PIM: CA PIM エンドポイントで監査ログを syslog に転送する方法について
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PIM: CA PIM エンドポイントで監査ログを syslog に転送する方法について

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Article ID: 282061

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CA Privileged Identity Management Endpoint (PIM) CA Privileged Access Manager - Server Control (PAMSC)

Issue/Introduction

Privileged Identity Manager ( 以下、 PIM) の UNIX 版のエンドポイントで監査ログを syslog に転送するための設定方法について説明させていただきます。
いろいろなログを syslog で一元管理するようなシステムでは PIM の監査ログも合わせて収集可能になります。

Environment

Privileged Identity Manager: UNIX 版エンドポイントのすべてのバージョン

Privileged Access Manager Server Control : UNIX 版エンドポイントのすべてのバージョン

Resolution

以下の手順で設定してください。

  1. PIM サービスの停止
    >>  <INSTALL_DIRECTORY>/bin/secons -sk
  2. <INSTALL_DIRECTORY>/log/selogrd.cfg を開き ( 存在しない場合は新たに作成してください。 ) 以下のルールを追加してください。
    -- ここから --
    Rule#1
    syslog LOG_INFO
    .
    -- ここまで --
    注: 最後の '.' はルールの最後に絶対必要です。
  3. 変更を保存
  4. PIM の再起動
            >>  <INSTALL_DIRECTORY>/bin/seload
  5. selogrd デーモンの再起動
    >> <INSTALL_DIRECTORY>/bin/selogrd
  6. サーバ上の syslogd を再起動

これで、監査ログが、/etc/message ファイルに記録されるようになります。

説明に使用された単語は以下の通りです。
<INSTALL_DIRECTORY> : PIMのインストールディレクトリ。 デフォルトは /opt/CA/AccessControl になります。

>> : PIM エンドポイントサーバ上で実行されるコマンド。

注 : ログインは seosdb とシステムの管理者権限を持つユーザで行ってください。

Additional Information

selogrd.cfg の異なるルールで以下のように異なるレベルを出力することも可能です。
selogrd.cfg の設定方法については 以下のマニュアルもご参照ください。

監査ログ ルーティング環境設定ファイル selogrd.cfg

LOG_EMERG システムが使用できません。
LOG_ALERT アクションを即座に実行する必要があります
LOG_CRIT 致命的な状態
LOG_ERR エラー状態
LOG_WARNING 警告状態
LOG_NOTICE 正常ですが、重大な状態
LOG_INFO 情報参照用
LOG_DEBUG デバッグレベルのメッセージ

 

なお、本KBは以下の英文 KB を翻訳し補足しました。

Article ID: 36443: How to configure CA Privileged Identity Manager Endpoint to send seaudit logs to syslog