この文書では、NAT (ネットワークアドレス変換) 環境での Symantec Endpoint Protection (SEP) 導入に関する、よく寄せられる質問について記載しています。
クライアントは SEPM に正しく接続し、通常通りポリシーとコンテンツをダウンロードします。SEPM はクライアントが NAT ルーターの IP から接続していると認識しますが、この動作は正常であり、機能的な影響はありません。
クライアントは状態報告 (opstate) を SEPM に送信する際、ローカル IP アドレスやその他のネットワーク構成を含むネットワークステータスを SEPM に転送します。
SEPM が NAT ルーターの背後にある場合、いくつかのことを理解し対処する必要があります。
SEPM が NAT ルーターの背後にある場合でも、Web コンソールに接続することは可能です。ただし、1 つ注意点があり、レポートページの一部はローカルの SEPM ホスト名/アドレスへのリダイレクトを使用しているため、NAT 経由で接続した場合、これらのページは表示されません。
これは主にモニターとレポートページに影響し、その他の機能は期待通りに動作するはずです。
SEPM コンソールはクライアント通信ポートとは異なるポート (デフォルト 8443) を使用するため、両方のポートを別々に変換する必要があります。