバージョン
Privileged Access Manager Server Control: 全てのバージョン

Cause

以前に一度サブスクライブした時にファイル (ChildPMDB_updates) が作成されているがサブスクライバには残っていない可能性があります。

# pwd
/opt/CA/PAMSC/policies/ParentPMDB

# ls -lh ChildPMDB*
-rw-r--r--. 1 root root 0 Jan 31 23:18 ChildPMDB_updates

# sepmd -L ParentPMDB
・・・
No subscribers found

Resolution

残存しているファイルを削除して子 PMD をもう一度サブスクライブしてください。

# rm ChildPMDB_updates
rm: remove regular empty file ‘ChildPMDB_updates’? y

# sepmd -n ParentPMDB ChildPMDB
・・・
現在 ChildPMDB に送信するデータベース ルールを準備しています...
ChildPMDB  を Policy Model ParentPMDB にサブスクライブしました。 

Additional Information

ファイルを削除してもエラーが発生する場合は、別の問題の可能性があります。
削除後のエラーの内容を記録して、サポートケースをオープンしてください。

なお、本KBは以下の英文 KB を翻訳し補足しました。

Article ID: 278700: sepmd -n Gives "Subscriber exists in sync mode" Error